和子の記録 フォト&俳句

長い間ネイチャーフォトを楽しんで来ましたが最近これに俳句の趣味が加わりました。まだ不慣れですがブログに載せていきます。

佐渡の巨木を訪ねて Ⅰ 大佐渡石名天然杉

2018-10-30 07:55:22 | 日記

天然杉への入り口
















佐渡島には厳しい風雪に耐えてきた300本近い巨樹、巨木があるそうです。それを巨樹探索を趣味とする我々仲間で訪ねようということになりました。当初は仲間7人で10月初旬に佐渡汽船観光主催のツアーを利用して行く計画でしたが、台風の襲来で新潟と佐渡の両津港を結ぶジェットフォイルが欠航したため中止となりました。予約していた宿や新幹線もすべてキャンセルしました。遠い佐渡まで行くのはそう簡単ではありません。さらに島に着いてからも狭い山道を延々と通って行かなければ巨木を見ることができません。
諦めかけていたところ、佐渡汽船観光の方から「ツアーが無くなってもレンタカーで巨木を巡ることができますよ」というアドバイスがありました。
幸いメンバーの1人が車を運転してくれることになり翌週都合のついた4人のみで行ってきました。

島の東北から南西に伸びる大佐渡山脈北側の標高600メートルを超える地帯に重齢300年以上の大佐渡石名天然杉などの巨木奇木が何本もありました。鬱蒼とした原生林の中に地を這うような枝振りの杉、地面についた枝から根が出てさらに長い枝を伸す杉、枝が合体している杉の木、枝の張り出しが特異な杉の木を見ることが出来ました。その姿に圧倒されるほどでした。次回も続きます。

荒れ兆す庭に無数の赤蜻蛉

新宿御苑だより 10月温室の花

2018-10-27 08:17:05 | 日記

キイジョウロホトトギス

じょうろに似てますね

植木鉢で育てているキイジョウロホトトギス

オスモキシロン・リネアーレ

パイプカズラ

ベニゲンペイカズラ

ヒメノウゼンカズラ

オオシロソケイ







珍しいキイジョウロホトトギスが温室で咲いているとの情報を得て早速行ってきました。初めて見る花だったので、事前に調べてみると紀伊半島南部の固有種で山中の崖から垂れ下がり黄色い花を下向きにつけるとありました。御苑では植木鉢でこの花を見ることが出来ました。
紫色のタイワンホトトギスや黄色のタマガワホトトギスとは花の形が違いました。
四番目の花は名札がついていなくて帰り際に事務所により写真を見せて分厚い本を出して調べてもらいようやく解った花の名前です。係りの人は今年初めて咲いたかもと言っていました。

蔦うるし桂の大樹駆け上る

網走大曲湖畔のコスモスとヒマワリ オホーツク流氷館(天都山)

2018-10-22 06:32:00 | 日記

背の小さな向日葵満開



オホーツクマラソンでランナーを迎えるコース



雨に打たれるコスモス園

クリオネ

オホーツクの貝

流氷にのるキタキツネ

アザラシ

流氷館パネルから撮影 サンゴソウの最盛期はこんな色らしい

網走地方の紅葉はまだこの程度でした

今日は旅の最終日です。サンゴ草群生地をもう一度見学した後に150万本のヒマワリ畑とコスモス満開の大曲湖畔園地を訪ねました。
大曲湖畔園地は網走刑務所の農場があった自然豊かな所で今年もオホーツクマラソンのフィニュッシュ会場になっています。18ヘクタールの「ひまわり畑」がゴールするランナーを出迎えます。今年は9月30日に行われましたがフルマラソンの他に5キロ3キロというコースも設定されていたそうです。
私達の観光ツアーが行ったのは28日でした。ひまわり畑の係りの人の話では会場を満開のひまわりにするために種まきの時期、成長期の天候と心配は尽きないそうですが背丈の小さな向日葵でしたが今年もどんぴしゃり満開のひまわりがランナーを次々出迎えたことでしょう。手前にはコスモス畑がやはり見事な花を咲かせていました。
天都山にあるオホーツクの流氷館では流氷の下にいるクリオネを見たり流氷を触ってみたりもしました。

ゴール地や弾けるコスモス向日葵

北海道の旅 能取湖畔のサンゴ草

2018-10-18 07:16:27 | 日記

サンゴ草宿の2階から早朝に見て 一瞬薄日が差して

2階からの眺め

2階からみて





湿地帯を散策 まじかに見たサンゴ草



泊まった宿

土壌を常に検査している白い箱

ツアー旅行の2日目の宿はサンゴ草群生地が目の前に広がる湖畔の一軒宿「かがり屋」でした。 キャッチフレーズには群生地まで歩いて1~2分、ライトアップして輝くサンゴソウを見ることができるとありましたが、光力が弱いライトが一灯のみでうす暗く、輝くサンゴソウとは程遠かった夜でした。
料理旅館だったのでオホーツク海で獲れた海の幸をゆっくり味わうことができたことは幸せでした。朝食後は宿のご主人の案内でここ卯原内のサンゴ草が絶滅寸前から復活までの苦労話などを聞きながら散策しました。一時期絶滅寸前だったこの群落が地元の東京農大の協力を得て保護育成に取り組み現在のような姿まで戻ってきたそうです。毎年見頃が終わった後、湿地帯をトラクターで耕して土壌作りをしてまた種を蒔いて育てているとのことでした。
一面に光輝く真っ赤なじゅうたんを見たかったですが、昨日の夕方から今日にかけて太陽が顔を出さずどんよりとした曇り空でした。光さえあれば真っ赤なサンゴ草が撮れたのに残念です。

塩味を試すぴにゅぷにゅ秋湖畔

北海道の旅 丸瀬布の山彦の滝 サンゴ草のコムケ湖

2018-10-13 06:15:04 | 日記

山彦の滝



滝を裏側から見て





コムケ湖

サロマ湖キムネアップ岬

エゾオグルマ

キタノコギリソウ

ハマナス

ナミキソウ

ウンラン

コスモス園を後にして山彦の滝を見に行きました。森林公園いこいの森を左手に見ながら小さな駐車場に到着。道を塞ぐように倒れている倒木などを避けながら訪れる人もほとんどいなそうな滝への山道を行きました。十数分ほど登った所で突然水音とともに高さ28メートルの滝に到着しました。この滝は裏側からも見ることが出来るので別名「裏見の滝」とも言われています。真東を向いている滝でご利益が深いらしく不動明王が祀られていました。

昼食後は今日最後の観光地サンゴ草の群生地コムケ湖に向かいました。ここでは木道を歩いてサンゴ草を守るコムケの会の二人のガイドさんからサンゴ草についての詳しい説明を受けたり、木道沿いに咲く珍しい花の名前を教わったりしました。サンゴ草は塩湿地に育成していて「アッケシ草」の別称があり、茎は丸く葉のない一年草です。海水と真水が混ざり合った塩分濃度が微妙な所に育つとのこと。一年草なので毎年種を収穫してからその種を蒔いて育てているそうですがそのご苦労も初めて知りました。
夏には濃緑色からだんだん紅紫色に変化していきます。ここでは見るだけでなく実際に手でタッチすることもできるので近くまで行き触ってみると茎はぷちゅぷちゅしていました。舐めてみると濃い塩味がしました。
外国ではこれを茹でてサラダとして食べる地域があり、日本では漢方薬として使われているそうです。

息急くや裏見の滝の不動堂