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立山、白山・・・

2020-10-03 | 山歩き

昔の写真、なかなか出てこない。

白山。山頂。

山小屋の厨房が工事中で使えず、食料抱え上げて自炊。

山頂は白山神社の奥社。いいお天気。

この時は夫と二人で。

さっきブラタモリで立山の再放送が。

後ろが雄山。小さな祠がある。

立山はツアー参加。右端、ガイドさん。

男性はご夫婦参加の一人だけで、あとは全員女性。

私はこの時も一人で参加。後列左から三人目。ずっと雨で、時折、霧の晴れ間から黒部湖と後ろ立山連峰が見えた。

雨の中、剣岳以外の全部の峰を回った。

映画「点の記」の翌年だったかな。あれは剣岳に登る話。山案内人の香川照之氏がいい演技していました。

他の山の写真、どこでしょうか。

乗鞍、蓼科、白馬、美ヶ原、木曽駒ケ岳、四阿山、浅間山(黒斑山)、守屋山(は少し低い)、あとはどこだったな・・・もう少し登りたいと思いつつ、もうやめた方がいいかも。

登山のツアーはこの歳なので、もう一人では入れてくれないかもしれないし。残念。

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岩国の岩国山に登る

2020-09-27 | 山歩き

さて一週間前に氷ノ山に登りましたが、本日は岩国の岩国山に行きます。

岩国は城のある城山が有名ですが、錦川を挟んで向かい側の山は地元以外ではあまり知られていないようです。

本日はその山を歩きました。

8:10頃、自宅発。8:45錦帯橋下の観光駐車場着。¥300

橋は渡らず、バスセンター前の道を右へ。数分で神社に。神社の中通って裏の駐車場の先が登山口。

あの一番高いところまで、登山口から一時間の予定の山歩きです。

初め石段。

案内板。小さくて見逃した。帰りに写す。

初めは浄水場の上の縁を歩きます。

これはフェンスにカメラ差し込んで写したので高度感いっぱい。

浄水場は立ち入り禁止。

竹藪から・・・

クヌギなどの尾根の道へ。

取りつきだけ急で、あとはフカフカの尾根道歩き~

反射板の横から、岩国市街が見えます。

コウヤボウキ

コシダの道

小さな祠

山頂は展望なし。58分くらいで登ってきました。

標高は277.8m。

最近スマホになりました。あれっ?あれぇーー??

写真撮る人を私が撮る。

秋の花。ママコナ。

少し先へ行くと送電鉄塔のところへ出ます。

岩国市内の展望よし。川は錦川。

持ってきたファイルを見ます。ふむふむ。赤いリュックは小さすぎると言うので私がもらいました。

ちょっと山の手。

引き返します。さっきの反射板の横を通って・・・

11時過ぎには下山。

クズにノブドウ。

ツユクサ、ママコノシリヌグイ、ヌルボ、名前を知らない蔓性の白い花。

イヌタデに逸出したルコウソウ。

ムカゴ。

いただきます。新鮮な山芋の味。

ハスノハカズラ。海に近い山の縁に分布。ほかにノブドウ、カエデドコロ・・・いずれもマント植物。

ススキも穂を出し、秋の花粉症っぽい私。イネ科に弱い。


さて、問題はどこでお弁当食べるかと言うこと。

錦川が岩国城下で大きく蛇行し、というか川が蛇行して見晴らしいい場所にお城を作ったわけですが、内側は広い河川敷。河川敷が公園なのでそこへ行きます。

錦帯橋は有料で登山靴では歩きにくいので、一つ上の橋を渡る。

秋晴れのいいお天気です。

公園で自作のお弁当食べて、車で13時ころ帰宅。

隣の県とはいえ、とっても近い岩国でした。

涼しくなったので、来月も山へ行きたいものです。

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氷ノ山(ひょうのせん)に登る

2020-09-22 | 山歩き

氷ノ山は鳥取、兵庫県境の1,510mの山で、中国地方では大山に次いで高い山。

15年くらい前、今年7月の二度、麓まで行きながら雨で断念、三度目でやっと登れました。

その分年を取っている。今回が最後のチャンスだったのかも。そう考えたら幸運でした。


鳥取側から昔の国越えの峠、氷の越までは急坂の連続。

芦生杉の原生林?

主に京都北部、雪の深い山に見られるそうです。

10年以上前に登った島根県の安蔵寺山には大木がありました。

https://blog.goo.ne.jp/samubuto/s/%E5%AE%89%E8%94%B5%E5%AF%BA%E5%B1%B1

枝が垂れ下がるのが特徴。

途中で北側の山が見えます。

山が深い。

54分で峠まで。避難小屋があり、兵庫県側の登山道と合流して右の山頂へルートが続いています。休む人多数。連休で子供も多い。

右側は兵庫県に下りる道。多分この付近が県境。

山頂の避難小屋が見えます。

あそこまで頑張ります。

稜線の道はなだらかになりました。

植生はブナとネマガリダケ。

明るい日差しが注ぎます。

10:21 山頂が近くに。一度下ってまた登ります。

振り向くと大展望が。兵庫県側のスキー場。

7月、あの麓の高山植物園などを見学しました。

山頂手前、こしき岩。あの左側を回り込みます。

こしき岩過ぎて登山道が右へ折れると山頂はもうすぐ。

がんばれ私。

着きました。時に9/21、10:59。登り始めから2時間31分かかりました。

連休で山頂は賑わっています。

南方面。

鳥取側

北方面。

手前鉢伏山、向こうの一番高いのがに7月に登った扇ノ山。

https://blog.goo.ne.jp/kawashima134/e/2d4642806066cb260e705259f4922e00

あの山もなかなかよかったです。

って、いつまでこんなことしているんだあ。そろそろ卒業の時期?

11:28 下山開始。ガマズミがもう秋。

下山途中、駆け降りる小学生に次々追い越される。年なので無理しない。人の通行の邪魔もしない。犬も頑張って登っていた。

12:38 氷ノ越まで下りてきました。

朝、広島県の三次から四時間かけて来たという年配男性は今から登るとのこと。

大勢の人でした。中高年は夫婦連れ、若い人は友達、家族などなど。

キャンプ場まで1.5キロです。あと一頑張り。

芦生杉。

旧伊勢道の遺構が残る。

歩きやすい。

13:35 やれやれやっと下山しました。

上山2時間21分

下山2時間7分

合計4時間28分。こんな山歩きはもう最後かもしれません。

一週間前、山口県の千石岳を、私は難なく登れたので油断していました。

夫は悔しかったのか、毎日仕事場の階段上がり下り、ウォーキング1万歩でこの日に備え、スイスイ登って余裕の表情。悔しい。

私は二度滑り、一度は木の根に靴をひっかけて転びかけたけど、何とか転ばずに済みました。

転ぶと痛いし、最悪、骨折。

涼しくなったし、少し歩かないといけませんね。反省しました。

この後、氷ノ山の北麓の林道を兵庫県側に下りて天橋立まで約百キロ。

深い山合いから山間の集落へ、集落から小さな町へ。最初のコンビニでおにぎり買って食べる。おいしかった。

天橋立までは交代で運転して3時間くらいかかりました。

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千石岳とスズメバチ、そして山野草のエキ

2020-09-13 | 山歩き

本日は山口県周南市の千石岳を歩きます。

中国道鹿野インター下りて徳山方面へ、途中から県道9号、さらに林道へ入り、登山口を目指します。

家からは約二時間の予定が、いろいろあって30分遅れ。気を取り直していきましょう。

手洗いの向こうに車を停めて

登山口はすぐ近くです。

 

途中、ダム湖が見えます。(高瀬湖)

山頂近く、ツリフネソウが。

山の上だけど、水が流れる場所。たくさん咲いています。

早くおいで~

人の声が聞こえて、山頂が見えてきました。人がいます。

山頂はアンテナ施設が。消防無線だそうです。

三日続きの雨が明けた秋の日曜日。空気が澄んで、遠く大分県の国東半島も見えます。

山口県の東部から、九州が見えるのは珍しいです。以前、光市の冬の茶臼岳で見て以来。

行きたい食事処は、問い合わせると県外者お断りとのこと。残念。

結局自分でお弁当作る。

50人くらいのグループは山口県の山の会とのこと。縦走するそうです。

先に発ちました。

下山途中、スズメバチに遭遇。後ろからブーンと羽音立てながらついてきてなかなか離れない。

「スズメバチ!!」と言うと、夫が「追い払うな。知らんふりして通り過ぎる」と言うので速足で歩くと、やがて離れていきました。

びっくりです。私がフェロモン出していたのではなく、裏が黒い帽子かぶっていたからかも。スズメバチは黒に反応するらしいのです。

織りの友達がスズメバチに刺されて、二度目だったせいか息苦しくなって病院へ行ったそうです。

「黒い服がいけないみたいよ」とみんなで言うと、「法事なので黒い服着ていたーーー」

私もうっかりしていました。9月のスズメバチ・・・本当だったんだあ。これからは黒いもの身に着けないよう、気を付けます。

あとで聞くと二匹ついてきていたとのこと。おーこわ。私が下手に払ったら、友達たくさん呼び寄せたかも)))))

老女、山道でスズメバチに襲われるという記事にならずにやれやれでした。


続いて山野草を集めて育てている施設に行きます。

造った方の遺志を受け継ぎ、ボランティアグループが管理しているとのことです。

イベントもいろいろ。楽しそうです。

http://blog.livedoor.jp/hananosetumei/archives/30439202.html

エキは山かんむりに谷の字を当てていますが、和製漢字かも。

今の時期の花。

川の先がその山野草のエキです。

シュウカイドウ

シュウカイドウ

ベニバナヤマシャクヤク(実)

ツリフネソウの白いのは初めて見た。

赤に交じってたくさんありました。

黄色は安芸冠山の登山口、中軽井沢のセゾン美術館中庭の二か所で見ました。

赤、黄、白・・・不思議ですね。

キレンゲショウマ

フシグロセンノウ

ツルニンジン

シラヤマギク

ハギ

レース模様

ミズバショウの谷

ツリフネソウ(白花)

キレンゲショウマ

テンニンソウ

ヤマウド

???

オヤマボクチ

そのほかにもいろいろありました。

放っておくとすぐに藪になる山で管理されるのは大変なことと思います。入り口の箱に少しだけ志納金、入れてきました。

隠れた名所でした。

後は来た道を広島へ。息子宅は不在だったので、忘れ物置いて帰宅。

山は上りが一時間弱、下山は30分くらい。勾配急で、途中石仏が88体置かれていた。石を組んで祠にしているのが、ここの特徴。優しい心遣いを感じてほっこりしました。

いいお天気でいい山歩きになりました。

 

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千石岳山頂

2020-09-13 | 山歩き
いいお天気。九州の国東半島が見えます。

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8/3 八面山で道に迷う

2020-08-08 | 山歩き

さて、金色温泉を8時半頃出て、八面山へ車で行きます。

途中、いくつか登山口がありながらも上へ上と。

上から二番目のP

この地図だと①に車を置いて、黒の矢印のコースで歩くことにしました。一時間くらいのハイキング予定です。

楽勝、楽勝とこの時は喜んだのですが。。。。

八面山大池。灌漑用らしい。

いざ出発。

木陰の道。涼しい。

第一展望台。中津市内は霧の中。高速道路が見える。

次の展望台。

南画風。下は切り立った崖。端まで行くのが怖い。

殆ど高低差のない楽な道。

今度は南が見える。阿蘇も見えるはずだけど手前しか見えない。

山の花いろいろ。オニユリ。

オトギリソウ。

山頂は展望コースの途中にあります。

こんな感じで。

さらに歩きます。

池が見えてきました。八面山小池。

小池さん、頑張ってーーと、この時はまだ余裕があります。

キンミズヒキ。

さらに歩いて行くと箭山神社への道案内が・・・ここで道に迷ったことに気が付きます。

さっきの地図は?

登山口で地図貰って夫に渡し、そのあと私だけ手洗いに行って出発したのでした。

地図・・・?持ってきとらん・・・

なんでぇーーー!!!

忘れた・・・

なんで???

もっと言ってもよかったけど、山で喧嘩しても何一ついいことはありません。それに最近、あんたブログしよるんじゃろと言われたばかり。思いのたけを言うのは、また書くのは避けたいところ。

再び分岐まで引き返し、別の道へ。

地図があるからよほど車に置いておこうかと思ったヤマケイの「大分県の山」、その中の小さな地図だけが頼りです。本の地図は詳しくありませんが、何とか見当つけて歩きます。

この地図で言うと、黒いコースを行くつもりが、結局はオレンジの道へ。

Rの近くまで行って引き換えし、赤いP→Qへとおりました。

これは今地図を見ているから言えることで、下りたのが車道の途中、どちらへ行っていいかわからずに、しばらく迷いましたが、上へと。

車道を歩くのはつらい。大回りになりました。黙々と。

途中で昨夜の宿泊先から電話。上着とズボン忘れているって。今、山です。帰りに寄ります。と答える。

やれやれ、年寄の登山隊。ケガしなかっただけでも喜ばないとね。

朝と同じ道引き返し、宿で服、回収。

続いて大分県竹田市を目指します。これもナビに変な道へ誘導されて、中津インターまでだいぶ手間がかかります。

この地図だと③、中津日田道路の田口ICからつながっていたのに、見落としてしまいました。

いゃあ、何かと大変でしたが、うまくいくばかりの旅行より、紆余曲折、いろいろある方が人生は味わい深い。そう思いたい。

午後からは長湯温泉へ行きますが、それはいずれまた。

この日のお昼は、お煎餅やお菓子、家から持ってきたバナナで済ます。登山口付近、コンビニありません。

二度目のお昼は別府SAでサンドイッチやお寿司買って済ませる。中津から大分、結構遠い。大分県は広いです。

温泉と山が多いので好きな県です。

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湯村温泉と扇ノ山(おうぎのせん)

2020-07-25 | 山歩き

湯村温泉は兵庫県北部にあります。小さな温泉街ですが、30年以上前のテレビドラマ「夢千代日記」で一躍有名に。

いつか行きたいなと思いつつ、やっと念願叶いました。

R9を鳥取方面に行くと、大きな建物が見えてきました。それが今夜泊る井づつやさんです。

チェックインして、抹茶いただきながらロビーでしばしの休憩。

庭を取り囲むように建物があります。庭は出入り自由。

部屋から温泉街がよく見えます。小さな町のようです。

夕食まで、街を歩きます。

川を渡ります。

川は水量ほどほど。

泊っている部屋と展望浴場が見えます。

上へ行くほどいい部屋らしい。

スタンダードな部屋にスタンダードな食事です。そのほか、県からのお土産補助券が一人2千円分。二人で4千円。ありがたく使わせていただきました。

夢千代の像。

ドラマは30代に見ましたが、有名俳優がたくさん出て、見ごたえありました。主演の吉永小百合もさることながら、共演者がみな芸達者。

樹木希林の「私は色気でなく芸で勝負する芸者」と言うセリフが印象に残っています。

こんな話が通じるのは何歳までの人でしょうか。

赤色エレジーのあがた森魚とか。

懐かしい~

夕食は庭の見えるレストランで。午後七時、まだ明るい。

おかずいろいろ。この後は写してません。

適量でおいしくいただきました。

館内、展示いろいろ。魯山人。

春花秋月。

応挙

柿右衛門。

柿右衛門。

こちらは大和絵。

地下2階の大浴場が温泉街への近道。

宿は斜面に立っているようです。

小さな庭を見てくつろぐ。

お客さんはほどほど。この付近は誰もいなくて静かでした。

朝食いろいろ。何でも少しずつ。上品。

植樹祭で宿泊したそうです。最上階のいい部屋ではなく、わざわざ別棟を建築。以後は利用できないそうですが、申し込むと見学は可能とのこと。

昭和時代の写真など。

廊下のはずれ。R9が見える。


雨が降るのでコースの長い氷ノ山やめて、扇ノ山へ。兵庫、鳥取県境の山。標高は1,300mくらいですが、登山口からの標高差は200mくらい。楽に登れそうです。

河合谷林道を延々と登って登山口まで。右手の尾根にとりつきます。

帰りは段ダム方向へ。深い山でした。

尾根までは急登、あとは長い尾根歩きでした。

ブナがたくさん。

私たちのほかに2つのグループと出会いました。人が少ない山でした。

カエル1

途中の展望台から。鳥取市と日本海がかすかに見える。

1時間50分で頂上へ。

避難小屋で昼食代わりのトチ餅など食べます。

とても立派な小屋で、雨なので助かりました。

春の新緑、秋の黄葉もきれいなことでしょう。

でももう来ることはなさそう。山は多く、人生は有限。

山との出会いも一期一会。

木の根がむき出しで歩きにくかった。何度か滑る。

カエル2と遭遇。

棒でつついても逃げません。

大人の手のひらくらい。でかいです。

ゲコゲコ。

山は雪解け水の為か、湿っていて、木道もあります。小さな池もあり、瀬戸内の乾燥した山とはまた違った趣き。

木も照葉樹は皆無。スギ、ブナなど。いい山でした。

次はぜひ氷ノ山へ行きたいもの。中国道通ると近道のような気がします。近いうちに行きたいものです。

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扇ノ山おうぎのせんは雨

2020-07-24 | 山歩き

何とか登りました。

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倉橋島、火山の花と木

2020-07-20 | 山歩き

山の花や木が好きです。

環境に適応し、生存競争に勝ち抜いて、根付き、成長し、やがて消えていくはずの植物。

それを見るのが好きです。

ありふれたものばかりですが、昨日も、つい写真撮りました。

狭い庭も山の木と草。願わくばこれ以上、藪にならんことを。

タケニグサ。2メートルくらいになるけど、草。荒れ地に生える。汁はかぶれるので触らない方がよさそうです。

ヒヨドリバナ。ヒヨドリの啼く頃に咲くのが名前の由来。フジバカマの仲間。

ノブドウ。秋には紫色各種に実ってきれいですが、不食。

アカメガシワ。こちらも荒れ地に。新芽が赤くてきれいです。

オカトラノオ。小さな粒々の花が規則正しく並ぶ。

花期もそろそろ終わり。こう見えてユリ科

サクラソウ科

 

名前の気の毒なヘクソカズラ。実は独特のにおいが。花はどうでしょうか。

花を取って鼻の頭にくっつけて遊び、昔はヤイトバナとも。

ヤイトって・・・お灸のもぐさを盛り上げた形からのようです。

お灸って?もぐさって?

植物の名前には思いがけない古い言葉が隠れていますよね。

東千田町の広大の旧理学部一号館裏にはケンポナシの古木が。

その名前の由来を聞いた時、驚倒したものです。今ではまず耳にしない言葉が隠れている。

イヌザンショウ。

刺激がそうきつくないので、食べやすいです。葉を少しいただいてきました。

またまたオカトラノオ。

オオバヤシャブシ。

早くに大きくなるので、山火事の痕などの緑化に利用される。

香川県の直島には銅の精錬所があり、排煙で島の木が枯れ、大規模に植えていました。私が子供の頃です。

叔父がその精錬所に努めていて、毎夏遊びに行ってました。

ある夏の夜、オオミズアオという水色の大型の蛾が大量発生していて、夜空いっぱいにひらひらと舞っていたのはとても幻想的でした。

自然のバランスの崩れた島では予期しないことが起きる。今ならそうわかりますが、ただあっけに取られてみていました。

全体が薄い水色で、触覚だけ、一筋赤があったかな。

蛾はそう怖くないです。

それで私にとっては蛾とセットの木。苦手な方、ごめんなさい。

イタビカズラ。蔓性の木。イタビとはイチジクのこと。

大きな実がついて、時には立ち上がるオオイタビは山口県萩では垣根にしているところもありました。暖地性の植物です。

広島だとプリンスホテル横の崖などに見られます。

ガマズミ

遠くにリョウブの木。

穂状に咲く花。昔はこの葉をご飯の増量に利用していたとか。

一時お腹は膨れても腹持ちはどうなんでしょうか。

クサギ。葉に独特のにおいがあります。

ヒヨドリバナ

定番、サルトリイバラ。

とげがきついので山歩きの時は気を付けます。

秋の赤い実はリースにしたいけど、とげが・・・

またクサギ。秋にピンクの花を付けます。

花を真っ赤と真っ白に品種改良したゲンペイクサギというのもあります。

おやまあ、ツワブキが。海が近い証拠。

クリ。

クヌギの大木。

ヤマシャクヤク。もう少し高い山にありそうだけど。

ヤマシャクヤクなら、かじれば元気になるはず。シャクヤクは漢方薬にします。


切り開いた道の両端は、日当たりを好む植物がいろいろありました。季節が半月違えばまた違う花に出会えるので、同じ山でも飽きると言うことはないです。

火山は25年ぶりくらい。橋も道もよくなり、立派な温泉施設なども。しみじみと時間がたったものです。

 

 

 

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倉橋島の火山に登る

2020-07-19 | 山歩き

梅雨の晴れ間、夏のトレーニング兼ねて、山を歩きます。

8時過ぎ自宅→広島呉道路→第二音戸大橋わたって倉橋島へ。

第二音戸大橋。

例によって登山口が分かりにくく結局、10時ころ登山開始。

この林道は頂上直下まで伸びていた。

登りたかったのは登山道だったのに、登り口、見逃したみたいで、、、残念。

土砂災害の痕を直しています。

林道(車道)をひたすら歩くこと40分くらい、途中の眺め。

倉橋町の中心部。呉駅前から路線バスあり。

最後は15分ほど山道。もうすぐ頂上。

左手の大岩です。

頂上の大岩に上がり、下を見下ろします。10時48分。一時間弱で上がってきました。

グラウンドと林道の一部。

あちらから上がってきました。

帰ります。登山道を帰りたかったのですが、林道を引き返すと言うのでついて歩きます。

山での単独行動は厳に慎みたいもの。

道路に流れ出した土砂に水路ができている。

二年前の災害跡でしょうか。

山肌がえぐれています。吸い込まれそう。

道に山がずり落ち、その下からえぐれている。

あの細いところを通り抜けました。

砂防ダムの下で、タンクにためた水が落ちています。

手を濡らすと冷たいので、ついでに頸動脈を冷やす。血液が冷やされて体の内側から涼しい・・・ような気がする。


桂浜の海水浴場でお弁当食べる予定でしたが、Pが満杯。

さらに道なりに行くと海岸で遊んでいる人が。

有料のドッグランとプライベートビーチ。

ワンちゃんが楽しそうに海岸を走っています。

山から下りてきた年寄り夫婦はちょっと関係ないようで。

ヤシがリゾートっぽい。

まさか今日が今年の夏の山場じゃないよね。

まだまだ夏は始まる前。もっともっと遊びたい。

もうこうなったら寿命との競争。

海はきれい。でも近寄れない。残念。

帰ります。早瀬大橋の下をくぐって、本土に戻ります。

第一音戸大橋は1960年代に完成。

島の土地が狭いので、ループ状の道路で橋げたを高くしています。

橋げたが高い訳は、呉から四国方面への航路。大型船が通るからです。

狭い音戸の瀬戸を、船は順番待ちで通過します。狭いうえに入口と出口で90度くらい方角が違うので、操船もたいそう難しいのです。

船に乗っていてもカーブを感じるほど、体が振られます。

ここは平清盛が開削したという伝説があり、公園には吉川英次の「新平家物語」文学碑もあります。

ここは高校の修学旅行の帰路、立ち寄ったところ。

こちらへ来ると必ず、共学校の修学旅行を、男子校出身の夫に自慢する私。

クラスの修学旅行のしおり、殆ど私が作った。企画考えたのはK西君、男子の修学旅行委員、私は委員ではないけれど、流れで(どんな流れ?)、しおりつくることに。ガリ版切って、カットの絵なども全部自分で描いた。

綴じるのは日曜日に我が家でしたかな。我が家の勉強部屋で。母がラーメン作って持ってきてくれた。来たのは男の子二人。

すみません、登山とは全然関係ない昔話を。

こんな話すると夫は無言。

「ごめんね、男子校だからってひがまないでね」

「なんでひがまんといけん」

といつもの展開。音戸大橋まで来るといつもこの話になる。

四国へ渡るフェリーがこの先から出ていて、時間待ちでここでは割とゆっくりした。

私の親友が男の子にもてまくっていて、ついでにくっついている私もたくさん写真撮ってくれた。

このときの写真、数年前、三男に見せたところ、

「お母さんは自分のこときれいだったと言うのでどんなに美人かと思ったら、中の中じゃないの」と言われてしまった。

いいじゃないの、昔の女の子は素朴だったのよ。

こちら第二音戸大橋。橋げたはさらに高く、アプローチの道路も高い。

あとはひたすら自宅へ。ここからは45分ほどで帰りました。

やれやれ、おやつです。

この後、友達から電話。五人で近くをウォーキングして、友達のマンションでお茶して解散。

よく歩きました。2万歩以上かな。

これからも頑張りたいものです。

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梅雨の晴れ間の山歩きとウォーキング

2020-07-19 | 山歩き

本日午前中、倉橋島の火山に登山。

昔の登山道は林道通る人が増えたせいか、消滅?

その林道も各所で、二年前の土砂災害の跡が。歩いて林道上るのはつらいけど、何とか頂上近くの展望台まで。

そこから登山。帰りは桂浜海水浴場でお弁当食べるつもりだったけど、駐車場が満杯で断念。

音戸公園で食べて帰宅。帰宅は2時5分。

しばらく休んでいたら、友達から近所のウォーキングに誘われる。

また行くんかあ、と夫に聞かれるが、誘われて断る手はなし。

残り少ない人生、何のきっかけも生かしていきましょう。

やがて集合時間、今日のことはゆっくり夜にでも。

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安芸郡熊野町の山を歩く

2020-05-24 | 山歩き

本日は安芸郡熊野町の山へ。中世に山城があった見晴らしのいい山。

http://osidori-net.com/report/2014report/2014dokisiroyama.html

分かりやすくていいサイトなので、リンク付けさせていただきました。

8:30自宅発 矢野から熊野へ。途中で瀬野川方面への分岐を北へ。土岐の山団地の奥が登山口です。

9:25登山開始 

登り口。

登山開始。

涼しい樹林帯。

土砂災害の跡は2018年?

下へと流れた跡。

分岐。古井戸コースへ。

古井戸はあちら

山頂からここまで水汲みに?

底に水あり。

祠が見えてきました。あの向こうが山頂です。

山頂着9:53。小田山が見える。

熊野町に矢野方面の山。

北方面は奥に曽場が城山。手前に先日登った山は尖った山=鬼が丸山と、右隣の槌山。あちらに狼煙台があり、この山頂へと連絡していたとのこと。

小さな社の社叢を除いて展望はほぼ360度。418.6mの山ですが、眺望良し。

10:10 南方面の別の道を下ります。

陽だまり下山。

コンクリートの台と煉瓦のかけらが散乱。

何かの建造物の跡?

兵舎跡は木が生えています。

戦争中、見張り台があったのでしょうか。

下りてきました。10:49 湖翠団地の一番奥です。

集会所後ろが登山口。こちらなら敷地内に車が2.3台止められそうです。

あとは車の場所まで戻ります。

里山。田植えの準備。


熊野町は商業施設もたくさん。こちらへ寄りましたが、何も買わずに帰宅しました。

もうものは増やさない。あるもので暮らす。

帰宅は昼前、準備したお弁当、家で食べました。

そろそろ暑くなるし、梅雨に入るし、夏までにあとなんかい行けるでしょうか。

この山は、広島バスセンターから熊野萩原車庫前に乗って終点下車、登山口まで徒歩圏内。何かのご参考に。

熊野町内を周回するコミュニティバス、おでかけ号だともう少し近くまで行けそうです。

感想。

手軽でハイキング気分の山。達成感にはやや欠けるけれど、山城の遺構もあり、面白かった。年より、子供向きの山。

 

 

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東広島の山に登る

2020-05-17 | 山歩き

本日は東広島市八本松町にある山城跡へ登ります。

R2を東へ、瀬野川町一貫田で熊野方面へ右折、安芸農協阿戸支店角を左折してR355へ。

東広島市との境の峠を越えてしばらく行くと左へ入る道があり、長寿の森の駐車場があります。

我が家からは50分くらいですが、途中、農協で野菜買ったりして、80分くらいかかりました。

車置いていざ出発。

山頂には大内氏の支城があり、のち毛利氏に攻略されたとのこと。

行ってみましょう。

山頂まで一時間弱の予定。

最近整備された山のようです。道案内が分かりやすい。

山頂が見えます。

ヤマツツジ

指導票充実。

植林したようです。

豊穣池は農業用のため池で、周辺を散策できるようになっています。

白い車に乗ってきました。

ヒメヤシャブシ

ツクバネウツギ

公園の植え込みによくみられるのはこれを改良したハナゾノツクバネウツギ

雁皮

雁皮

皮は高級和紙の材料にされていた。

この山にはたくさんありました。

振り返る。日当たりのいい滑りやすい登山道。

コガクウツギ

30分ほどで稜線へ。右へ行きます。

急なところは階段があります。

あちらが鬼が丸城跡。毛利軍が陣を張ったそうです。

さらに行くと曲輪跡の平坦な場所が。

もうすぐ頂上。

着きました。いい汗かきました。

説明版。

東広島市の西条盆地が見えます。

広島大学はどのあたり?

市内各所にあった学部が統合移転してもうだいぶたちます。

医歯薬系は市内にありますが、一年目は西条で勉強します。


家から作ってきたお弁当食べて、下山開始。

急な山は下りの方が緊張します。

毎日の暮らし、緊張することもほぼ皆無なので、緊張はボケ防止にもなりそう。

急がずに一歩一歩、確認しながら。

ストックはいつも持ってきません。伸ばして縮めて面倒なので、山で枝を調達。要らなくなったら置いて帰る。

下山は40分くらいで。途中、年配夫婦、子供四人と両親の一家とすれ違います。

手軽に登れるしアプローチも分かりやすい。これから人気が出る山と思います。


行きに通り過ぎた花、帰りに見ます。

山中にひときわ鮮やか。

大きい木です。

マメ科のジャケツイバラのようです。

こんな鮮やかな色ながら、自然に生えている木。

分布は山形福島以西の本州、四国、九州、沖縄、中国、ヒマラヤだそうです。

花は初見。花の季節外すと気がつかない。

自然は一期一会。癒されました。

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深入山ふもとの木と花

2020-05-05 | 山歩き

深入山ふもとを巡る旧国道沿いは、陽が当たるところに珍しい植物がいろいろありました。

キランソウ。いこいの村の石垣に。

ジュウニヒトエは立ち上がる。こちらは石垣の隙間などから芽を出して広がる。

エリマキツチグリ。ホコリタケの仲間。道端の枯葉の上に。

ショウジョウバカマ

イカリソウ。

イワウチワ。

ガマズミ

ドウダンツツジ。よく庭木にされるが、山中に自生した木の花に出会うのは多分初めて。

ウスギヨウラク

オオカメノキ

ユズリハ

ツクシの学校。下の方はムラサキサギゴケ?

ムラサキケマン

ヒメオドリコソウ


いこいの村まで戻る途中、国道沿いにシラカバが・・・

他の山で見たことないので観光用に植えたものかもしれません。

夫は元から生えていると言い張りますが。。。。


久しぶりに山野草を見て、面白かったです。

里山にはネコヤナギなども残っていました。

季節を替えて行けば、また珍しいものに出会うかもしれません。

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深入山ふもとの旧国道を歩く

2020-05-04 | 山歩き

さて、連休後半、人のいないところを求めて安芸太田町のR191旧道を歩くことにしました。

戸河内IC降りて、R191を益田方面へ。いこいの村ひろしまに車置いて、旧道を歩きます。11時ころ。

道は山へと上がります。今通ってきた国道が見えます。

40年くらい前はこちらがメインの道路。

黒文字見つけた~菓子楊枝にします。

寄生木の枝。

一時間ほどで峠に。

広島では峠を「たお」と言うこともあるそうで。
向こうは旧芸北町らしい。さらに行くと島根県です。

標高は890m、昔の峠越えは大変だったことでしょう。

木五倍子きぶしたくさん。昔はこの実から染料とってお歯黒にしていたそうです。

黒澤明の映画はリアルだったと話し合います。

峠から降りた最初の家はすでに廃屋。花だけが変わらずに咲いています。

私設オートキャンプ場。

山里の春。

水田、あぜ道、タンポポ、用水路、田植えの準備。


旧道が終わり、国道と合流するところにカフェあり。

もう13時半、さすがに疲れました。お弁当は車の中です。少し休んでいきましょう。

山小屋風の店内。

マスターが一人で切り盛りしています。

メニューは飲み物4種類。

先客は外国人男性と日本人女性のカップル。店内クラッシク、ヨーロッパジャズなどが流れています。

マスターと夫、しばしオーディオ談義。

いただきます~。

おいしいコーヒーでした。

木製のスキー板。

ザクロと絵。

小さな壁掛け。

窓辺の席。

窓の外の雑木林。

店内。

バードウォッチングするコーナー。

深入山が正面に。

さよなら、また来ます。

白い窓枠がおしゃれ。

初めての店なのになぜか懐かしい。店の中に古い時間の気配がする。

マスターは山好きで、定年後店を開いたとか。

しばし山の話をする。

一日平均お客さんは一人だけど、コロナ以来、十人くらいになる日もあるそうで。

人混みを避けて山に来る。誰しも考えは似ているようです。

広島方面からだと、道の左側。

この看板が目印。

https://tabelog.com/hiroshima/A3408/A340204/34018938/


車の場所まで徒歩で引き返します。

単調な車道を約1時間。もう少しです。

おやま、ピンボケ。

登山は自粛してくださいとの看板あり。P入れず。路駐も禁止。

連休なのに人影なし。たまに車が通るだけ。歩く人皆無。

いこいの村ひろしまに戻り、持参のお弁当食べ始めたのは15時。

結局4時間、18,000歩くらい歩きました。

久しぶりに歩いて気持ちよく疲れました。

連休はまだまだ続きます。

自分で工夫して、楽しく過ごしましょう。

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