江田島へ
本日は県人会の皆さんと江田島へ行きました。港から目的地、旧海軍兵学校あとまで、二時間を歩きます。
上り坂が続きます。後ろ、広島方面。
島の集落を抜けて
着きました。構内から古鷹山が見えます。構内、桜と松。
大正年間に建てられた講堂、花崗岩仕上げ。
明るい色調
内部の明るく軽快な仕上げ
玉座跡。テレビドラマの撮影などをしたらしい。
カーペットは踏まないように。
旧海軍兵学校。現在は海上自衛隊幹部候補生養成学校。明治時代の建物。煉瓦仕上げ。無駄のないデザイン。
戦前も軍事エリートの妖精・・・ではなくて養成学校。時代は変わっても学校の役割は変わっていない。
守衛さん二人
内部
教育参考館。内部は史料たくさん。林子平「開国兵談」(原本?)からはじまり、吉田松陰、橋本佐内、勝海舟などの墨跡、歴代海軍の偉い人たち・・・そしていきなり、特攻隊員などの遺書。一階は自衛隊になってからの卒業写真など。
ここでは時代は明治から一続き。自衛隊の施設なので、反戦思想はタブー。各地からの旅行者多し。
海軍兵学校は当時、日本で一番難しい学校だったとか。そこで学んだ頭のいい人の指揮でも勝てなかったんだから、なんで戦争に負けたのかもっと掘り下げてもいいんでは。失敗の中にこそたくさんの教訓が埋まっているものです。
そうすれば戦争とは勝つべきものではなく、してはいけないものと分かるのでは。惨憺たる負け戦の資料が全然ありません。ここへ来ると戦争のいい悪い以前に、日本は戦争に負けなかったみたい。どう見ても片手落ちですね。
セーラー服姿(と言っても全員男)、術化学校の生徒さんたちが、敬礼して二名ずつ入って行った。今年の新入生かも。
引き揚げられた戦艦武蔵の砲門。卒業後はこの先の港から、世界一週の航海に出て行くとか。
本日は23.000歩くらい歩きました。疲れました。帰りに友達に寄ってもらってワカメを渡しました。いい一日でした。