昨日の動画の説明で、不敬の内容があるとの表現にびっくり。
不敬罪は戦後の憲法ができたのに合わせて廃止されています。
ただ、名誉棄損などがあった場合、ご本人たちは声を上げられないので総理大臣が変わって告訴することができるそうです。
不敬という言葉を使うこと自体、この人たちの感覚が余りに古く、かつ危険と私は思います。何かを敬い、絶対にノーと言えない人間を作っていた時代に決して戻してはいけません。
なんでそこまで敬うのか、私には意味が分かりません。敬われて、ご当人たちが本当に喜んでいるとは思えません。自分たちの時代錯誤の思い込みと空疎な信仰で、生身の人間に重荷を背負わさないように願いたいものです。
少し前から、結婚延期に対して、ネット上で興味本位にあることないこと、無責任な言説が横行しています。市民の会の人たちは、こちらにこそ目を向けてほしいものです。こちらは「不敬」ではないのかな?
私個人の意見ですが、よそのお宅の結婚話に口挟むのはあまり上品な行いとは言えません。ご本人たちに任せておきましょう。幸せになるのもそうでなくなるのも自己責任。それでこそ生きている醍醐味ではないでしょうか。