
石庭

伊達政宗の嫡孫(ちゃくそん)光宗の霊廟である「三慧殿(さんけいでん)」は、国の重要文化財に指定されている。

松島海岸駅から仙台方面にローカル線で少し戻り次は鹽竈神社に
島めぐりの遊覧船に乗った後は瑞巌寺のお隣にある円通院を訪ねました。
「雲より⾼く、遥か天より燦燦と降り注ぐ光、四季折々の陽と影が織り成す色彩鮮やかな庭園。」そこが円通院ですという紹介にひかれて行って来ました。
ここは10年以上前に写真仲間と9月だったか、十和田湖に行った帰りに撮影で訪れた場所でもあり紅葉の時はさぞきれいに違いないとずっと再訪したいと
願っていた場所でもあります。
円通院は臨済宗妙心寺派の寺院。伊達政宗の嫡孫(ちゃくそん)光宗の霊廟である「三慧殿(さんけいでん)」は、国の重要文化財に指定されているそうです。
支倉常長がヨーロッパから伝えた西洋文化の影響が強く、 厨子の右扉の内部には日本最古といわれる西洋バラが描かれています。金箔の地に白・赤・緑の
三色を用い、 材料には緑青やサンゴを使用しているので、永久に変色することがありません。
境内の庭は「雲外天地の庭(⽯庭)、遠州の庭、⽩華峰(びゃかほう)⻄洋の庭(バラの庭)、三慧殿禅林瞑想の庭」で構成されて、中でも「遠州の庭」は
江⼾時代の⽇本を代表する作庭家、⼩堀遠州の作といわれております。また、長年苔寺として訪れる人々に安らぎを与えているとのことです。
雨上がりの紅葉の庭は素晴らしくは訪れる人が少ないのはもったいないと思いましたね。
今年は紅葉が遅れていたので大人の休日の安い切符が始まる日程でも計画が間に合い私たちはラッキーでした。
円通院雨のきざはし紅葉散る