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息子のマンションで雛まつり

2013-03-03 | 日記

どういう風の吹き回しか、夫が急に長男のマンションへ行きたいと言い出した。昨年の六月に引っ越しして、あちらからは数えきれないほど遊びに来たけど(たぶん20回以上)、夫はまだ息子のところへ行ったことがなかった。

私の知らない間に夫が息子と約束していて、きょう午後二人で出かけた。奇しくもきょうはひな祭り、孫娘は自分の雛人形を持っていないけど、持って遊べるお人形を夫が探し、結局、こんなもの買って持参。

雛人形でなくてごめんね。二つで数千円、しっかり抱っこして遊んでね。本人は大喜びで、両手に抱いてずっと遊んでいた。

「ばあたんのお膝においで、抱っこしてあげるから」と言うも「今アンパンマンと赤ちゃんマン抱っこしてるから」と断られた。孫娘には孫娘の都合があるようです。

アップルパイを25年ぶりくらいに焼きました。ちょっと焦げ気味。下手です。お恥ずかしい。バラの花をつけてみました。オーブンから出すとき縁が欠けました。

丸いのはアンパンマンのつもり。別に焼いて置いただけ。やや不気味。でも喜んで食べてくれました。

この他に持って行ったもの、イチゴ、赤飯、いただきもののマドレーヌ6個。お嫁さんにお茶出してもらって、みんなでアップルパイ食べて、孫娘にイチゴを小さく切ってやって、写真見て、結婚式、お宮参り、昨年の記念写真も見て、帰りに次男と連絡取っていろいろなものを渡したけど、お腹が痛いと言うので、再び家に帰り、薬各種をそろえて持って行く。

老いたりとは言え、まだまだ役に立つ親と自負。でも、子供は迷惑かも。

先日は母とも話して帰ったけど、いつまでも親がいてくれるのはありがたい。孫のいる私でも、母には娘。一日でも長く、娘でいたいもの。

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「小説家の内緒話」 瀬戸内寂聴聞き手山田詠美

2013-03-03 | 読書

梅が満開 児島・野崎邸で 2/28


小説家の山田詠美が、二年間、四回にわたり瀬戸内寂聴にインタビューしたものをまとめたもの。山田詠美のデビュー作は当時衝撃を持って迎えられたけれど、それは業界への通行手形、あとはわりと堅実な作風の作家ではないかと思う。

その人が瀬戸内寂聴と、創作上の思い、作家だけに通じる心構えや作品の仕掛け、私生活と作品の関係など縦横無尽に語りあっていて、読みやすいながらなかなか面白かった。

この中では詠美さんは先輩作家を立てる位置を踏み外さず、そのおかげで、瀬戸内寂聴の本音をよく引き出している。

いゃあ、出家しても全然枯れてませんね、寂聴師は。若いきれいな男の人を集めてサロンのようなものを作りたいって、生命力に横溢していて、それだから長生きできるんでしょうね。

私生活ではたくさんの男性と付き合ったけど、それを創作の肥やしとし、別れた人を悪く言わない。永田洋子死刑囚や徳島ラジオ商殺しの犯人とされて冤罪を主張していた・・・富士(すみません、名前失念)さんの支援活動、イラク戦争の時のハンストと、社会的な活動も記憶に残っています。

檀家を持たず、小説を書く尼僧。ものすごく自由な感じがします。嵯峨野の寂庵の前は通ったことありますけど、塀の中のうっそうとした木立と「瀬戸内」と書いた郵便受けがとても大きかったのが印象に残っています。

庶民的で、分かりやすい作品の数々、それでいて私生活はやりたいように生きている。人が共感するのはその部分でしょうか。

 

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