和子の記録 フォト&俳句

長い間ネイチャーフォトを楽しんで来ましたが最近これに俳句の趣味が加わりました。まだ不慣れですがブログに載せていきます。

足立美術館 庭園日本一

2024-02-29 10:44:42 | 日記




















松江で一泊をしてから山陰線米子行きに乗り30分弱で安来に着きました。ここからは電車に接続している足立美術館行き無料のシャトルバスに乗り20分で到着しました。
ここ足立美術館は昭和45年、地元安来出身の実業家、足立全康氏によって開館されました。
日本画の巨匠 横山大観 をはじめ竹内栖鳳、川合玉堂、富岡鉄斎、榊原紫峰、上村松園などの近代日本画と、料理人としても名を馳せた北大路魯山人の陶芸作品、
林義雄、武井武雄らの童画や、現代日本画を展示するとともに、約5万坪の日本庭園を堪能できる美術館です。

5万坪の広大な日本庭園は「庭園もまた一幅の絵画である」という信念のもと細部まで維持管理されており、白砂青松庭など多様な庭園が、春夏秋冬の季節ごとに美しい姿を
見せてくれます。
アメリカ専門誌の日本庭園ランキングでは毎年連続で「庭園日本一」に選出されています。また、フランスの旅行ガイドブック『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』では、
山陰エリアで唯一となる最高評価の「三つ星」として掲載されています。

平成22年に開館40周年を迎えたのを機に新館をオープンしました。足立美術館賞受賞作を中心に、現代を代表する日本画家の優秀作およそ350点を所蔵するほか、毎年秋には
「再興院展」を開催し、日本美術院同人の新作や院展入選作を一堂に展されているそうです。
新館オープン後は現代日本画の粋をあわせてお楽しみいただけるようになり、近代から現代に至る日本画の流れも一望できることとなりましたとパンフレットに記載されていました。
今回は真冬ということもあり観光客は比較的すくなくゆっくり鑑賞出来ました。喫茶室もすいていたのでのんびりし過ぎて新館を見る時間が少なくなったのは残念でした。
帰りは同じく無料のシャトルバスで安来まで送ってもらい安来発15:17のやくも22号で倉敷までいきました。今晩は倉敷泊です。

冬樹の芽光をまとい粛々と

散歩にて

2024-02-22 14:37:19 | 日記


























冬から春に急ぎ足の昨今ですが一昨日は初夏の陽気で春コートを脱ぎ棄てての散策を楽しみました。
けれど昨日今日と寒い日に舞い戻りで暖房が必要になりました。
暖かった日の散策で出会った家の周りの花と我が家の出窓の花を紹介します。。シクラメンはもう4か月も
咲き続けていまだに元気です。戸外では咲き始めなかった極楽鳥も家の中で咲き始めました。

碧空に映ゆる満作枯れ葉添え

松江城 小泉八雲記念館

2024-02-17 08:37:53 | 日記

松江開府の祖堀尾吉晴







松江神社

興雲閣









ハートの石垣



小泉八雲記念館








松江城は、現在の島根県松江市殿町に築かれた江戸時代の日本の城で別名を千鳥城ともいわれています。現存の天守は2015年に国宝に指定されました。
城跡は国の史跡に指定されているそうです。 
姫路城や彦根城のような塗籠造り(白壁)は少なく、その大部分が、黒く厚い雨覆板でおおわれています。板の黒い染料は湿気防止の柿渋やすす、漆などを
混ぜたものと言われています。
松江開府の祖堀尾吉晴が慶長12年(1607)から5年の歳月をかけ完成させ、堀尾2代、京極1代、松平10代の居城でした。
標高28mの亀田山(城山)の丘陵上に構成された平山城で、各所に袋狭間(ふくろはざま)が設けられ、関ヶ原の合戦が終わって間もない頃の質実剛健な構えと
実戦本位の設計が特色です。姫路の白鷺城に対し、千鳥城の名がありますがそれは千鳥が羽を広げたような曲線の屋根を「入母屋破風」と言い、それが東西南北の
四方に乗っていることから別名「千鳥城」と呼ばれるにようになったと言われています。
小さなハート形の石垣も見つけました。
興雲閣 は 松江城の二の丸に、明治時代の美しい洋館 です。明治40年に時の皇太子嘉仁親王(のちの大正天皇)がお泊まりになられた建物で、島根県内に残る数少ない ..
建物です。見学は自由でした。

小泉八雲記念館は日本人として54年の生涯を閉じた小泉八雲、ラフカデイオ・ハーンが明治23年来日し島根尋常中学校および師範学校の英語教師として過ごした
ばしょです。一年3か月で武家の娘小泉セツと出会い結婚して松江を去り熊本。神戸。東京と移り住みました。
出雲の生活を描いた《知られぬ日本の面影》,日本人の内面生活をとらえた《心》,また日本の怪談の再話はとくに著名ですよね。《怪談》)。

八雲の自筆原稿、衣類、松江中学へ赴任の雇用契約書、その他の関係資料約900点を収蔵。東隣には八雲が半年住んだ旧居もありました。

冬晴れや石垣ハートの松江城

稲佐の浜 出雲大社に参拝して  うず煮

2024-02-11 18:03:09 | 日記

稲佐の浜





4つの鳥居をくぐります

祓社 

拝殿

御本殿 

素鵞社(そがのやしろ〉
素鵞の社(そがのやしろ)の社殿の縁の下に砂を入れた木箱が置いてあります。 その箱に稲佐の浜でとってきた砂と
木箱にあるお砂とを交換しました。「家の四隅に置くと災いから守ってくれるそうです」



西の拝礼所 



うず煮



出雲市駅にて








神々の国と呼ばれる出雲の地に、その象徴のように建つ出雲大社。八雲山を背にした境内には森厳な空気が漂い、数千年の歴史を持つ神殿が厳かに建っていました。
先日、21時50分東京発のサンライズ出雲に乗って出雲大社を訪ねました。
年末に泊まりに来ていた大学4年生の孫が同行を約束していた友人が行かれなくなりどうしようかと困っていました。前日まの2日間は大人の休日切符の旅行が
決まっていましたがせっかくのチャンスなの無理を押して孫との旅を計画。直前では取りにくいというサンライズ出雲の個室寝台も1月4日に予約が取れました。
出雲市駅について荷物はコインロッカーに預けて身軽になってから一畑電鉄で出雲大社前で下車しました。あいにく雨が降り出したのでタクシーを呼んでもらって
初めに稲佐の浜にお参りしてお砂を頂きました。その後戻ってもらって祓の社の前で降り正式参拝をしました。孫は初めてでしたが私は二度目になります。
    
① 稲佐の浜で砂を採取する  ②勢溜から4つの鳥居をくぐる  ③祓社  ④手水舎で手と口を清める  ⑤ 拝殿 二例四拍手一礼  ⑥御本殿 
⑦十九社  ⑧素鵞社(そがのやしろ) ⑨西の拝礼所  ⑩神楽殿   ⑪御朱印を頂く

出雲の伝統料理うず煮をいただきました。
創業明治15年、出雲大社のお膝元に位置する和食料理店看雲楼で
出雲大社に古くから伝わる郷土料理「うず煮」。地元でとれたフグで出汁をとり、味を調え、かんぴょう、椎茸、フグの身を入れ、くず粉でとろみをつけ、
あんに仕立てます。お椀にあんを注ぎ御飯を盛りつけ、セリと岩海苔、山葵をのせます。御飯をあんにうずめながら頂きます。
食材は出雲の幸として奈良時代の文献にあるものばかりです。歴史ある大社の町らしいおもてなし料理ですね。出雲大社直伝の味を今も守り継いでいるとのこと。
さっぱりしていてよいお味でした。

森厳なる出雲境内冬巡る