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「ニッポン景観論」 アレックス・カー

2014-12-16 | 読書


先週、こたつでうたたねして一週間近く風邪ひいてた。風邪のときは部屋を暖かくして正式に布団で寝るのが私の場合、結局は治りが早い。

寝床での退屈しのぎに、同居人から借りて読んだ本。写真多くて割とすぐに読めます。

著者は若い頃日本に来て、日本文化の継承、景観保護の必要性を訴える評論活動と講演、各地の古民家を宿泊施設として再生し、滞在型の観光客を受け入れるなどの事業をしている。

その著者の目から見た醜悪な日本の景観を、写真とともに見て廻るという趣向の本。

いゃあ、確かにね。日本の観光地、看板多すぎ。国宝の前には必ずある茶色の大きな看板、私は文化庁あたりが建てたとばかり思っていたけど、HITACHIが建てたんですってね。国宝の前でさりげなく自社の宣伝をする。手が込んでいる。企業のイメージ戦略ですね。

しかしまあ、団体バス旅行の人にはあの看板は便利ではなかろうか。限られた時間で確かに行ったという証拠写真の背景として好都合。

地方の自治体が補助金で人を驚かすような奇抜で大きなホールを作っても、あとの維持管理に苦労するのもよく聞く話。

で、私は思ったのだけど、どちらも文化的成熟度がやや足りない現象ではあるまいか。人は人、私は私、自分の好きなもの、行きたいところは自分で決める。

あるいはまた、箱モノを作ったところで産業構造が深いところで変化している時代の流れにはあらがえない。それよりは、本当にこの土地らしいものは何か、それを自信を持って発信していく。その腹の括り方ができていないということではあるまいか。

自分の土地の文化と伝統を大切にする。それが未来につながる人間のとして生き方、そう思うとなんだかすっきりした。

モンタージュ写真でフィレンツェのダビデ像の前に、日本で見かける看板各種をモンタージュしているのには笑えた。

曰く「文化財愛護 ダヴィデ像 ミケランジェロ作 フィレンツェ 火気厳禁 HITACCO」「彫刻付近での集合写真撮影はご遠慮ください」「石段の上に登らないでください PLEASE KEEP OFF」「ここは禁煙 たばこは休憩所で NO SMOKING」「飼主のみなさまへ ボクは自分でウンチを持って帰れませんだからお願い持って帰って京都市」←これは京都市内で撮影したものらしい

いゃあ、看板に埋め尽くされたダビデ像、とっても品がない。それは看板に品がないから。そう注意することで、見物人も幼児化してしまうという構造がよく分かる。

ダビデ像を目の前にして説明は不要であろう。よしんば知らずに来たとしても、虚心に鑑賞すればよろしい。

日本人=私は看板に見慣れているので、同じものをよその国においてみるとどれだけおせっかいで醜悪かよく分かる。看板立てても犬の糞の始末をしない人はしないし、出来る人は看板なくてもするはず。市民一人一人の自覚である。

それが景観として現れる。そう言うことだと思った。

モノづくりから観光立国へ。これからの日本はそうなるだろうとの著者の予測。昔からの日本的な景観、それこそが日本の宝であると。


疑問点一つ。日本は砂防ダムが多い。それも景観を壊すとこの本にはあるが、日本の川は大陸と違って急流、雨も多い。土石流、洪水を防ぐためにはどうなんだろう。デザインを環境と調和したものにして、必要最小限の土木工事は必要ではなかろうか。

安心したこと一つ。著者の手掛けた古民家の宿泊所、とても居心地いいそうで。

20年くらい前、サライでみた藁ぶき古民家に宿泊して本当に大変だった。朝三時までテレビ付けたまま寝ている部屋があって、眠れず、朝は朝で、洗面所へ行く人が間違えて私達の部屋に入って来たこともあった。食事は庭に生えてる草みたいなのを天ぷらにして、いゃあ何とも。

でも著者の関わる宿は全て、快適に改装し、そういう何もないところにじっと滞在するのは何よりの贅沢かもしれない。

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くり抜きの膳が欲しい

2014-12-15 | 日記

年末になって、やたらと和風の台所道具が欲しくなりますが、きのうからくり抜きの食事用のお膳が欲しくなった。

ヤフオクで探すうちに初めて知ったのだけど、どうも私の生まれ育った地方の特産品らしい。知らなかった。

言葉で説明すると、材質はマツではないかと思う。それを縁も本体も継ぎ目なく、一本の木からくり抜いて作る。全面中くらいの殴りを入れ、薄く漆をかける。模様はない。木の木目と殴りだけ。シンプル。漆も拭き漆なので剥げない。

丈夫で軽く、傷はあまりつかないけど、ついても目立たないばかりかいっそう味わいを増す。

子供のころのお客ごとにはこのお膳にごちそうを置き、座敷にずらりと並べて食べていた。脚がついてないので食べにくかったはずだけど、そんなものと思っていた。

いつしか家でお客もしなくなるし、生活も洋式化してしまったので、私の実家では30枚くらいあるこのお膳を一部は台所に置き、残りは別の場所で保管していた。

10年くらい前、実家へ入ったら母が自分が作った訪問着を私にやろうと言うので、それは丁重に断って御膳を三客だけ貰ってきた。軽いので紙袋に入れて、他の荷物もあったけど、全然邪魔にならなかった。

いつかもう少し貰おうと思ううち、もうこんなに長い時間が経ってしまった。実家には弟一家が諸般の事情で同居を始めたので、嫁に出た姉が荷物あれこれ持ち帰るのも面白くなかろうと、(たとえそれが不要品だとしても)、遠慮している。

この秋、同郷の友達を家でもてなしたとき、そのお膳出したら、懐かしい、実家にもあったと喜んでくれた。

欲しいなあ、あのお膳。もう材料も技術者もいないんだろうなあ。いたとしても手作業が多いから、安くはないはず。

と、ただいまネットで古いものを探しています。安いのが見つかりますように。物欲全開の年の暮。

 

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レトロな尾道の街を歩く

2014-12-14 | 旅行

きょうは糸崎乗り換え、尾道へ行きました。普通列車で約90分

海が見える、海が見えた・・・尾道の海はなつかしいby林芙美子

新尾道大橋がしまなみ海道の入り口。

駅前から千光寺山の「尾道城」を見上げます。昭和時代に建てられた観光施設。

建物が石垣の上にover hung、現在立ち入り禁止。

尾道水道と向島。

先ずは昼ごはん。いつも行く花あかりさんで。駅降りて左、海沿いに5分くらいで着きます。

賑やかな店先

こちらも。

海と町と両方か見えます。

潮待ち御膳。

天ぷらはお客さんの顔見てから揚げます。

刺身、茶碗蒸し、天ぷらと日本料理の王道を行くランチ、¥1,080。

ちょっと辛め。最近小食になったのでご飯とみそ汁、残す。天ぷらも衣を外して食べる。

話変わるけど、今朝体重測ったらひと月前より約3キロ減っていた。びっくり、お粥の効果かしら?これからどうなるのだろう。

リバウンドしませんように、ダイエットの神さま。

デザートはコーヒーゼリー。いつも、季節感いっぱいのお皿が楽しい。

白地に赤い模様入りのお皿。どこに売ってるのかしら?

店は歌謡曲が流れ、二部式の着物を着たスタッフが口ずさんでいる。懐かしいなあ、この雰囲気。時代がいつからか止まっているような。。。。

商店街の井戸。

水瓶

銭湯が土産物店に。こちらは有名な店。

毛糸専門店。いろいろな糸があります。

向かい側のニット専門店。

この付近は止めたのか休みなのか・・・

老舗旅館。最近文化財に指定されたのではなかったかしら。周りに高い建物がない頃は部屋から尾道水道がよく見えたはず。

商店街で。乗りたいけど体重制限あり。

張り子の福猫

あなごのねどこ、一階カフェ、二階は民宿らしい。

かんばん。北海道みやげのクマもいます。

パン配達用の箱。ジャムパンにアンパン、蒸しパンなどかな。

学校の道具

学校の道具

おもちゃ屋

乳母車専門店・・・とはいえ、お年寄りの手押し車が多かった。

笑う赤ちゃん

路地の向こうは尾道水道、その向こうが向島。

和食店。養蚕用のざるで。こちら上品。いまだ行ったことなし。


 

本日のお買いもの。

小鉢二客。この形を広島で探したけど、巡り会えず。こんなところで出会うとは。

最後の二客だったので、半額にしてくれた。しもしげ陶器店 0748-23-3670

店の人が瑞祥という柄と教えてくれた。広島から来たと言うと広島にも店があるでしょう、いやいや、あまり品物はないです。などと会話する。個人商店ならばこそ。

翔山という名前あり。手描きではなさそう。

これです。ずっと探していたのは。貫入の小鉢。志野焼のシールあり。こちらも最後の二客、激安。

こちらはもめんく陶器店。0848-22-2634

小鉢や中皿など、日常使う和食器がたくさんあって壮観。どれも安い。いくら見ても見飽きない。

昔、街の食堂で使っていたような食器は90円くらいから。レトロすぎて涙が出る。

ヤフオクで言うとこんな感じ。

http://page7.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/g143135965

店の紹介はこちら。

https://plus.google.com/116915225006045953076/about

その他にいい感じのカレー皿もあったけど、数か月前ネットで買ったばかりなので断念。悔しい。

貫入の器はお湯でよく湯がき、使う前にも吸水してから使うようにと教えてもらった。

で、帰ってすぐ、昨日の織部と今日の貫入模様の小鉢を鍋でぐらぐら。

お湯が勿体ないので、詮無いこととは思いつつ、汚してしまった器もゆでる。一枚、ブリの照り焼きの匂いが染みついたのあり。そのまま使ったからね。愚かな昔の私。


 

お正月の器の準備、着々。料理は・・・・どうするかな???

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楽しい器

2014-12-13 | 日記

きょうは器を頂きました。落ち着いた色合いの織部、自分ではたぶん買わないタイプの器。でも私は器ならどんなものでもwelcomeです。自分の好みだとどうしても色や形、限られてくる。

世界は広く器は無数。さて、これに何を盛りましょうか。


午後から先日の作品、受け取りに行く。それはこれです。

羽子板の柄を持ってお節料理を取る。いいですねぇ。柄は年明けに金彩を入れることにした。

転写紙足りなくて一つは萩、秋だけど許してください。お皿は出来たけど、お節料理、作るかな。疲れるなあ。

今週は風邪がひどくて、毎日よれよれ。こたつで寝ると余計悪くなるので、寝床で横になる。体調悪いと眠りが浅く、とっても嫌な夢を見る。

今朝がたは、長男と夫と親友が揃って変な宗教にはまってしまい、取り返しに行くと教団の人間に追いかけられる夢。

長男は医学部の学生なのに大学行かずに、せっせと変な絵を描いている。親友は某カルト宗教にもしばらく入ってたとかで全くとんでもない話。

ここからが私なりの夢占い。大切な人たちが揃って邪悪なものにからめ捕られるって、私の中の病気がまだ暴れているということだろう。取り返すことはかなわず、とりあえず私は撤退。

今度は取り返す夢を見たいもの。その時には風邪も治っているはず。今は食欲もないしお腹の調子もイマイチ。家にいるときはなるだけ寝床で横になっている。


 

ふたもの。夏っぽくなりました。

うーーーむ、ブルーは食欲が減退する色。それは毒物の多くが青や紫だかららしい。

青酸カリは手に入らないけど、海と山には猛毒のものもたくさんある(らしい)。悪意を持って毒を盛られたらちょっと防ぎようがないのでは。おーーー怖))))))))

これなら楽しいかも。この色合いが好きなので、誰にも差し上げてない。


 

きょうは姑様が転んで手の甲が腫れている。夫は午後から予定通り、一人で旅行に。

姑様の家に行き、ちょっと手助けさせてもらった。前に転んだのも年末、年末は誰しも気がせくので足元にはいつも以上に気を付けたいなと自分のこととして思った。

明日は一人で尾道の骨董市へ行くことにしていたけど、体調イマイチだし、留守の間に何かあっても行けないし、家にいることになりそう。朝、様子見て大丈夫そうだったら、行こうかな。

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「異国の客」 池澤夏樹

2014-12-13 | 読書

著者は2004年秋、パリ郊外のフォンテーヌブローに家族で移り住み、そこで見聞きしたこと、考えたことをエッセイとして文芸誌すばるに連載し、本書はそれを単行本としてまとめたもの。

喜怒哀楽、感情表現、価値判断は排除し、あくまでも淡々と、いろんなとこを俯瞰する。見通しはいいけれど、私個人の好みと断った上で、もう少し破たんがあった方が著者本人により親しみが湧くんだけど。

この本は自分の本棚を整理していて発見。読んだこと、とうに忘れていた。いかんですなあ。年寄りになってしまった。とはいえ、10年近くがたち、私もその分だけ変わったので、初めてのように興味深く読んだ。

マルシェでの買い物の楽しさ、食材のおいしさ、ヨーロッパの国々がとても近いこと、ベルリンのユダヤ人の慰霊碑ができたいきさつなど、どこから読んでも新しい知見を得ることができる。

年末年始、時間ができた時に読むつもりで最新作も注文した。どうやら今もフランス在住らしい。居心地いいんだろうなあ。うらやましいなあ

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広島歳末街あるき

2014-12-12 | 日記

この日はたくさん歩いた。

渝華園の東屋。屋根の反りがおしゃれ。どこからか楊貴妃が絹の扇子を持って現れるような・・・錯覚。

洋菓子店のサンタクロース

旧西国街道沿いの喫茶店。昭和なたたずまい。きょうは閉店?

遊覧船。本川橋の上から。向こうの相生橋が原爆投下の目印になった。三つのデルタを結ぶT字型の橋。

白血病は死の宣告だった昔。一度も中学へ行くことなくなくなった少女は、本当は折鶴を千羽、瞬く間に折り上げたという。

千羽がかなわず亡くなるより、千羽折っても生きられなかったことの方が、より悲劇的だと思う。誰が話を改変したのか。

原爆の話ってこういうのが多いらしいが、いずれにせよ少女は亡くなった。

今なら白血病もよく治るようになったと聞いてるけど。

元安川東たもと、広島市道路原票。昔はここが交通の中心だった。京都なら烏丸三条の交差点、小諸は北国街道が直角に曲がるところ、道路原票の場所を見ると明治初めの物流の様子が分かるというものである。

ここの店は外国人が多い。ミカンは飾り?

広島市一の繁華街、本通りへ向かいます。

平和公園と電車通りの間は、あまり人通りがないようで。

居酒屋。この付近はよく店が変わる。琺瑯看板は元の場所で寿命をまっとうしてほしいけど、値段をつけて流通しているらしい。

だいぶ歩きました。電車に乗ってもう帰ります。歳末の街を歩いても買うものが何もない私。若い頃のように欲しいものいっぱい、お金も買いに行く時間もなかった時に比べ、心は平安であります。

最近の散財は孫のクリスマスプレゼントかな。


 

クリスマスケーキのパンフレット各種。買わないので、睨みケーキ。

昔、こまわり君の漫画で「クリスマスケーキ買ってくれ」とせがむとお父さんがクリスマスケーキ福笑いを出してきた話をなぜか思い出した。

バタークリームのケーキなら食べたいかな。高2のクラスでクリスマス会して、小さなケーキに2-6って入れてもらったことを思いだした。そう、私は6組で、いろんな人がいていろんなことがあって・・・みんな元気かなと、もの思うのも年の暮ならばこそ。

 

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色留袖を着たいけど・・・

2014-12-11 | 日記

2012年2月、新幹線のなかで写す


来年春、結婚式に出ることになった。大変お目出度いことだけど、はてさてその席で何を着ますか。

身内とは言え、母親でも祖母でもないので、色留袖が適当かと思う。

問題は他の人とのバランス。訪問着だとまるきり他人みたいだし、色無地ではお茶会になってしまうし、いやいや着物だということでもう目立つはず。

自意識過剰だって?そりゃそうですが、着るもので人の気分って左右されるものだから。

私は洋服着たくないんですよね。なぜかって、結婚式に出るような洋服、持ってないんですもの。レンタルの洋服もこの歳ではなさそうだし。

以前、結婚式に黒留袖で出るつもりにしていたら、それは出来ない無言の雰囲気を感じ、泣く泣くゲスト用の服買いました。高かったあ~あとで一回着ただけで私の体が成長してしまい、とうに処分しましたね。成長する私が悪いんですけど。

今回だって着物だと失礼にならないはずだけど、人が大袈裟だと思ったらもう失礼になるのかしら。でも洋服は絶対に買わないつもり。もう何言われてもひるまない。

なんて悲壮な決意しないと着物も着られないなんて・・・・

写真の色留袖ですが、ちゃんとした呉服屋で誂えたのでないのでお財布にとっても優しい優れものでした。一見加賀友禅風、でもプリントかな?よく分からないけど。

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広島ドリミネーション

2014-12-10 | 日記

見に行きました。毎年少しずつリニューアルしてるようです。

場所は平和大通りの緑地帯。

シンデレラの馬車。乗って記念撮影ができます。

雪の華

光のトンネル

くぐります

光の宮殿

雪の女王?顔出し写真可。

海のいろいろ

光のフルーツたち

ゲートもあります

メリーゴーラウンド。ただし廻りません。

汽笛もなります。似たようなのを10年以上前、東京の新橋操車場跡で見た。

ハープ

光の祭壇

お花畑

クリスマスツリー。大きなメタセコイヤ?に飾り付けています。

降り注ぐ光

灯篭流しは元安川近く、NHK前で。

サンタの馬車が周回していた。乗りたい!!


 

暖かい夜で若い人や家族連れ、観光客など、人出も多かったです。それにしてもLED照明でこんなにきれいな光の饗宴を楽しめるなんて。。。。プロフェッサー中村にあらためて感謝。おりしも今夜はノーベル賞授賞式。

 

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絵付け教室でした

2014-12-09 | 日記

きょうは今年最後の絵付け教室、今年は6、7月は休んだし、あまり行けてない。最後なので頑張りました。

本日作ったもの各種。羽子板のピンクの背景は焼くと消えるはず。お正月に使います。

先月作ったのが焼き上がりました。

以前に作った羽子板型お皿各種。二枚ずつしかないし、大きいのは小さな器を載せて使うものかもしれない。


 

きのうは所用で外出、眠くて車運転するのが怖いので、電車バスと歩きで。

天満橋たもとの古い食器やさんで小皿を買いました。

同じ大きさですが、写し方が悪くてバランス崩れてます。

帰りに、天満川土手のベンチで開けて見ました。デッドストックを拾い上げた快感。

店はレトロ、商品もレトロ、買う私も昔の少女。ベンチもいい感じに古びてます。

初冬の街と古い器。

タイワンフウの大木。


結局きのうは13,000歩くらい歩いた。いつもは車で回るコース、ゆっくり見られてよかった。たまにはのんびり歩くのもいいかも。

渝華園で。渝は広島市の姉妹都市、重慶の古名。重慶と姉妹都市縁組した記念に贈られたもの。

今は交流行事も途絶え、すっかり疎遠になってしまったけど、また仲良くできたらいいなと思う。

広島城のマルバヤナギ。葉だけ見るとヤナギに見えない。被爆樹だそうで、木の生命力に驚嘆。


 

天満町から平和公園の中を抜け、本通りまで歩いてきました。やれやれ、あとは電車で帰ります。

レオナルド・ミケランジェロって誰だあ。旧日銀で。入場無料らしい。行こうかな・・・


お正月に使いたいということで、先生に大急ぎで焼いてもらうことになりました。

今日の器は近いうちにもらいに伺い、その時ついでにまたまた絵付けすることになり、嬉しい私でした。

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ばあちゃん師走の街をさまよう

2014-12-07 | 日記

午後は幾分暖かくなりました。

お歳暮追加、図書館、手芸店、全部徒歩で廻る。結局帰宅は18時前。だいぶ歩いた。

相変わらず質素な食事してますが、体重減少は一週間ほとんどなし。うーーーむ、停滞期?体が小食に適応しつつあるのかも。これもまた女体の神秘。

お見せするほどのおかずじゃないんですが、根菜いろいろのホイル蒸し。某新聞、料理記事より。

お酒と塩で下味つけて、あとはレモンとバジルソースで。これで二人分。

鶏ミンチとはんぺんのハンバーグ。ミンチとはんぺんはボウルの中で混ぜて形を作ります。味付け、つなぎなどはしなくてもOK。丸めるとつくねに。鍋によく入れます。もう少し小さくすると椀種にも。

これは中電の料理教室で習った。あとはいつものようにハブ茶粥。本日は水煮のヒヨコ豆を入れて見ました。結構おいしかった。


 

駅裏の大型手芸店でこんなもん買いました。

小さな箪笥に色違いの手ぬぐいが。

ままごとみたいに可愛い引き箪笥。ハンカチ、ティッシュ、鍵、携帯などを入れてお出かけ用引出しにしてもいいかな。

孫が欲しがったらもちろんやってもいいです。

この他に区切りのついた小箱にタオルハンカチ6枚、12枚というのもあった。ハンカチはお正月らしいお目出度い柄。そちらも買いたかったけど、買わなかった。我慢、我慢。


きょうはIWATANIの古いガスボンベをメーカーに送った。10年くらい前、観察会で野草の天ぷらを屋外でして、その残りのボンベ。最近やっとカセットコンロ買って、いざ使おうと思ったら古いのは使わない方がいいそうで。

屋外で、ボンベの頭を堅いところに押し当ててガスを抜けばいいらしいけど、面倒なのでクロネコで送った。未使用なのだけ、メーカーが処分してくれる。送料は自己負担。

やれやれ、やっと片付いた。で、新しいボンベ、まだ買ってません。何してるんだか。

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寒さを楽しむ

2014-12-06 | 日記

という境地にまではなかなか行きませんが、例えば干し柿が寒さで甘くなったりすると嬉しい。

自分で作ったと自慢したいけど、生産者直販で購入。

一連はすぐ食べて、こちらは吊るしたままおいてたら、とても柔らかく、甘くなっていてびっくり。

食べ過ぎないよう、一日一個で。

子供のころ、柿なんて嫌いでしたが、50歳過ぎたころから食べられるようになりましたね。

他には白和え、ぜんざい、讃岐名物餡餅雑煮など。子供のころに食べたものは長い年月を経ても、味覚のいちばん基本のところに根を下ろしているとみえます。

今食べたいのはバタークリームのクリスマスケーキ。何それ?と聞かれそうですが、50年以上前、クリスマスケーキと言えばちょっと黄色いバタークリームのケーキしか見なかった。デコレーションは職人さんが作るバラ、仁丹みたいな銀色の粒々が乗っていた。あれはアザランとか言うらしい。今でも製菓コーナーにあるのかしら?

我が家は戦災で焼け出された自転車屋さんに北座敷(通称ひや、どんな字を書くかは知らない)を貸していて、戦後二十年くらいは毎年お歳暮が届いていた。自転車屋さんなので自転車で来ていた。

このバタークリームの大きなケーキを貰った時の嬉しさと言ったら・・・

今はバターが品薄と騒ぎになっているけど、あの時代には地元の牛乳メーカーがあったくらいなので、小規模にバターだって地域で作っていたと思う。

食品工業も大規模化、寡占化して世界規模の価格競争に巻き込まれたら、今回みたいなことも起きるわけで、食べるもの位、高くったって自前で作らないといけないのではと思うのでした。

干柿でさえ買ってるくせによく言うよと、自分で自分を突っ込みつつ。

ああ、それにしてもバタークリームのケーキ、食べたい

 

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ばあちゃん師走の街を走る

2014-12-06 | 日記

昨日は保育園の生活発表会に行く。朝9時スタート。8時に家を出てタクシー拾い、19分で着いてしまった。見学者はまだだあれもいない。園庭に入って待たせてもらう。

寒いです。小雨がパラパラ。山の方は雪かも。

30分前に会場に入れてもらいました。一番乗りです。始まるころにお嫁さんが下の子を連れてやって来ました。

下の孫を膝に乗せてタブレットとデジカメで交互に動画、静止画撮影。どの子も大変可愛く、よく頑張ってました。

息子たち、みんなそれぞれに個性的でハラハラする私だったけど、今回は孫なので気は楽。いえいえ、息子たちに比べると上出来です。

三男なんて、お遊戯は初めから全然覚える気はないし、出番でないところ出てきて背後霊みたいに後ろに立ってるし、どんな大人になることかと思っていたら、あんな大人になりました。

いまだに「幼稚園行くなんて聞いてなかった」と言っております。

夕方、今度は家に来ると言うので出先から急いで帰り、待つことしばし、三人がやって来ました。

あらよっと。前向きでどこへもつかまらずに段差が下りられます。両手にお煎餅。お煎餅大好き。

両手にお煎餅。あれこれ遊び続けます。晩御飯食べて、また遊んで三人で帰って行きました。

バイバイ、またおいでね。・・・・やれやれ、忙しい一日だった。いやいや、師走は始まったばかり。

体に気を付けて、あれもこれも頑張りましょう。

 

 

 

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冬の散歩道、木と草

2014-12-04 | 日記

一日一万歩、降っても照っても一万歩!!

アメリカフウ。フウとは楓かえでの音読みらしい。

アメリカフウ

アシとノブドウ。この付近は廃線跡。

ノブドウ。瑠璃色各種。不食。

トクサは植えたものらしい。

ノイバラ

廃線跡。植物豊富。

アシが多い。私が嫁に来た頃は、この付近は一面こんな感じ。今は都市高速の下の、わずかな自然。

ススキの間に水路あり。

先日のイギリス人ガーデンデザイナー、日本へ来て線路わきなどに、イギリスではお金を払って買うイネ科の植物が茂っていたので感激したとか。植物はススキらしい。

日本では、源氏物語絵巻、末摘花の巻を見るまでもなく、裏寂れた場所、荒れ地を象徴するのがススキ。

ススキ一つだって生まれる国が違ったら見方も180度違う。その話に日本人の私は驚いてしまった。

ススキは手入れの届かない裏寂れた場所を象徴する植物。ムクノキ、ハゼ、クサギ。

ポプラ

ニレ

カキ

いきなりこういう看板があり・・・

以前は木や草の間の遊歩道。今は有志が土地を市から借り受け、さる球技のコートになっている。

初めはプレー中だけ、今は常時立ち入り不可らしい。

木は途中から切られている。

以前は木陰の散歩道。今はこんな感じで。


気を取り直してさらに歩きます。

クズ

クワ

ヤブレガサ  ???

センダン

街中にもたくましく木や草は茂っているのでした。


夫が忘年会で一人ご飯。あるもの全部入れて豚汁風。サバはニンニクと焼く。

またまたお菓子頂いた。ダイエットの道険し。

ダイエット双六作ろうかしら。

お菓子食べて一回休み。忘年会で食べすぎて三つ下がる。クリスマスに食べすぎて三つ下がる。お正月に食べ過ぎて三つ下がる。下がってばかりの双六。

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欲しがりません、痩せるまでは・・・涙

2014-12-03 | 日記

先月半ばから、朝はパン半枚、昼夜お粥という食事を続けています。

ご飯は息子一家が来たときくらいしか炊かない。夫も太ってるわけではないけど、お粥に付き合ってくれています。

昼夜は、こんなもん、食べます。

お魚はサワラ。お粥は米粒が見えませんね。トホホノホ。擦り胡麻入れました。

この日はお茶の袋を爪楊枝で閉じ忘れ、ハブ茶がお粥に混ざってしまいました。楕円は豆腐。シールはがしてこのまま食べます。簡単。

これは昼だったかな。精進料理みたい。トホホホ。

鶏は胸肉。牛のステーキなんてもう一月以上食べてない。今度食べるときには胃が受けつけなくなっているかも。

先週からまた少し痩せました。階段上がったり、歩くのが楽になりました。

六月、今年二回目のフランスから帰国したころが一番ふくよかで、それからだと新生児一人分くらい落ちました。ずっと続ければいいんですが・・・・

 

きょうこんなものいただきました何で痩せたいかって?適正体重で長生きして、いろんな楽しいことをしたいから・・・それに尽きますね。出来れば孫の結婚式にも出たい。

「**ちゃんの結婚式におばあちゃん呼んでね」「いいよ、みんな来るかも~」と四歳児と先日約束したばかりであります。


 もう一つしていることは、なるだけ体を動かすこと。

きょうは片付けいろいろ、放り込んでいた自作の絵を掛けました。もう冬だけど、秋の景色です。ドイツ、バンベルク、11月、雨。

元美術部長の同居人が、雨で路面がぬれた感じにとか色々文句言うので、それをかわすのが大変でした。

お正月には別の絵に替える予定。

おやまあ、額が傾いている。このあと直しました。

簡単なカード立て。不要なクレカで作る。節約道、まっしぐら。

それと、一日一万歩を目標に歩くこと。買い物はできるだけ徒歩で。きょうはプリンターのインクを買い、回り道して付属高校近くの古書店でこんな本買いました。

だいぶ前の本です。ご主人、私が民俗学に興味あると思ったらしく、宮本常一の本をいろいろ勧めてくれた。買いたいけど、まずはこれを読んでから。

小さくて地味な店だけど、お得意さんらしい大学の先生と電話でいろいろと専門的なことを話していて、その博学ぶりにちょっと驚いた。野に遺賢有。古本屋と侮るなかれ。最近、知的な話を聞くこともなく、手に持っているものを探したりする耄碌ぶりなので、久しぶりに刺激を受けた。

年末忙しいけど、まずはこれを読もう。

年末までに痩せたらまたここで報告します。リバウンドしたら・・・この話はなかったことに。

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「ちょっと知りたい雑草学」 日本雑草学会

2014-12-03 | 読書


身近に生えているのに、邪魔者扱いされ、ひとまとめに雑草と言われる植物をいろいろな面から見た入門書。面白かった。

雑草とは、人が耕作地や都市を作り上げた所にそれぞれのやり方で忍び込み、環境に適応しつつ生き延びていくもの。自然と人間のせめぎ合いの最前線にいるのが雑草だと教えられた。

生き延びる智慧、いろいろ。花壇や道端の草なら「見苦しい」で済んでも、田や畑となれば死活問題。人類の農耕の歴史は雑草との闘いでもあったことだろう。戦後、除草剤が開発され、草取りの労力から農家の人たちが解放された功績は大きい。

除草剤は人間の体に悪いとなんとなく思っていたけど、葉緑素の生成を阻害したり、アミノ酸の合成を止めるなどの作用で特定の草に効くメカニズムが、素人向けに分かりやすく解説されている。

雑草と侮ってはいけない。現在広く世界で栽培されている小麦は、わずか一万年前、、二粒系小麦と、雑草の樽穂小麦が交雑してできたものだそうで、環境への広い適応能力は雑草から受け継がれたそうです。それ以後、人類は爆発的に人口を増やすことができたんだそうで。

足元の小さな草一本にも、長い生物進化の歴史が詰まっている。しみじみとそう思いましたね。鮮やかな花を愛でるだけでは分からない自然の奥深さをこの本から教えてもらいましたね。

それにしても、、、、広島の原爆の後、焼け跡に生えてきた雑草を観察して記録に残した人がいたこと、驚きました。自然の修復力にその人もきっと感動したことでしょう。

先日のNHK。イギリスから来たガーデンデザイナー、このお話もなかなか良かったです。

http://www.nhk.or.jp/professional/2014/1201/index.html

植物を過保護にするのではなく、植物の特性を生かして10年後に美しい庭を造る。日本は温暖湿潤で植物の種類は豊富。でも普段はそれを忘れている。外国人にその良さを教えてもらったのかも。

草や木を見て、これからも癒されようと思った私でした。

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