和子の記録 フォト&俳句

長い間ネイチャーフォトを楽しんで来ましたが最近これに俳句の趣味が加わりました。まだ不慣れですがブログに載せていきます。

梅雨の晴れ間に散歩で出会った花 Ⅰ

2020-06-30 17:34:55 | 日記


















毎日が遠出をする予定もないので雨の日以外はコースを変えて散歩を楽しんでいます。
畑だった所に7~8件の家が出来ていたり、家が壊されて空き地になっていたり色々な変化が見られます。
よそのお宅の花が何時頃咲くか覗き込む習慣がすっかり身につきました。

売地すぐ建売となり合歓の花


朴の木の花

2020-06-25 08:14:13 | 日記

5月21日初めて朴の木の花を見つけました

蕾の時

蕾がピンクに膨らんで

さらに膨らみ

明日は咲くかな

朝の開きかけ

だんだん開いていく

花を真上から見ると

花の真ん中に突き出ているのは雌花が集まったもので雌ずい群という

雌花の周りの橙色の部分が雄花です

朝日を受けて

オオヤマレンゲ

ウケザキオオヤマレンゲ

その蕾

開花まであと一日か?

毎朝の散歩コースで朴の木の花が咲いている所を発見しました。ここの木は4メーター位の高さがあり5月中旬から半月ほど花の咲く様子を観察することが出来ました。自粛中で遠くに行けなくても朴の木の花の撮影が毎朝の喜びに変わりました。ホオノキは北海道から九州まで幅広く自生するモクレン科の落葉樹で花、葉、実のすべてが大型で、自然界では幹の直径が1m近くに達する大木にもなるそうです。飛騨高山地方の名物の朴葉味噌はこの葉を使っているのですね。

ウケザキオオヤマレンゲ(受咲大山蓮華)がこの朴の木の花と似ていて最初は見間違えて喜んでいたのですが葉の付き方でどうも違うと判明しました。
オオヤマレンゲ(大山蓮華)と朴の木の花の交雑種がウケザキオオヤマレンゲです。
1899年パリ万国博覧会にはウケザキオオヤマレンゲを初めて日本から出品したとのことです。
オオヤマレンゲは本州中部以西の深山に自生している落葉低木でその和名は奈良県南部の大峰山に自生していて、ハスの花(蓮華)に似た白い花を咲かせることから大山蓮華と命名されたそうです。
12枚目の写真がオオヤマレンゲで花はうつむきに咲いています。
13枚目からがウケザキオオヤマレンゲです。蕾も花も朴の木の花と同じようで区別がつきにくいのですが放射状に広げた葉の真ん中に咲くのが朴の木の花のようです。
このように注意深く見てくると交雑種のウケザキオオヤマレンゲはオオヤマレンゲの優雅さと香りは受け継いでいるような気がしました。個人的な感想ですが。

捩花のねじれにねじれ愛しきや

小林一茶の足跡 柏の布施弁天から守谷の西林寺へ

2020-06-19 08:55:45 | 日記

紅龍山東海寺が布施弁天です







西林寺

鐘楼には何故か鐘がない

句碑

四季の里公園





あけぼの山農業公園

県を跨ぐ往来の規制が明ける19日が待ちきれず先日一茶が行ったという柏から守谷までの足跡を辿ってみました。
最初に訪れたのは関東三弁天の一つである布施弁天です。急な石段を上るとケヤキ造りの楼門があり入母屋造りの本堂が見えてきます。
春には古木の木蓮が白い花をつけ両側にある桜の老木も見事に咲き競います。
一茶がここで詠んだ句が    米蒔くも罪ぞよ鳥が蹴合ぞよ      です。

一茶が行ったのは今から約200年前の文化九年(1812年)、一茶48歳の時です。彼はここに詣でた後、七里の渡しで利根川の川風に吹かれながら対岸の戸頭(取手)に渡り、隣町の守谷にある西林寺住職の鶴老を訪ねました。
鶴老は一茶と同郷の信州飯田の出だったこともあり、よく気が合ったそうで度々ここを訪ねています。車で利根川に架かる新大利根橋を渡ると(一茶が数時間かけて訪れたところですが)あっという間に茨城県に着きました。
一茶は守谷で数日間滞在して何回か行われた句会を楽しんだり平将門ゆかりの遺跡を訪ねました。
  
その時の句会で詠んだ句に  行としや空の名残を守谷迄  というのがあります。

せっかく守谷まで来たので花菖蒲で有名な 四季の里公園を訪れました。残念ながら花のピークは二週間前だったようです。
そこを後にして再度新大利根橋を渡り柏のあけぼの山公園にも寄りました。ここは春のチューリップで有名ですがコロナの三密を避けるためにせっかく満開に咲きそろったチューリップを刈り取ったと聞きました。その畑には次に咲くひまわりも今は植えてはいませんでした。

初夏のゆいの花公園 

2020-06-12 10:25:21 | 日記

ヤマボウシ

マグノリアイエローバード

ベニバナトチノキ

バラのアーチ

ユリの木

ベニバナウツギ

エゴノキ

ベニバナエゴノキ

オガタマの木

クレマチス

東松戸にあるゆいの花公園は今色々なお花が満開です。
いよいよ梅雨入りして紫陽花が似合う季節となりました。

木下闇夫婦演歌の二輪草


ウケザキオオヤマレンゲが咲きました Ⅰ ゆいの花公園

2020-06-05 08:20:23 | 日記















オオヤマレンゲ

オオヤマレンゲ

ウケザキオオヤマレンゲ(受咲大山蓮華)はオオヤマレンゲ(大山蓮華)と少しちがいます。
名前の通りに受け咲き(上向きに花が付き)に咲きオオヤマレンゲと比べると樹高が高くなり
葉っぱも大山蓮華より小さいという特徴があります。
オオヤマレンゲとホオノキとの交雑種だそうですが両方ともモクレン科、モクレン属です
ゆいの花公園ではマグノリアの丘にウケザキオオヤマレンゲは大小7~8本もあります。
オオヤマレンゲを植えているところは少なく今年は自粛で行けませんでしたので昨年柏の葉公園で撮りました。

ほの暗き藪に絡むや忍冬