和子の記録 フォト&俳句

長い間ネイチャーフォトを楽しんで来ましたが最近これに俳句の趣味が加わりました。まだ不慣れですがブログに載せていきます。

上野の森から根岸・子規庵まで歩く

2016-01-28 09:15:02 | 日記
先日、上野の森にある黒田清輝記念館で絵を見た後、正岡子規の旧居を訪ねました。子規は松山から母と妹を呼び寄せて明治27年に根岸にあるこの家に移り住みました。ここは俳人高浜虚子、河東碧梧桐をはじめ友人門人が多数集まり句会や歌会、文学美術談義をしたところです。子規は六畳間に病臥しながら8年後の明治35年に34才と11ヶ月の生涯を終えました。昭和20年の空襲で焼けた後ほぼ当時のままの姿に復元されましたが、子規庵の部屋の畳に座って庭を眺めていると子規の俳句そのままの情景がよみがえります。


蕪村忌の古き写真で偲ぶ日よ
 

日だまりの里 をくづれ水仙

2016-01-23 09:15:03 | 日記
鋸南町保田から長狭街道を山の方に入った所に大崩水仙郷はあります。ここは山の斜面を利用して植えられていて、辺り一面水仙の何ともいえない安らかな香りが充満していました。画面の左右に見えるのは桜の木ですがすでに4~5輪咲いている木もありました。これが満開になる頃には残念ながら今年は水仙は終わってしまうでしょうか? ここの佐久間ダム湖周辺の斜面ではライトアップもされます。


ハイカーの心ほつこり春近き

水仙の里、保田を歩く 千葉

2016-01-18 09:15:03 | 日記
先日、汗ばむほどの暖かさの中、保田の水仙を見に行きました。ここに来るのは10年ぶりです。少し満開を過ぎていましたが、水仙ロ-ドを歩いて行くと、以前撮影した場所に藁塚が残っていて懐かしく思い出されました。きれいな花の姿と芳香が「仙人」のような感じがすることから水仙と命名されたそうでが、この地にある水仙は保田にある臨済宗の「秀東寺」の和尚さんが中国から持ち帰り広めたとのことです。


何も彼も冬麗の香に包まれり

はらほげ地蔵 壱岐

2016-01-14 08:00:01 | 日記
壱岐には鎌倉時代、元軍に二度にわたって上陸占領され島民のほとんどが殺されたという悲しい歴史があります。時が移り、島民は漁業と畜産業、農業等で生計を立ててきました。海女で有名な八幡という所には六体のお腹に穴が空いた奇妙なお地蔵様が並んでいました。満潮時は海につかっていますが訪ねたときは干潮でした。はらほげ地蔵と言われるこのお地蔵様は遭難した海女の冥福を祈るために祀られたそうです。


寒風や様々のこと経て来たり

パワースポット 月読神社 壱岐

2016-01-07 08:00:21 | 日記
檜林の中の苔むした薄暗い急な石段を登ったところに小さな社殿がありました。
ここは全国月読神社の「元宮」で日本最古の神社だそうです。
古事記には月読の神はこの地上を月の光がまんべんなく照らし自由、平等、平和を願っている神様だと記されています。
平穏を願い「水鈴のおと」というお守りを買いました。


初春や水琴窟の鈴音色

所属している日本写真家連盟(PFJ)写真展 第29回「四季の彩り」が来週からあります。
1月11日(月)~17日〔日)東京都美術館〔上野) 9:30~17:30