和子の記録 フォト&俳句

長い間ネイチャーフォトを楽しんで来ましたが最近これに俳句の趣味が加わりました。まだ不慣れですがブログに載せていきます。

函館 赤煉瓦倉庫群 函館奉行所

2016-12-29 08:00:01 | 日記

新島襄海外渡航の地碑

金森倉庫群

装飾品の店が多い

函館奉行所 

五稜郭公園

函館ベイエリアでは金森倉庫群などを見学しました。この近くには新島襄海外渡航の地碑があります。1864(元治元)年21歳の時新島襄はここ函館の港から国禁を犯してアメリカへ密航しました。当時幕府から監視の目が届きにくい場所だったのでしょうか?新島襄は帰国後同志社大学を創設した人です。
今回の旅の目的は観光だけでなく究極の函館ラーメン”あじさい”で塩ラーメンを食べることでした。五稜郭タワーの近くにある本店まで行って食べましたがここへ来るのは四度目です。建物の二階にラーメンのお店があり、入り口迄の螺旋階段にはすでに30人以上は並んでいました。皆ここの味を知ってかじっと待っています。このラーメンは前述の金森倉庫群近くにも支店があります。また千歳空港のラーメン横町でも食べられますがやはり本場で味わう塩味のあじさいラーメンは最高です。このラーメンに嵌って年末にはいつもネットで取り寄せているほどです。
五稜郭公園では140年の時を超えて復元された函館奉行所などを見学しました。この奉行所は元々は元町にあったそうです。


地図片手二人三脚ぬかごめし

一年間拙いブログにお付き合いいただき有り難うございました。引き続き来年も宜しくお願いいたします。
皆様どうぞ良き新年をお迎え下さい。

函館 元町を歩く 坂道と旧庁舎など 

2016-12-26 08:00:01 | 日記

旧函館区公会堂

北海道庁函館支庁庁舎

旧相馬邸玄関 豪商相馬哲平の館

旧イギリス領事館庭

ペリー記念碑

大三坂

函館港を見下ろす高台にある旧函館区公会堂はブルーグレーとイエローの美しい建物でひときは目を引きます。公会堂の前で数人の若い女性がこの建物内部にあるハイカラ衣装館の話で盛り上がっていました。聞き耳をたてていると記念写真を撮ろうかどうか迷っているようです。ハイカラ衣装館では衣装(ドレス)を借りてメークもして貰い思い出の記念写真を撮る事が出来ます。旅の記念にレトロな公会堂で写真を撮りたいという気持ちもわかるような気がします。そこを後にしてしばらく歩くと1854(安政元)年ペリー提督函館来航の記念碑がある広場に出ました。1854年といえばペリー艦隊が神奈川県伊豆下田に来航して日米和親条約が結ばれた年ですが帰りに函館にも来航(捕鯨船の食料燃料の補給のため)し二週間滞在したそうです。旧イギリス領事館のお庭の薔薇も綺麗でしたが大三坂からの眺めもまた良かったです。


ロマンかな函館の地の野紺菊

函館 元町を歩く 坂道と教会群

2016-12-22 08:00:05 | 日記

カトリック元町教会

ハリストス正教会(ロシアビザンチン様式)

聖ヨハネ教会(聖公会)とチャチャ登りの急坂

日本最古の船魂神社

国内で訪れてみたい人気NO1の坂 八幡坂

前回の函館旅行ではひたすら歩き回り足が痛くなった苦い思い出があるので、今回は4日間ずっとレンタカーを借りました。でも駐車ができない中心街の観光ではやはり歩くしかありません。夫が八幡坂で絵を描いている間に坂を上り下りしながらカトリック元町教会などの教会群をのんびり見て回りました。ガイドさんに連れられた団体旅行の観光客や数人のグループで地図を片手に見て回る修学旅行生に混じって、ここでもアジア系の多くの外国人に出会いました。写真にあるチャチャ登りのチャチャとはアイヌ語でおじいさんが腰をかがめて歩くという意味だそうです。坂が多い函館でも一番の急坂でした。短い距離ですが前のめりになって私も登っていきました。小さな地域に宗派の違う教会がそろっているのは世界でも珍しいとのことです。


カタコトを笑みで交わしておんこの実

函館 立待岬と啄木小公園

2016-12-18 08:00:02 | 日記

立待岬公園より

石川啄木一族のお墓

小さく見えるのが啄木の像 歌碑には 潮かほる北の浜辺の砂山のかの浜薔薇よ今年も咲けるや

西条八十が啄木に捧げた歌碑

大森浜の日没

二日目の夕方、石川啄木ゆかりの場所を訪ねて函館山の南端にある立待岬へ向かいました。立待岬に着いた頃には暗くなり始めていましたが観光バスが何台も停まっていました。道が狭く一方通行になっていてアクセスの悪いところですが下北半島と津軽半島が見えるビューポイントなので観光コースになっているようです。この岬には啄木とは交流のあった与謝野鉄幹と晶子の歌碑もあり近くには啄木一族の墓もありました。啄木が函館で暮らした期間はわずか132日間のみ(1907年)でしたが晩年「死ぬときは函館で死にたい」と手紙に残したほど函館を愛していたそうです。そこを後にして20分ぐらい走った大森浜には啄木の像と歌碑がある啄木小公園がありました。この場所は啄木が好んで散策した所だそうで歌の題材にもなって残っています。歌集「一握の砂」の中の”東海の小島の磯の白砂にわれ泣きぬれて蟹とたはむる”の東海はここの大森浜のことらしいです。


秋の声ライン描きし夕茜

函館 紅葉の大沼国定公園

2016-12-14 08:00:20 | 日記








函館旅行の2日目は大沼国定公園を訪ねました。函館市の北16キロのところにあるこの公園には駒ヶ岳の噴火によって出来た大沼、小沼、蓴菜(じゅんさい)沼があり、大沼、小沼には大小あわせて126の小島があります。小島の一部は橋で繋がれ一周出来るようになっていますのでゆっくりと時間をかけて紅葉を見ながら巡りました。
散策中にちょうどお昼になるのがわかっていたので見晴らしの良い休憩所で前もって買い込んだ美味しいと評判の山川牧場の絞りたての牛乳とローストビーフサンドでランチをとり至福の時間を過ごしました。途中で日本人に出会ったのは少なく、外国からの大勢の観光客に会いました。


晩秋や異国語交わす沼巡り