








先日「幻の焼き物」と言われる香山美術館に行ってきました。横浜駅東口からそごうデパートを見ながら横浜ベイクォターを通りぬけ歩いて10分ほどで目指す真葛ミュージアムに着きました。宮川香山は京都の陶工の家に生まれ、横浜に居を移してから陶磁器 真葛焼、を制作しました。輸出された作品は評判を呼び、特にフィラデルフィア万国博覧会に出品されたことで彼の名前は世界中に知れ渡ったそうです。ほとんどの作品が輸出されたため国内に残っている作品は数少ないとのこと。幻の焼き物と言われる所以です。叔母が持っている宮川香山の壺を以前見せて貰ってから興味を持ち、一度横浜の美術館も訪ねたいと思いながら果たせずにいました。二代目、三代目に受け継がれた窯も1945年の(昭和20年)横浜大空襲で壊滅的な被害を受けて閉窯したそうです。
天命を永久に語らふ春日かな
開館日 土曜日 日曜日のみ
開館時間 10:00~16:00
入館料 大人¥500
電話番号 045-534-6853
場所 ヨコハマポートサイド ロア参番館