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玉置浩二「幸せになるために生まれてきたんだから」 志田歩

2020-03-11 | 読書

朝早く目が覚めた時、あなたは何をしますか。

夏なら早朝に散歩すると気持ちいいけど、今はまだ寒くて暗い。そんな時は、私は本を読みます。本は買ったり借りたりで切らさないようにしていますが、たまにほかの本も読みたくなる。

これはアマゾンで中古本買って、10年前に読んだ。2006年の初版本。いまは改訂版が出てそれもすでに絶版、中古本が4,000円くらいするらしい。

二回読んだのでヤフオク出すかも。感想は前のブログをそのままコピペしました。

以下引用。元記事は2010/02/19です。


先週の火曜日に風邪を引いてなかなか治らない。きょうは思い切って午後からずっと横になっていたので、大分よくなった。
寝てばかりも退屈なので、先日のラジオ番組つながりで、すぐ読める本を一冊読了。

五年にわたる本人のインタビューをもとに書いた渾身のノンフィクションだそうです。著者は「ぴあ」の音楽担当社員から後にフリーのライターになった人。

安全地帯というバンドは80年代にヒット曲を連発、当時よく歌番組に出ていたものです。

コンサートにも何度か行き、あるとき知り合いの大学助教授♂にお会いして「私なんて場違いなんですが」とあちらが大変ばつの悪い顔をされたのは88年7月の広島サンプラザでしたか。文学評論の本を何冊か出された先生ですが、陽水の歌詞に惹かれるとある本の前書きで正直に吐露してしました。

歌で世に出る、歌がヒットして世間に知られる、引き続き音楽活動を続ける、、、どの場面でも選ばれたものが背負わねばならない大変さがひしひしと伝わってくる一冊。

後半のアルバムは聴いてないので、作る過程での裏話はちょっと分かりにくかったですが、バンドメンバーやスタッフとの行き違いから精神的に追い込まれ、ここでは言及されていない結婚、離婚にまつわるあれこれから(私の想像)とうとうふるさと旭川の親の家で半年もボーとしていた事もあったそうな。
帰れるふるさと、迎えてくれる親と友達のいる人はいいなあ…としみじみとしてしまった。

話し言葉だけで伝達できるのに、その上にそもそもなんで歌がある?
それはたぶん歌垣からの伝統でしょう。男と女が出会い、子孫を残していくために心を昂揚させるための。さらに遡ると動物のオスがメスを呼ぶときの鳴き声?
歌の作れない男が、彼女をドライブに誘い、安全地帯のカセットテープ聴かせて口説くというベタなsituationが当時日本全国でどれだけ展開された事でしょう。(すみません、えらそげで)

この本で印象的なエピソード、80年代の売れっ子のときは、新幹線の改札口、飛行機の搭乗口、食べ物屋、どこでも本人を待たせないようスタッフが段取りをしていたとか。作者はこれをsurviveと言っています。他の忙しい芸能人も似たようなものかも知れないが、逆に、生き急ぐ人はどこかで休まないとおかしくなる。私はそうも思いましたです。

この本では、パートナーを得て安定した生活をしているところで終わってますが、それからまたいろいろあって(まことに一処不在の運命の人のようで)、結局またオリジナルのメンバーでアルバムを作っているそうです。

20年ぶりくらいにコンサートに行ってみようかな…立ちっぱなしはきついのでシルバーシート用意してくれないかしら。


引用終わり。

このあと2010年7月、念願かなってコンサート行きましたが、それは長くなるので↓の記事に。

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安全地帯コンサート@広島 10年前

2020-03-11 | 随想

どうでもいい前置きを。

最近新型肺炎でどこへも行かず、退屈で気が滅入る。何かすればいいんだけど、差し迫ってしなければならないこともないし。機織りも洋裁もしなければそれで済んでいくし。

元気出すためにたまたま昔聞いていた音楽、Youtubeで流しながらブログ書いていたらだいぶ元気出てきた。

私はソロ活動の最初のアルバム「All I Do」から聞き始めたのかな。その前のいろいろなヒット曲は、歌もご本人も過剰でちょっと近寄りがたい感じだったけど、このアルバムは当時の私の鬱屈した心を元気づけてくれた思い出の曲。

それからコンサートも行くようになり、10回くらいは行ったと思う。年の頃なら30代終わりからの数年間。

あれから長い長い時間がたった。ずっと聴いてなかったのに、昔のコンサートのDVD流していると掃除もはかどる。

https://www.amazon.co.jp/me-%E5%AE%89%E5%85%A8%E5%9C%B0%E5%B8%AFLIVE-DVD-%E5%AE%89%E5%85%A8%E5%9C%B0%E5%B8%AF/dp/B00005HRNW/ref=sr_1_11?qid=1583902847&s=dvd&sr=1-11

えっ、こんなに高いの。ある時DVDがどれも1,500円くらいのセールしていて、そのときまとめて買った記憶が。

音楽の好みは人それぞれ。また時期によっても好みが変わる。今は、元気になるまでは安全地帯かな。

引用こちらから 2010年7月23日。


今夜は約二十年ぶりに安全地帯のコンサートへ。席は一階前の方の通路横。ステージがよく見えます。
19:10開始、最初からたくさんのヒット曲を歌いまくり。

キラキラのど肝を抜く衣装。ちょっと広島太郎みたいな感じ。
ん、広島太郎????広島太郎は広島市民ならだれでも知っている有名人。画像もたくさんあるのでgoogってみてください。
でもあの広島太郎である。やばいなあ~と思いつつ見ていたけれど、最初からpower全開でまあそんなことは気にならなくなった。
「プルシャンブルー…」の「さび」ではファンを一人ステージに引っ張り上げ、抱いて歌ってましたね。サービス精神旺盛。

アコースティっくな歌ではメンバーもギターも替えてしんみりと。昔持ち歌の少なかった頃の歌っていたという「小さな秋」…うまかったです。

インスタルメンツのあと、いきなり白い衣装で登場。会場を歌いながら回る。コンサートスタッフ数人が必死でガード。
私の目の前を通ったので、衣装の上からタッチ。いい生地でしたよ。たぶん麻。
ご本人、背は高からず低からず。いゃあ、二十年前でも結構気恥ずかしかったけど、この歳でいいのかと一瞬躊躇もしなかったけど、まあこの世の思い出に。

昔のコンサートでもこのビラビラ、会場に降ってたように思う。今回も。拾って振り回し、お土産に。これもまたこの世の思い出に。

実は連日の暑さにバテ気味。
その上、昼間は織りのおけいこ。昼夜帯は織り方が複雑で、どこを踏んでいたかすぐ分からなくなり、結果柄がめちゃくちゃに。
疲れ果てていたけれど、コンサートで騒ぐうち元気になった。会場では浴衣着た娘さんも。
私も着物着ていくつもりだったけど、体調イマイチで見送った。残念。

コンサートは7,800円+手数料で結構なお値段だったけど、元気になったのでまあ良かったかな。

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