和子の記録 フォト&俳句

長い間ネイチャーフォトを楽しんで来ましたが最近これに俳句の趣味が加わりました。まだ不慣れですがブログに載せていきます。

上野東照宮 ぼたん苑 Ⅱ

2023-02-28 04:59:46 | 日記
































上野東照宮ぼたん苑は、徳川家康公を御祭神とする上野東照宮の敷地内に、1980年4月、日中友好を記念し開苑しました。
回遊形式の日本庭園に植栽された牡丹は現在、春は110品種500株、冬は40品種160株が栽培されています。
東京都心にありながら緑豊かな上野で、江戸風情に身を委ねながら、ゆっくりと牡丹をご観賞くださいと紹介されています。
今回は冬ぼたんを見てきたのですが4月から始まるぼたん苑もさらに見ごたえ充分ですからまた訪ねてみたいと思います。
巨木探訪を趣味とするお仲間7人と昼食後は上野公園内を散策して帰りました。
いま公園内では2本のカンザクラが咲いていましたがこれからソメイヨシノが咲く頃には大勢の花見客が訪れる場所です。
桜は古木になりかなり切られていました。

牡丹の芽の秘めし力を見習いぬ

上野東照宮 冬ぼたん Ⅰ

2023-02-23 10:44:55 | 日記






































昨日、上野東照宮の敷地内にある上野東照宮のぼたん苑に行って来ました。牡丹には早春と初冬に咲く二期咲きの品種がありそれらは
「寒牡丹」と呼ばれています。気候に大きく左右されて着花率は2割以下と低く、咲かせるのは極めて困難だそうです。
それに対して特殊な栽培技術を用いて咲かせたものが「冬牡丹」だそうです。花の少ない冬に藁囲いの中で咲く可憐な花は華やいで見えました。
苑内には約40品種・160株の冬牡丹・寒牡丹のほか、ロウバイ、満作(まんさく)、早咲きの梅、フクジュソウ、クリスマスローズ、馬酔木、ツバキ
等が見られました、河津さくらも咲いていましたよ。日差しがまぶしかったのですが咲いている雰囲気がわかるように写してみました。
会期は今年は2月26日まででもうすぐ終わりになりますがまだまだ見ごたえは十分なのに惜しいですね。

春昼に集ふ上野は三年振り

善光寺にお参りして

2023-02-20 09:29:44 | 日記

本堂

手前が山門 奥が本堂

鳩の字の額



経堂








日本最古の仏像といわれる一光三尊阿弥陀如来を御本尊とし、創建以来約1400年の歴史を持つ善光寺。宗派の別なく誰でも分け隔てなく受け入れる
庶民の寺として、国内外から多くの参拝者が訪れています。
山門の楼上には輪王寺宮筆の「善光寺」と書かれた額が掲げられています。これは、通称「鳩の字の額」と呼ばれており、3文字の中に鳩が5羽隠されています。
更に「善」の一字が牛の顔に見えると言われ「牛に引かれて善光寺参り」の信仰を如実に物語っています。
「善」に二羽、「光」に二羽、「寺」に一羽の鳩が隠れています。いずれも漢字の点に当たる所ですね。今まで何回もお参りしていたのに初めて立札を読んで
知りました。
経蔵は江戸時代の1759(宝暦9)年に建立され、間口と奥行きが11.5メートル、高さは13.5メートルあります。
内部は石敷きで、中央に八角の輪蔵があります。
輪蔵は、水平に柱が角のように出ていて、押すと心棒をめぐって独楽(こま)のようにくるくる回転するようになっています。
輪蔵の中には、鉄眼黄檗版一切経(6771巻)が収められています。
輪蔵を1周回すと、全ての経を読んだのと同じ功徳が得られるとされ、一人では重くてびくともしませんが友人3人と心を込めて回すことが出来ました。

輪蔵を友と廻すや寒桜

アンデルセン公園の地植えのクリスマスローズ

2023-02-15 16:55:48 | 日記


























アンデルセン公園には地植えのクリスマスローズが沢山の花を咲かせていました。
今咲いているのは蕾を持つ段階まで温室で管理して少し膨らんだものを地植えにしたのでしょうか。
この寒空の中で可愛らしいお花を見ることが出来ました。さすがに専門家です。次々と咲かせて。

風光るクリスマスローズ色淡し

南房総の仁右衛門島を訪ねて

2023-02-12 05:23:36 | 日記

仁右衛門島

手漕ぎボートは二人で

いよいよ上陸



富安楓生

岡本眸

芭蕉塚

蓬島弁財天



平野家













鈴木真砂女

神楽岩

釣り人は多い

頼朝が隠れた洞窟

稲荷大明神

小出秋光

水原秋桜子





南房総鴨川市太海浜の前にぽっかり浮かぶ面積30,000㎡の島が仁右衛門島です。
源頼朝や日蓮聖人の伝説がある風光明媚な場所として知られていて、源頼朝が戦いに敗れて、安房へ逃れた際に、平野仁右衛門氏の祖先がこの島にかくまい
そのお礼として、頼朝からこの島を与えられたという伝説が残っています。
鎌倉時代の初代・平野仁右衛門以来、平野家が一戸だけ住んでいることから仁右衛門島と言います。
仁右衛門島に渡航するには、1人1,350円(観覧料金+往復渡船料)が必要ですが,行ったり来たりしている手漕ぎボートは手を上げると何時でも送迎してくれて
乗船時間は5分と短いです。
島主の住居は1704年に建て直したものと言われ満天の床縁、桑の天井板、手斧削りの帯戸などが使用され歴史を感じます・
島には多くの句碑もありましたし、釣り人も多かったです。
日蓮上人が旭を拝したところと言われる神楽岩もありました。
石橋山の戦いに敗れた源頼朝が安房へのがれてきた時,夜襲をさけて見を潜めと伝わる洞窟もありました。
冬温かい南房総での長閑なひとときを楽しんだ後は鴨川中学校近くの田畑を活用して広大な敷地一面に咲く菜の花畑で花摘みなどして帰りました。摘んできた
菜の花はいまだ玄関で春の香りを楽しませてくれています。

花菜日和アロエも咲いて安房の旅