本日、織りの教室。
少し織り始めました。370センチの予定。先は長いです。
整経した時に残った糸は、自宅へ持ち帰り、とりあえず大管から外します。You tube見ながら一時間くらいかかった。織りは時間をかけて根気よく。
人生後半、ひょんなことから織りに出会えて、いろいろな人に出会えて、いろいろなことを教えてもらってとても豊かな時間を過ごさせてもらった。
今織っているのが教室での最後。先生が教室を閉じられるので、あとは希望者のみ織り機を譲り受け、各自、家ですることになった。いつまでも続くと思っていたので本気で習っていなかった不出来な生徒。
一人でするのは不安だけど、出来るところまではするつもり。それもこれも健康第一、体に気を付けて長生きして、楽しいことをいっぱいやりましょう。
織り機はとても大きいので、掃出し窓から入れて一階のリビング隣、畳コーナーに置くつもり。自分専用に織り機があるなんてちょっと嬉しい。いえいえ、とても嬉しい。
農閑期に織りをしていた昔の女たち、その系譜の末端に連なるならば私もまた歴史の中の存在。
糸を触っていると悲しいことは癒され、嬉しい時にはその気持ちも一緒に織り込み、しっかりと地に足を付けて生きられるような気がする。気だけですけど。
私の織ったものは街へ行って売って来てね。でも私の織る姿は決して見ないように。でないと私は天に帰って行きますって夫に言って、一度は笑いを取ろう。バカかと言われるのは必定だけど。