和子の記録 フォト&俳句

長い間ネイチャーフォトを楽しんで来ましたが最近これに俳句の趣味が加わりました。まだ不慣れですがブログに載せていきます。

はやとうりの収穫、イチゴの花、真冬でも咲き続けるキリカズラ

2022-12-29 11:41:00 | 日記














今年5月に1メートル近くの青いつるをのばしていたはやとうりを庭の片隅に埋めておきました。
実は昨年の12月に冬の花苗を買ったお店に置いてあったはやとうりを2個買い一個は食べずに(忘れて)野菜の段ボールの隅で眠っていたものです。
気が付いたらお隣との塀ぎりぎりにある実のならない八朔の古木や山茶花、槙の木などの日当たりの良い方の枝に縦横無尽に弦を伸ばしていました。
先日の強い霜の降りた数日後にそれらのつるは枯れてきたので引っ張って片づけようとしたらなんと大きなはやとうりが7個もぞろぞろついていました。
その日のうち一個は豚肉といためもう一個はお漬物に使い美味しくいただきました。実をつけていたのは知らなかったので驚きと喜びが交錯して思わず感謝。
こんなうれしい年の暮れです。記録を残しておかなければとあわてて残りの5個を写真に撮っておきました。
屋上のイチゴプランターでも白い花をつけ実もなっている株が3株あります。この寒さに耐えられるか心配になりこちらは100均で買ってきた不織布シート
をかぶせました。友人から頂いた稲わらの絨毯を敷いていますが大丈夫かしら?
最後は細いツルを伸ばしてフェンスに絡んで咲いているキリカズラです。写真の友人から4~5年前にいただいた丈夫な花で真冬でも咲き続けています。

寒鴉子等の石けり見ておりぬ


上田市の古刹を訪ねて 前山寺、安楽寺、北向観音

2022-12-26 13:35:36 | 日記

前山寺







胡桃おはぎ



安楽寺











別所温泉

北向観音



愛染桂

愛染堂



別所線

五所川原から自宅に戻り翌日の午後は大人の休日切符の3日目を使い上田城を訪ねてから上田の駅前で一泊しました。
翌朝は別所線・信州上田レイライン線を使って一番初めに行ったところが前山寺でした。
前山寺(ぜんさんじ)は、長野県上田市前山にある真言宗智山派の寺院。山号は獨股山又は独鈷山。本尊は大日如来。
独鈷山(1,266メートル)の山麓にあって塩田城の鬼門に位置するそうです。
訪ねた時間が9時半と早やかったのでほとんど観光客は少なかったです。
また「未完成の完成の塔」と呼ばれる国の重要文化財の三重塔があり二層と三層目に縁と勾欄がないためにそのように
言われているそうですがその美しい姿に魅了されました。
名物は境内で採れた鬼ぐるみを使った胡桃おはぎで私たちも前日に予約をしておいていただくことが出来ました。
昭和30年代に当時の住職夫人が檀家に御接待していたのが始まりだそうです。

次に訪ねたのは別所温泉からほど近い安楽寺でした。
安楽寺は長野県上田市別所温泉にある曹洞宗の寺院です。山号を崇福山と称し、院号は護国院。開山は樵谷惟仙。本尊は釈迦如来。
国宝の八角三重塔があり、長野県で最古の 禅寺です。屋根が四重となっているように見えますが、最下層が裳階(もこし=ひさし)と
呼ばれているため三重塔です。安楽寺にある木造八角三重塔は、木造の八角塔としては全国で一つしかないという貴重な建築で、
長野県では一番早く「国宝」に指定されました。こちらのお寺は大勢の参拝客で賑わっていました。私も2度目のおまいりになりましたが
いつ来ても三重塔の優美さは心に残ります。

最後に行ったのは北向き観音でした。厄除観音として昔から信仰を集め、長野市善光寺と向かい合うように本堂が北を向いている事から
北向観音と呼ばれるようになりました。
北向観音の正面石段の西側に、1本のカツラの木(雄株)があり目通り幹囲りは約5.5メートル、枝張りは約14メートル、樹高は22メートルあり
国の天然記念物で太い主幹は折れていますが元気に出迎えてくれました。北向厄除観音の霊木としてあがめられ、信仰と伝説にまつわる樹木でもあります。。
伝説によると天長2年(825)の大火の際、どこからともなく現れた千手観音が、このカツラの樹の上でひしめきあう避難民を救ったそうです。 
境内の東隅にある愛染明王道とこの桂の木に囲んで巨匠川口松太郎氏が小説「愛染かつら」を書かれたことはあまりにも有名で映画にもなりましたので
若い人たちからは縁結びの霊木として親しまれているらしいです。日曜日だったのでここでは若い人に多く出会いました。

JR大人の休日4日間¥15270の切符は、五所川原で一泊、上田で一泊して旅行支援も受けながらお得感いっぱいの充実した旅を楽しませてもらいました.

吹き溜まるシャッター通りに舞ふ落葉

ゆいの花公園のクリスマスの花

2022-12-23 06:12:32 | 日記

駆け上るサンタさん
























今、東松戸にあるゆいの花公園では17日から25日まで夕方の4時半からライトアップしてクリスマスの飾りつけでもてなしています。
2か月に一度近くの循環器の診療所に定期検診に行っているので12月15日、帰りに寄ってみて知りました。
いつもながら多くのお花が丁寧に植栽されていてきれいでした。木に登るサンタさんも可愛かったです。

電飾の灯る聖樹の花広場

青森 北金ヶ沢の樹齢千年の大イチョウ

2022-12-20 06:12:49 | 日記

度々NHK の巨樹番組で報道された銀杏

















待合室で生演奏

五能線

五能線3号車でのライブは2人





各号車についているカメラで多くの人は見ている

居酒屋 釣𠮷さん  このお刺身¥800

白子の二杯酢

北寄貝の刺身  のどぐろのから揚げ

タイのカマ焼き



手前が鰰の田楽


11月26日は五能線の沿線にある北金ヶ沢の神様の木と言われているイチョウ黄葉を見に行きました。
2022年8月9月の大雨の影響により、鉄道も大きな被害を受けて3ヶ月近く経過した今でも五能線などの一部区間で運転を見合わせ ていることを知ったのは
現地で夕食をとっている時でした。その時の話は最後に書きますが。

イチョウのある北金ヶ沢の駅は電車が今は走っていないことを知って宿泊している五所川原から翌朝はタクシーで現地に向かいました。
空は今にも雨が落ちてきそうな真っ黒な雲行きとなり始めその雨雲に追い抜かれないようにタクシーを飛ばしてもらいました。
一時間はかからなかったと思いますが駐車場から見え始めた大イチョウはつかの間の太陽の光を受けて輝いていました。
NHKBSの「神様の木に会う」という番組で再放送され、今年は各旅行会社でツアーを組んでいたので朝の9時前でも観光バスが一台来ていました。
想像していた通りのビッグイエローの大イチョウは黄色いじゅうたんを敷き詰めながらまだまだ大小の葉をかなり残して大きくそびえていました。
大イチョウの周りを何度も回っていろいろな角度から眺めていました。30分位は過ぎたでしょうか、ぽつぽつと顔に当たりだした雨は雹に変わりやがて
大粒な雨となり雷なりまで連れてきたので急いで車に引き上げました。今度は車の中で大イチョウを眺めることになりました。
やや小雨になった頃大イチョウは先ほどとは違う鮮やかな色合いに変化していきました。いつまで待っても上がりそうもない雨に大イチョウに別れを告げて
戻る海岸線にはなんと虹が立ちました。あっという間に消えたので撮影はかないませんでしたが。
晴れ、曇り、小雨、雷、雹、大雨、 虹といろいろ揃えて大歓迎してくれた「神様の木」に短い時間の訪問ではありましたが十分満足させてもらいました。

帰りは鯵ヶ沢発の五能線リゾートしらかみの車中の3号車の車内イベントでは津軽三味線の生演奏も楽しむことが出来ました。
津軽三味線(つがるしゃみせん、つがるじゃみせん)とは、津軽地方(現在の青森県西部)で成立した三味線音楽で本来は津軽地方の民謡伴奏に用いられ
現代においては特に独奏を指して「津軽三味線」と呼ぶ場合が多いそうです。撥を叩きつけるように弾く奏法と、速いテンポには迫力がありました。

実はリゾートしらかみの3号車の車内で演奏を聞くとは知らなかった私たちは狭い待合室で乗車を待っている時に一人の津軽三味線の奏者に出会いお話を聞くことが
出来たのでした。楽器の手入れがちょうど終わったところでしたか、それを眺めていた私たちは「聞きたいなあ」と思わずつぶやいてしまったら3人だけに生演奏を
目の前でプレゼントしてくれたのでした。思わぬハップニングに大感激、友人はスマホに演奏を録画し保存しました。

今回の旅ではもう一つ忘れられない思い出ができました。鶴の舞橋を見に行った時に紹介してもらった「釣𠮷」とい居酒屋さんでの食事です。
お料理はお任せとお願いしたら、店主自ら釣ってきたというお魚が次々と登場。10種以上のせた刺身から始まって今が旬のハタハタの田楽、のどぐろのから揚げ、白子の
二杯酢、北寄貝の刺身、タイのカマ焼き、はたという魚の鍋物、すじこの入った大きなおにぎり、白菜と赤カブのお漬物を3人で分け合って食べました。
ビール、ウーロン茶つきで3人での支払いは¥7500.一人¥2500とは大サービスの驚きのお値段でした。
カウンター席でお料理の手順を見ながら店主と地元の話も聞きながらいただく新鮮なお魚に嬉しくなって時間を忘れていました。居心地がよく二時間半があっという間に過ぎ
ました。帰り際に白い袋が配られ玄関にあるリンゴを好きなだけお持ちくださいと。見ると大きくて新鮮な甘い香りがするリンゴなので嬉しくなってで4個も袋に入れて
頂いて宿に戻りました。自宅に帰ってから剥いてみるとシャリシャリした美味しいリンゴでした。五所川原に行く人の皆にお勧めしたい居酒屋「釣𠮷」さんは駅から歩いて
7~8分の所にあります。

神宿る銀杏落葉の七変化    鰰の田楽滋味とまず一杯

五所川原 鶴の舞橋と立佞武多館を訪ねて

2022-12-16 08:46:17 | 日記

鶴の舞橋と岩木山
























大人の休日切符4日間を使って日本の東北地方最北部に位置する五所川原市を訪ねました。
巨木探索を趣味とするお仲間3人と五能線沿いにある北金ヶ沢の樹齢1000年の黄葉の銀杏を見に行くのが主なる目的ですがそれは明日の午前中に
行くことにしてまずは観光タクシーで鶴の舞橋を見に行きました。
鶴の舞橋は平成6年7月8日、岩木山の雄大な山影を湖面に美しく映す津軽富士見湖に、日本一長い三連太鼓橋「鶴の舞橋」として架けられました。
全長300メートルもの三連太鼓橋は優しいアーチをしており材料は青森県産ヒバの1等材で、使用量は丸太3000.本だそうです。
鶴の舞橋のネーミングは一般公募され今日お願いした女性のドライバーさんの知り合いとのことでした。
鶴田町では、「鶴と国際交流の里づくり」をキャッチフレーズに、鶴にこだわったまちづくりを進めていることから、橋のデザインはつがいの鶴が
飛翔する姿をモチーフにしているとか。お隣にある津軽富士見湖パーク内では丹頂鶴を眺めることができる施設があり、自然感はありませんが餌をついばむ
美しい鶴にも出会いました。
次に行ったのは五所川原の夏の風物詩「立佞武多祭」の世界を、年間を通じて楽しめる資料館でした。「立佞武多祭」に出陣する大型立佞武多を常時観覧できます。
巨大な山車が力強いお囃子と「ヤッテマレ!ヤッテマレ!」の掛け声のもと、五所川原市街地を練り歩きます。大きいものだと高さ約23メートル、重さ約19トンも
ある山車は、その圧倒的迫力で沿道の観客を魅了し,一台一台がテーマをもって制作されているそうです。
管内では30分ごとに祭りの風景を映像で見せてくれて自分もその場にいるような錯覚さえ覚えその勇壮さを味合わせてもらいました。。
コロナでお休みしていた夏祭りも今年2年ぶりに開催されたそうですが沿道の観客の数は少なくて7000人だったとか。規模も縮小して。来年は元に戻って盛大な
お祭りをこの目で見たいと思いました。

冬訪ぬ津軽の古里(くに)のヤテマレー