葬儀屋さんは人が死ぬと商売になる。これは解説するまでもありません。
ふつうのお寺さんは、葬儀・法要に行ってお布施をもらう。これも人が死ぬと商売になる。年忌法要があるから、人が死んだあと、何十年も商売になる。お寺さんにとっては大変無礼な話で、かんかんにお怒りになるでしょうが、一般の商売に当てはめれば、葬儀・法要の読経は商品に、お布施は売上代金に相当します。
生命保険は死による家計困窮をあおって商売になる。ピンピンシャンシャンしている人の命をネタに、「死んだら、死んだら」と経済的困窮の不安をあおる。威嚇商法です。これも何十年も掛け金を集めますから、何十年も商売になります。困窮不安をあおる威嚇商法でありながら、保険会社の社会的地位が高いのは不思議です。
葬儀会社、住職、保険会社、いずれも「命をネタにする」業界人です。