川本ちょっとメモ

★所感は、「手ざわり生活実感的」に目線を低く心がけています。
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国の財政の節約計画と節約実績の数値を国民にアピールしてほしい

2005-09-17 06:52:43 | Weblog


所得税の定率減税が廃止になるそうです。All Aboutのサイトでは、昨年末の「定率減税半減」についてやさしく解説しています。今度はこれが完全に廃止されるもようです。Yahooニュース=毎日新聞9月16日21:40を参照してください。

平成時代に入ってから、こんなことがありました。
1.銀行等の不良債権問題を助けるために、国は金利低下を誘導しました。こ
 のことで銀行等は大きな利益を享受しました。国民は預金金利のほぼゼロ
 化によって、金利収入の余得がなくなりました。すなわち、国民個人の利益
 を銀行等に寄付した形で、犠牲になってきました。
2.さまざまな条件によって、給与所得者一般に個人所得が減りました。
3.多くのリストラが行われ、早期定年退職者や失業者が増えました。
  パート、アルバイト、派遣など身分保障のない労働者が増えました。
  低賃金で働かざるを得ない人が増えました。
4.次に保険・年金の個人負担分が上がるなど、国の特別会計に該当する部分
 の収入改善に協力してきました。
5.諸費税率3%から5%アップにも協力しました。配偶者特別控除廃止にも
 協力しました。これからの増税にも耐えるしかないでしょう。
6.介護保険制度発足により、介護保険料の負担が新たに加わりました。公的
 保険・年金などの負担は、個人にとっては税金負担と感覚の上で同じです。

そこで政府、与野党、国会議員さんにお願いがあります。国は、どの部分でど
れだけ節約をして、国の赤字解消に努力するのでしょうか。

その計画やこれまでの実績を国民に明確に告知してほしいのです。それらの支
出改善策との対比の上で、国庫収入改善のための増税計画を説明してほしい
のです。「踏みしだき自由の雑草」と見られてはたまりません。






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