コロナウィルスの広がりが気がかりです。封じこめは失敗に終わり、有効な予防法は石けんかアルコール消毒液で手洗いするしかなさそうです。
横浜港のダイヤモンド・プリンセス号では、厚生労働省発表2月17日正午現在(厚生労働省 ダイヤモンド・プリンセス号 第11報)、検査済1,723人のうち454人が陽性で、感染率26.35%です。
普通の人は毎日、通勤電車の中でお互い密着状態。閉鎖空間における密度はダイヤモンド・プリンセスの比ではありません。接触感染から逃れることは不可能であるように思えます。
それじゃ、どうすんねん? テレビ各局で教えてくれるどの感染症専門家も、厚生労働省のサイトでも、石けんやアルコール消毒液で手洗いを念入りにくり返すよう奨励しています。頼りにできる自衛策は、結局、これしかありません。
さて、2月17日正午現在(厚生労働省 ダイヤモンド・プリンセス号 第11報)、検査済1,723人のうち1,269人が陰性で、健康率73.65%。あの長期閉鎖空間共同生活のダイヤモンド・プリンセスの中で、健康人が4分の3もいるのです。コロナ攻防を切り抜けている人の方が3倍も多い。個人個人の健康体力と免疫抵抗力の勝利です。
コロナは外周の小さい突起で体にとりついて活性化している。石けんで手洗いすると、この丸い突起がなくなって不活性化する。テレビでそう説明してくれた感染症専門家がいました。体の中に入ると、同じような作用を自分自身の免疫細胞がやってくれるんでしょう。
そこで単純素朴に、こう思いました。
そうこわがらんでもええのとちがうやろか?
なにしろ、コロナを切り抜けている人が3倍もいるんやから。
一日に何回も手洗いしまくって。
肉食べて寝て、力つけるぞー。
コロナなんか払い落としてしまえ。
真夜中のなせる業か、自分の健康体力と免疫抵抗力を激励して念じて祈って、想念は強気です。コロナなんか払い落としてしまえ。感染せえへんぞ。
ダイヤモンド・プリンセス船中で感染した人は2月18日正午現在454人、うち無症状の人が189人です。感染しても健康人と同じ生活をできている人の比率は41.63%。感染しても4割の人は病気に苦しんでいません。
無症状の感染者当人はほっと一息ですが、感染してしまうと当人が感染源になって、不本意ながらほかの人に迷惑をかけてしまいます。
だから、コロナに負けへんぞ、ではまだ足りない。感染せえへんぞ、でないとあかんのです。
こう思っていたら、またイメージが湧いてきました。薬のCMのマンガで見覚えのある、槍か刀を持った愛嬌のある黒いちっちゃいのが次々、壁にはしごをかけて上っていきます。やはり愛嬌のある白いちっちゃいのが寄ってたかって上から石を投げ落としたり、かけられたはしごを外したりしています。黒いちっちゃいのが何か声を上げて次々落ちていきます。黒はコロナ、白は免疫。 ――真夜中の強気、笑うべし。
(追記)
◎2020.2.20.厚生労働省発表
ダイヤモンド・プリンセス号 第14報
検 査 済 3,063人
うち陽性 634人(感染率 20.70%)
うち無症状 328人(無症状率 51.74%)
うち陰性 2,429人(健康率 79.30%)
ダイヤモンド・プリンセス号 第14報
検 査 済 3,063人
うち陽性 634人(感染率 20.70%)
うち無症状 328人(無症状率 51.74%)
うち陰性 2,429人(健康率 79.30%)