和子の記録 フォト&俳句

長い間ネイチャーフォトを楽しんで来ましたが最近これに俳句の趣味が加わりました。まだ不慣れですがブログに載せていきます。

晩秋の日光植物園で見られたお花

2022-11-29 11:12:36 | 日記

オヤマボクチー

シンワスレナグサ

ミゾソバ

オオマルボノホロシ

カキツバタ

シラネセンキュウ

リュウノウキク

リンドウ



植物園側から見た憾満の路






12月3日、霧降高原から戻って次に行ったのは日光植物園でした。東照宮、二荒山神社、輪王寺のもみじも丁度見頃ですし、多くの観光客はイロハ坂を登って中禅寺湖周辺の観光に出かけたようです。
ですから植物園の紅葉を見に来ている人は少なかったのですが静かな水生植物園周辺では秋ならではの花にも出会い、ゆっくり2時間をかけての散策を楽しむことが出来ました。
大谷川左岸のうっそうとした森を作る植物園が日光植物園です。東大理学大学院理学系の研究施設で、温帯から亜寒帯の植物、高山植物、針葉樹まで育てています。
その為日光植物園で栽培されている植物は、高山植物、湿原植物など自生するものも含めて約2,200種類を栽培しています。
12月から3月まで休園になり来年は4月1日が開園となります。その頃また来て園内ガイド付きで水芭蕉や早春の足元の花々を観察できると嬉しいですね。

目立たぬがいま満開の冬桜

日光霧降の滝の紅葉

2022-11-23 17:19:21 | 日記












霧降の滝は古くから華厳ノ滝、裏見ノ滝とともに日光三名瀑の一つに数えられている滝です。
霧降川にかかる滝は上下2段になっており、上段が25メートル、下段が26メートル、高さは75メートルあります。
下段の滝の水が、まるで霧のように細かに岩に当たりながら流れ落ち、その様子からこの名がついたと言われています。
霧降の滝入り口から15分間歩くとそこには観瀑台があり周囲の紅葉と溶け合った滝の全容を眺めることができ、その姿は圧巻です。
また、江戸時代を代表する浮世絵師・葛飾北斎も描いた滝としても有名です。
時折雲間から太陽がのぞくという天候でしたので一瞬の光をとらえる難しさもあり、また観爆台から滝がよく見える位置は木々にさえぎられて
立ち位置は2か所のみで長居はできずに順番待ちになっていました。。
12月3日の日光はどこも紅葉真っ盛りで特にイロハ坂は朝から大渋滞だったようです。けれど日光駅から霧降の滝への道は混雑することもなくて
タクシーで10分と近かったのです。
滝を堪能した後少しの休憩を取りながら同行の4人と帰りのバスを待っていると、なんと運よくまた空のタクシーが来たので乗り込み駅に戻りました。

高瀬渓谷

2022-11-20 09:58:50 | 日記

高瀬湖





不動つり橋







濁沢の滝






旅の最後は高瀬渓谷の紅葉を見にいきました。
高瀬渓谷は、高瀬川に沿って連なる大町ダム・七倉ダム・高瀬ダムの3つのダムと、葛温泉を含む周辺一帯をいいます。雄大な自然の中に突如現れる巨大なダムの風景は、まさに圧巻。
また、四季折々の自然の表情が楽しめ、特に紅葉は県内有数のロケーションでもありますとパンフレットにありました。
観光バスを七倉広場で降りてそこからは決められたタクシーでしか行けません。トンネルをいくつも抜けて15分でダムサイドに着きました。目の前に広がる高瀬湖のまぶしいばかりの
ブルーの色に目を奪われました。少し休憩してそこから400メートルのトンネルを歩きました。暗いトンネルですが1・5メータ幅の歩道を400メートル歩くと出口になり今度は
長い長い木の不動沢のつり橋を揺られながら渡りました.。安全ではあるものの時々体がふらついてスリルがありましたが。つり橋を降りたらキャンプ場跡地を通り今度は細い山道を
登ること15分。時々ロープにも頼りながらやっと砂地に出ました。そこからさらに岩場の斜面を歩くと濁沢の滝が見えてきました。ここは10年以上前にも写真の仲間3人と桂の
黄葉を撮影に来たところでもあります。その時は10月初めで木々の紅葉は始まっていませんでしたが登りは細い山道でなく下から砂地をのんびり上って行ったと記憶しています。

奥只見湖遊覧と塩沢宿を訪ねて

2022-11-14 10:14:38 | 日記

奥只見湖









塩沢宿











龍ケ窪




奥只見湖は貯水量6億tを超える、日本屈指の巨大人造湖で、昭和35年に電源開発(株)により完成しました。(江戸時代には銀が採掘されていたことから、別名「銀山湖」とも呼ばれています。)
高さ157m、全長480mの直線重力式コンクリートダムで発電された電気は約75%が東京電力に、25%が東北電力に売電されるそうです。
紅葉の名所100選に選ばれている新潟屈指の紅葉スポットの奥只見湖はシーズンになるとブナの原生林の黄葉や茶葉、カエデ系の赤、紅、紫、朱、など色鮮やかな紅葉を楽しめるところだそうです。
今年は赤が少ないなあと何度か来ている遊覧船(外輪船ファンタジア号)で隣同士になった方が教えてくれました。全山が黄色で赤色を探すようでした。

次に訪ねた塩沢宿は、江戸と越後を結ぶ三国街道沿いの宿場町として栄え、特産品である越後上布(重要無形文化財)や塩沢紬(伝統工芸品)などの織物の産地として発展してきたところです。
全国有数の豪雪地としても知られています。
歩いた牧之通り(ぼくしどおり)は「北越雪譜」の作者である江戸後期の文人・鈴木牧之が生涯を過ごした地でもあります。やはりコロナ禍の影響でしょうか歩いている人も少なく街並みが閑散と
していたのが少し期待外れでした。以前のツアー旅行ではこちらで昼食とフリータイムをとっていた時もあったそうです。上越線塩沢駅から歩いて5分と近いので次回ゆっくり訪ねたいなと思いました。
雁木と切妻屋根が続く雪国ならではの街並みと江戸時代の宿場町の風情を堪能でき、近くには牧之にまつわる品々を集めた「鈴木牧之記念館」もあるそうです。

最後の観光地は日本名水百選にも選定されているという龍ケ窪でした。
竜神伝説が残る竜ヶ窪の池は、神秘的な森に囲まれ、コンコンと湧き出る水は、どんな年でも涸れることはないといわれているそうです。
全国名水百選に選ばれた池、龍ヶ窪の美しいエメラルドグリーンの水は、大量の地下水が湧きでて..黄葉の木々が見事に映えた静かな池でした。駐車場から歩いて10分の所。

アルプの里の秋を堪能

2022-11-10 05:48:45 | 日記

ダイモンジソウ





トリカブト







チシマラッキョウ

シモツケ





あやめ池







ドラゴンドラに乗る前

二居湖

先日ツアー旅行でしたがアルプの里に行って来ました。以前夏のアルプの里を訪ねた時は沢山の高山植物の花が見られて感動したことがありました。
ロープウェーとやまびこリフトを乗り継いでまずは湿生花園あやめ池に。数分のリフト乗車ですがそこから見える山々の紅葉に目を見張りました。
大小様々の岩で作り挙げられた岩のお花畑には、2,500m級の高山でしか見ることが出来ない希少な高山植物がある日本最大級の広さのロックガーデン。
シーズンを通して200種以上咲き乱れるそうです。でもこの時期ではもう終わりかなあと思っていたのですが大文字草が今を盛りとばかり多く見られた
のには驚きでした。あやめ池の周りの散策も楽しいものでした。6月下旬にはヒマラヤの青い罌粟も咲くとのことで来年は来てみたいと思いました。
アルプの里を後にしてからは苗場のドラゴンドラにも乗りましたが3年前に行った時の紅葉の派手さはなく黄色ばかりが目立ち赤がほとんど少ないかなあと
思わせる今年の苗場には少々がっかりでした。