和子の記録 フォト&俳句

長い間ネイチャーフォトを楽しんで来ましたが最近これに俳句の趣味が加わりました。まだ不慣れですがブログに載せていきます。

桜満開前の散歩にて

2024-03-31 06:47:10 | 日記



















まだ蕾のミツバツツジも多かったです


27日ではソメイヨシノの蕾が大きく膨らんで来たものの満開までにはしばらくかかり2日後の29日にやっと開花宣言が出ました。
近所のソメイヨシノの桜はまだ咲いていないので今咲いている花を探してみました。
ツバキは日本で昔から親しまれている植物で冬~春の季節に見頃を迎え、種類によって花色や咲き方などもそれぞれです。
開花がすこし遅れ気味だった椿ですが今が一番きれいですね。

巡り合いしことのゆかしき八重椿

茨城県古河の桃まつりに行って来ました

2024-03-27 05:41:52 | 日記











南部曲谷を移築

国指定重要文化財の旧飛田家住宅









NHK大河ドラマ 西郷どんの撮影に使われたそうです







万葉集の歌碑


古河桃まつりは江戸時代に古河藩主・土井利勝が、領地に桃を植えさせたことに由来します。公園内には、「矢口・寿星桃・源平・菊桃・寒白・照手」の6種類の
花桃があり、桃林は鮮やかなピンク色で染まっていました。現在1700株あるうちに咲いていたのはピンクの矢口が主で、八重咲きの寒白も見られましたが
その他は4月にならないと咲き揃わないそうです。なんでも領地には燃料となる薪が乏しかったので成長が早く果実となる桃が選ばれたとか。
昭和50年の古賀公方公園の開園を機に花桃を植えて江戸時代を偲ばせる桃林を復活させました。
お天気の良い平日に行ったのですがⅠ時間に1本の臨時バスは超満員でした。各所にある池や沼の水辺にはしだれ柳がなびきピンクの桃と調和して長閑な春の
風情をたのしませてくれました。 

万葉集にも登場する古河の農民や防人の歌。

麻久良我(まくらが)の許我の渡りの韓梶(からかじ)の
音高しもな寝なへ児ゆゑに
  (佐竹昭広 他校注『万葉集(四)』岩波文庫 より)

なお、ほかに「許我」が詠まれた歌として、

  逢はずして行かば惜しけむ麻久良我の許我
漕ぐ舟に君も逢はぬかも

  (同書より)
許我が今の古河になったそうです。

緋桃咲くまくらがの里紅匂ふ

川口万葉植物苑ふるさとの森、花とみどりの振興センター、興禅院を訪ねて

2024-03-21 11:07:03 | 日記



姫リュウキンカ







一輪草



姫リュウキンカ群落

花と緑の振興センター

フクジュソウの大群落









スダジーの幹に押しつぶされてきた仏様









一節おきに緑色の縞柄



薄い布地に刺繍していました


九重神社参拝の後は15分位歩いたでしょうか、ふるさとの森にある万葉植物苑に行きました。ここでは
お友達が用意してくれた美味しいお弁当を頂きました。風もなく暖かい日和になった11日でした。
バードウォッチングの方も見かけたのでここも野鳥の宝庫なのですね。鳴き声はするのですが名前が解らず
残念です。
万葉植物園なので名札が沢山下げられていましたがまだ出てきいる芽はほとんど皆無でした。
萬葉集の句で詠まれている植物が植えられているのですがそばにはその解説看板もありその数は多いです。
広大な敷地の中にあり今まで訪ねた万葉植物園の中で一番広いかもしれません。
公園の奥の方の池ではすでに水芭蕉の小さな花が咲いていましたし、イチリンソウも咲き始めていました。
イチリンソウは川口市の天然記念物に指定されているそうですが、荒れていた森にボランティアの方々の努力により
自生区域を広げたそうです。一面白い花が風になびいていたらさぞ素敵でしょう。
花とみどりの振興センターの梅園では遅咲きの梅が見られその下ではフクジュソウが何列も何列も植えられていて
1000株位はあったように見受けられました。
梅園には2月ごろから花梅を中心に257本146種も咲くそうです。ここ西園では洋種ツバキ、山茶花、道路を挟み
東園の椿と合わせて944本、451種もあるそうですからびっくりでしたね。見事な咲きぶりでした。
その後興禅院にも足を運びました。1546年創建された曹洞宗のお寺です。長い歴史があるだけあって、参道の樹木、
裏の森には弁財天、13仏巡り(現在は通行止めに)、墓地内にある「スダジイの大木に包まれた石造りのお地蔵様」など、
見所は沢山ありました。アジサイの季節、彼岸花の頃、紅葉の時がまた良いそうです。通行止め解除になった頃にまた訪ね
13仏巡りをしたいと思いました。
ご案内くださったお陰で色々見せていただき有意義な一日となりました。

老木に仏収むる花の寺

安行桜の咲く川口密蔵院、九重神社を訪ねて

2024-03-18 08:18:35 | 日記



3月11日はまだ6部咲きでした



3月16日では満開に近いです

明治17年に薩摩藩中屋敷の中門を移築したものです。中屋敷 は蔵屋敷として港区芝付近に構えられた屋敷で、
この中門は黒門になってい ます

3月16日では

桜越しに本堂を見ると

3月16日では





















一本に見えますが二本あります



ここからは3月16日に








3月11日、埼玉県川口市にある密蔵院の安行桜を見に行きました。
安行桜は染井吉野よりも一足早く満開を迎え、沖田桜とも呼ばれてピンクの色彩がやや濃く、花が少し小ぶりです。
遠景ではやわらかいイメージに映りますが 美事な咲きぶりでした。実は昨年その存在を知り今年こそと開花を心待ちしていました。
川口市在住の街歩きの資格をお持ちの方が私の友人のお友達でしたので快く案内を引き受けてくださいました。 お仲間を誘ったのですが
参加できたのは三人で桜を見ながら安行の町を散策しました。
川口市にある安行の密蔵院は、真言宗の智山派の寺院です。山号が海壽山、寺号が萬福寺、院号が密蔵院と号しています
密蔵院の創建年代等は不詳ながら、永海法印(明応2年1493年寂)が中興、開山したといいます。德川秀忠より寺領11石の御朱印状を拝領、
近隣に数多くの末寺を擁していた中本寺格の寺院だったそうです。
九重神社は江戸期までは、「氷川社」と号されていて、明治期に入り、安行村の9つの地区(村のほぼ全域)の神社の合祀により、九重神社と
改称されました。 埼玉県下第一の椎の大樹二本もみれました。5月には白い花が咲き真っ白く覆われる姿は見ごたえがあるそうです。
お寺の安行桜は6部でしたがさすが植木の町安行なんですね、あちらこちらで満開の安行桜を見かけて嬉しい限りでした。

3月16日は満開に近いと思われてもう一度密蔵院を訪ねてみました。土曜日の朝の九時半でもかなりの人出でした。華やかな安行桜を堪能して
帰りました。

黒門を潜りて見上ぐる桜かな

倉敷の町並みを歩いて

2024-03-13 09:03:01 | 日記

倉敷美観地区





くらしき川舟  今日は特別で結婚式の前撮りのために準備





明治26年に大原家の別荘として建てられた和風建築物です。現在、園内の庭園は観光客や市民の憩いの場となっています。







倉敷アイビースクエアー 紡績工場跡地を複合文化施設にした





マスキングテープ





井上家住宅













語らいざ 大原本邸




白壁の蔵屋敷、なまこ壁、柳並木など、趣ある景観が楽しめる倉敷美観地区。伝統的な建物が作り出す町並みや、倉敷川沿いのレトロモダンな風景が、
世界中の人を魅了し続けているのが今回最後に訪ねた倉敷です。 (途中で佐原ひな船や蔵前神社が入り中断していました。)
大原美術館は、930(昭和5)年に設立された日本初の私立西洋美術館です。本館にはエル・グレコ作『受胎告知』やクロード・モネ作『睡蓮』、
ルノワール、ゴーギャンなどの名画が数多く展示されています。ほかにも、エジプト古代美術、西洋現代美術、日本近代・現代美術など約3,000点の
美術品を収蔵しています。残念ながらしばらく改装中とのことでお休みでした。再訪を楽しみにしていたのですが。
そこで9時半から倉敷観光案内所で町並み散策を無料でしてくれるということで参加しました。今日の希望者は4人だけで2班に分かれて白壁の美しい
街並みを2時間以上もかけて案内。女性のガイドさんの詳しい説明で、天領であったこの地がいかにして現在のような観光地になったかの歴史を知りえて
散策に深みが倍増しました。ここを訪ねたのは二度目でしたがやはり詳しい説明を頂くとありがたいですよね。ただただ感謝あるのみ。

風花や知見広げる蔵巡り