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「街場の戦争論」 内田樹

2015-03-13 | 読書


読みかけの本があるのについ買って、そして読んでしまった。心の中にわだかまり、うまく言葉にできなくてもどかしく思っている気持ちにうまく道筋を立ててくれる本。何よりも分かりやすい。

でも読後感はさわやかとかすっきりとかではなく、限りなく暗い気持ち。どうしたらいいのだろうという不安と焦燥。この本では分析は納得できることが多々あったけど、これからどうしたらいいのか、その答えは不十分。それは一人一人が自分の置かれた場所で考えるべきことかもしれない。

憲法の九条が、戦後日本の平和と繁栄を支えてきたか改めて思った。これからもこれを守っていくしかないのだと改めて思った。

戦争したいのは、世界で目立って立派な国に見せたいのは、半分はあの方の個人的趣味。あと半分はそうしないと経済が回って行かない日本の現状。

この本のどこをどう読んでも、これからは希望が見えない時代になるのだと思わされる。で、だからこそ私も肝が据わったかもしれない。うーーーむ、どうやってでも生き延びよう。

勇ましいスローガンなんかに騙されないで生きていこう。

この本は昨年の出版、しかし、パレスチナで日本がアメリカに加担すると必ずや日本人はテロの標的になるとある。不幸なことにその予想は当たってしまった。その部分を読んで慄然としてしまった。アメリカに追随するのはそろそろやめてもらいたいもの。それはなにも強国になるということではなく、原爆と原発、二つの災禍をこうむった国として、日本にしかできない平和貢献があるはず。しみじみとそう思った。

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似島にのしま下高山に登る

2015-03-12 | 日記

木曜日は午後から仕事が休みなので、似島の下高山へ登ることにしました。

14:00 広島港発 

14:20 似島 家下やじた着

島の集落を抜けて

だいぶ上がってきました。スギの雄花、今が盛り。

ウメ、ハッサク、海、船、牡蠣筏、島、空、雲・・・瀬戸内の春。


 

港から55分、頂上に着きました。200mちょっとの低い山ですが、半島状に海に突き出ているので、展望は360度とてもいいです。

安芸の小富士と広島市。

江田島がすぐそこに。

絵下山方面。足元の似島少年自然の家、似島学園付近には旧陸軍検疫所があり、原爆被災者が多く運ばれて亡くなったそうです。今も色々な遺構が残っています。

宮島方面。春の海。

五日市方面。牡蠣筏。

帰りは約50分で港まで。17:00のフェリー乗船、広島港着17:30。

日が長くなって、午後からでも充分登れました。気が付けばお彼岸ももうすぐ。

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自画像を描く

2015-03-11 | 日記

3/1に途中まで描いていた自画像

バランス狂いまくりでどうしようもなく、でも描くしかないので本日修復と完成。

道具出します。筆は柔らかくて先がまとまるのが描きやすいようです。青いのは鉛筆型消しゴムと消しカス取りのブラシ。下描きの時使います。

色名は油絵具も同じ。あまりたくさんは使いません。透明水彩絵の具なので、重ねて目的の色を出すこともあります。

黒と白はほとんど使いません。白使うと不透明な不自然な色になるようで、自然界には真っ黒とか真っ白ってないのかも。

闇夜だけは真っ黒かな。いえいえ、闇の暗さは黒とは違う気がする。

 寒いので台所で。

出来ました。シミ、しわ、ソバカスなど省略。45歳からの15年間、ほぼ毎夏、北アルプスへ行ってたので顔中しみだらけです。

昨年、フランスから帰ったらシミ取りに行くつもりだったけど、あまりに紫外線が強いフランス南西部の田舎とピレネーの山中を旅するうちにまたまたシミが増えました。がっくりして、もう行く気がしなくなりました。

うわあ、登山と海外旅行の自慢しているかも。ごめんなさい。でもシミの言い訳をせずにはおれない女心。

これだと40歳前後の顔ですね。せめてこうありたいと願うイメージ画像です。なにとぞお許しを。

鏡見て描いたので、反転するとほんとうの顔。トックリセーターの色が強すぎるので、もう少し薄くして、首の辺りはもう少し濃く塗った方がいいのかな。色だけではなく、濃く、薄くで調節するのも大切だとやっと気が付く。

肌の色は肌色ではだめで、黄土色に朱色を少し混ぜ、薄く塗りました。濃いところはあまり水を足さずに。

白を混ぜると白塗りの化粧になってしまうので、使わない。

元美術部長いわく、鼻が正面向いてておかしい。確かに、各パーツが微妙にあちこち向いている。

今回はまあ初めてということで、この失敗を次に生かしたいものでございます

 

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春の花束

2015-03-11 | 日記

昨日は寒い一日だった。午後から絵を描く。

バラにチューリップ、トルコキキョウ。いずれもきれいな色です。

元はこれ。小さな画用紙に描いたので花瓶省略。うーーーん、私の絵、デッサン狂いまくり。

花はきちんと形を描いて、色は絵具の色そのままで。明るい部分は水を含んだ筆で色を落とし、紙で押さえて脱色。暗い部分は同じ色を濃く溶く。

花は鮮やかにきちんと描く。葉は彩度落としてラフに描く、とまあこんなことに気を付けながら描いてみました。


 

先日、某料亭のお弁当頂きました。市内きっての料理旅館、かのマリリーモンローも泊まったことあるそうです。

季節を先取りしたタケノコご飯など。お味は・・・まあ普通でした。某旅館、今は東京資本だったか、外資だったかに経営が移り、結婚式場として再出発したそうです。


先週は風邪引いてたし、孫も来たりで宿題全然できていません。明日も、というかもう今日、もう一枚かいて、もう一枚に取り掛かれたらいいなあ。あーーー忙しい。

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サークル活動の心得

2015-03-10 | 断想

近所の古民家カフェ。庭も広い。文具のデザイナーさんが一軒丸ごと借り受け、週末のみショップ開いています。

縁側で、お茶飲みながら庭を見ます。静かで落ち着く空間です。


昨夜は週に一度の水彩画の日。画題は春らしく、黄色いバラ、トルコキキョウ、チューリップ。私は花が下手なのについ描き始めて、やっぱり下手で落ち込む。皆さん、さっさと描いて、うまくまとめている。ますます落ち込む私。

落ち込みついでに、昨夜は市会議員候補の後援会へ入会してほしいと、会員に頼んでいる人がいた。この地区から出るからと。うーーーむ、どんな人なのか分からないのに、安易に応援していいものだろうか。名前だけと言ってもね、その人のすべてを認め、応援するることになりませんか。

だいたい、趣味のサークルに政治、宗教、商売を持ち込むのはいけないと思う。何か頼みたいなら、他の場所で個人的になら構わないけど。もちろん断るのもこちらの自由。

なんか私にも言ってきそうだったので、速攻逃げた。捕まったら都合が悪いと言おう。地区の代表を地区で応援すると言われたら、よく知らない人なので、安易に応援したくないと言おう。それでもしつこく言われたら、こういう公共の場所で政治活動していいんですか、と聞こう。

ああ、どんな集まりにも面倒なことは付いて回る。面倒なことも一つ一つ片付けていくのが大人というもの。

それともう一つの懸案、宮島。厳島神社の拝殿を描くよう言われている。うまく描ける自信がないのでこちらも気が重い。

 

 

 

 

 

 

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差別と区別

2015-03-08 | 断想

昨年の今頃、近所の古民家カフェで。オーナー氏とゆっくり話しながら、おしゃれな雑貨を見て選べます。


先日BS8のニュース番組に、アパルトヘイト発言で問題になった某、老女性作家と、南アフリカ共和国の駐日大使が出演していた。

作家が産経新聞に載せたエッセィか何かで、この先日本も移民を受け入れることがあるだろうが、住むところは分けた方がいいと主張したとのこと。私は原文読んでませんが、どういう意図で発言したのかな?いったいいつの時代の感覚?と首をかしげてしまった。

移民をたくさん受け入れている欧米の国々では、人種の間で差別や軋轢をなくし、人種にかかわりなく平等に生活できる事を目指し苦心していると私は理解している。

人はあらゆる条件を超えて、人として平等である。というのは近代社会の大前提。しかし生まれ、育ち、見た目、民族、性別などあらゆる記号で人を差別したくなるのも人間の弱さ。

社会の上層部よりも、最下層に接してすぐ上の階層の人が強烈にそう振る舞うことがよくあり、政治がそれを利用するときにはとんでもないことも起きる・・・・ということを前世紀半ばの大虐殺で人類はすでに苦い経験として学んでいる。

また南アフリカ共和国の人種隔離政策はつい20年くらい前まで行われていて、非権利状態に置かれた有色人種が、人間としての尊厳を否定され、悲惨な生活を強いられていた。黒人と白人は恋愛してもいけない、性交なんてもってのほか、という法律すらあった。結婚したいなら国外へ命懸けで脱出するしかない。好きな人と結婚できない、これは人道に対する罪の最も大きいものと私は思う。

駐日大使は有色人種の女性だった。途中から見たので経緯はよく分からなかったけど、話し合いましょうと某作家が呼び出されたような話の流れだった。少しは考え変えたのかな。いえいえ、「お忙しいのに時間をつくってもらった」と負け惜しみ言うくらいだから変えてないと思う。

某作家は差別ではなくて区別だと言っているらしい。週刊文春の3月5日号、の「言葉尻とらえ隊」というコラムによると某ラジオ番組で荻上チキと言う人が作家にインタビューし、「(区別という言葉は)差別者の側が意図的にというか狡猾に使ってしまう場合もあってしまうわけですよね」と問いかけたのに対し、作家は「私は私の言葉の使い方をする。私の死ぬまで待っていただきたい」と答えたという。

作家は自分が差別主義者であることは分かっていないけれど、頑固で、間違いを指摘されても受け入れない狭量な人であることを明らかにしたのはインタビュアーの手柄。コラムはそういう内容だった。

住むところを分ける。自分たちの意思ではなく、他の力で強制する。これはあまりにまずいと私は思う。移民というからには日本の国籍を持つ人。その人に対して、日本国憲法の保障する基本的人権のひとつ、居住の自由を認めないのはいけませんね。結果として一つの民族が集まって住むということはあるにしても、それとこれとは話は全く別。

某作家は(アジアやアフリカから来た貧しい)移民となんかお隣さんになりたくない、目に触れたくないという感覚の持ち主なんだろうと思う。ヨーロッパやアメリカから来たお金持ちの白人移民なら喜んで付き合いたいのだろうか。この感覚がダメだと思う。

私は日本人だということで世界中のどこへ行っても差別されたくない。なぜなら日本に産まれたのは私の落ち度ではないから。ということはどこの国の人でも、私とは違う人として、避けたり、バカにしたり、制度として権利を制限するのを認めてはいけないということです。そうしないと理屈に合わない。


なんかこれ書きながら50年以上も前の悔しい思いが蘇ってきた。

当時、私は小学六年生。市の美術館で市内の児童の図画工作点を見学に行き、うっかり台の上の工作に触れて一部を倒してしまった。

するとそばにいた他校の男子児童が「あっ、**小学校。悪い!!**小学校に給食なんかあるんか」とばかにしたような言い方。そりゃ「街の模型の門柱、ボール紙を糊でしっかりくっつけようよ」と言う前に、倒した私が悪いけど、それを小学校の名前に引っ掛けて、初めから悪い子ばかりのいる学校と決めつけるその悪意にびっくりして、何も言い返せなかった私。

一緒にいた藤田さんが(あの時はありがとうね)急いで直してくれたけど、私は悔しくて悲しくて立っているだけだった。

私立の小学校などない地方では、地域の学校に行きます。地域によって親の職業に違いがあり、おのずと学校のカラーにも違いができるのは自然現象、これは誰が悪いわけでもない。私の責任なんかであるはずもない。しかし、子供でさえそんな色眼鏡で見るのを知って子供ながらにショツクだった。今ならその時の気分をそう分析できる。

そうそう、我が地方では越境通学という抜け道がありました。市中心部のレベルが高いと言われる学区に、子供だけ住民票を移しておくのです。親戚とか知り合いに頼むらしい。朝、小学生がランドセル背負ってバス停に立っていたら、その子は越境通学の子。

私はそれを見るのがとても嫌でした。毎朝、自分があの子より劣っていると思わないといけないのが。何が劣っていたかというと、何だろうか?親の暮らし向き、自分の学力、属する社会?そうではなくて街の学校へ通うというその記号に気合負けしていただけかもしれない。

ことほど左様にひとは老若男女、分かりやすい違いの差に一喜一憂するわけであります。あのバス停の前を通るとき、悲しかった。今でも思い出すとちょっと悲しい。

人を区別したり分け隔てすることなく、みんな仲良く。地域も学校も国内も、世界中で。難しい道のりだけど、人間は智慧を持つ生き物、いつかは達成し、誰もが仲よく平和に暮らすのを目指す以外、何がある?と某作家に聞きたい私。

おやまあ、長くなってしまって。きょうはどうしても水彩画描かないといけないのに。まだ5千歩しか歩いてないのに。。。。

 

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織りの道具

2015-03-07 | 日記

某メーカーのサイトから無断拝借しました。これは糸の枷かせ(=糸を大きい輪にしてまとめたもの)を懸けて大管へ糸を巻き取るための道具。右下の小さなのはカウンターです。これで枠の外周と回転数を掛け合わすと大管に巻いた糸の長さが計算できます。

織物に糸の長さの計算必須。そのためには道具を上手に使わないといけないようです。

巻き取るのは電動式で、小型のモーターがついていて一回転で10センチと決まっている。教室では糸巻機のカウンターで長さの計算をします。こちらは別のタイプの写真しかなかったので、省略。

整経台です。2mくらいあるので立って作業して楽です。まず織りたい作品の長さ+織り機に懸けるときの余裕分を種糸として左下角の棒に懸け、棒を左右にひっかけながら元へ戻ります。

次に上の小さな金具に糸を巻いた大管を懸けます。大管はこちら。

複数本の糸の端を手前の金具(先が曲がっているのでワラビと言う)を通して左手にまとめと持ち、糸の間に右手の指を交互に入れ、取った糸の数の半数の綾を作ります。綾は下に四本並んだ棒の右の二本に掛けます。左二本は何回往復したかを見るために、交互に入れておきます。

織り幅分の糸を懸けたら、何カ所かをしっかり縛り、左上へと鎖編みの方法で手前へ抜きつつ外します。

それから粗筬、綾返しをして粽に巻き取り、織り機の向こう側にセット。糸を一本ずつ引き出して綜絖を通し、本筬を通し、手前の反対巻の粽に織り幅より多めに結び付けて織り始めます。

と、ここまで書くだけで疲れてしまった。

私はマイペース人間なので、一人でするのもいいかも。助けてもらっていてはいつまでたっても自立できません。

これらの道具たち、教室で何気なく使っていたけど、サイト見てびっくり。ものすごく高いです。全て万単位。

私たち、週に二回、お昼休みを挟んで五時間開いている教室へいつ行ってもよくて、織り機は一人一台貸与、つくづくよくしていただいたなあと思いました。

織り機は30万とか40万円の世界。木でできています。機大工という職種が昔はあったそうです。

そう言えば豊田佐吉も農業の傍ら大工をしていたそうですが、機大工だったのかしら?いえいえ、昔の人は器用で偉いので、どちらもしていたのかも。

機織り機、それは近代産業の礎だったのでした。大阪南部、幕末には既にマニュファクチュア段階に入っていたと考えられてるそうですが、織り子たちは当然、とても腕が立っていたのでしょう。手仕事では完全に敗けてますね。改めて昔の人を尊敬。

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やっと織り始めて・・・

2015-03-06 | 日記

本日、織りの教室。

少し織り始めました。370センチの予定。先は長いです。

整経した時に残った糸は、自宅へ持ち帰り、とりあえず大管から外します。You tube見ながら一時間くらいかかった。織りは時間をかけて根気よく。

人生後半、ひょんなことから織りに出会えて、いろいろな人に出会えて、いろいろなことを教えてもらってとても豊かな時間を過ごさせてもらった。

今織っているのが教室での最後。先生が教室を閉じられるので、あとは希望者のみ織り機を譲り受け、各自、家ですることになった。いつまでも続くと思っていたので本気で習っていなかった不出来な生徒。

一人でするのは不安だけど、出来るところまではするつもり。それもこれも健康第一、体に気を付けて長生きして、楽しいことをいっぱいやりましょう。

織り機はとても大きいので、掃出し窓から入れて一階のリビング隣、畳コーナーに置くつもり。自分専用に織り機があるなんてちょっと嬉しい。いえいえ、とても嬉しい。

農閑期に織りをしていた昔の女たち、その系譜の末端に連なるならば私もまた歴史の中の存在。

糸を触っていると悲しいことは癒され、嬉しい時にはその気持ちも一緒に織り込み、しっかりと地に足を付けて生きられるような気がする。気だけですけど。

私の織ったものは街へ行って売って来てね。でも私の織る姿は決して見ないように。でないと私は天に帰って行きますって夫に言って、一度は笑いを取ろう。バカかと言われるのは必定だけど。

 

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孫で遊んだ

2015-03-05 | 日記

きょうは午前中預かり、お母さんが戻ってきたのでみんなでご飯食べて、そのあと三人で近所へ買い物に行き2時半頃帰って行った。

タブレット端末で自分の動画見ています。大喜びです。

椅子を押して遊んでいます。

台所へ来たのでパチリ。


 

お母さんが戻ってきたので、着物着せたら喜んで着てくれました。裾が長いので紐結びの背中に挟み込んでみました。

お母さんとおばあちゃんが大喜びするので、本人もご機嫌です。

だいぶものが言えるようになりました。

ないない、アンパンマン、アチッ、うーわん(電車)など。こちらの言うことはよく理解していい子です。うわぁ、バババカダダ漏れ。

そうそうオシメが気持ち悪いのも、わざわざ寄ってきてオシメを指さして知らせてくれます。賢くなったね。

スーパーで半額になった雛あられ買ってもらって、ご機嫌で帰って行きました。またおいでね、待ってるよ。

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風邪引いた・・・

2015-03-04 | 日記

アルル/フランス 2014年3月


 

原因は昨夜、風呂上り、つい暖房なしの部屋でコタツに入って起きていたこと。喉が痛く、それは引いたけど全身に倦怠感あり。

このところの寝不足と、いろいろと忙しかったので体力落ちていたのかも。

風邪薬呑んで、夜はまあましになったけど無理は禁物。明日は下の孫を預かることになっている。ズシリと重い1歳と8か月児、グズグズ泣いたりしないけど、自分のしたいことはどうやってでもしてしまう。意志の堅い男になるのかも。

夜、夫は会合で不在。先日言われていたのに忘れていた。食事の支度が一人だと楽なので嬉しいのだけど、忘れていたので嬉しさも中くらい。朝から嬉しさをじっくり味わいたかった。昼過ぎ、体がだるいのにたくさん買い物してしまった。

そう言えば次の日曜日は、業界団体の回り持ちの仕事が当たっているるのに、夫はすっかり忘れていたとかで、すでに予定入れていて焦っていた。

夫婦して老人道まっしぐら。

何もかも忘れようと思い、忘れてしまったことさえ忘れ果てた時には、夢は真冬の追憶のうちに凍るであろう。by 立原道造

いいことも悪いことも時間の霧のかなたへ。この20年は特に早かった気がする。歳とると大きな事件はない代わりに時間の流れが加速度的に早くなる気がする。

今の暮らしの方向が定まったのは20歳を挟んだ数年間のあれこれ。あとは流れに乗って来ただけ。若い時にどれだけたくさんのことを経験するかでその後の人生は大きく左右されるのかも。

いつの時代にもそれぞれ特有の困難はあるけど、私たちの世代もまた大変な時代でしたね。何をするか、何をしないか、いちいち選択しなければならないしんどさがありましたね。で、結局いろんなことがshuflleされ、resetされ、私、学校やめてデザイン学校へ行こうかと一瞬思いましたもん。でもまた思い直して資格だけ取ればいいんだと、周りに余計なことは期待すまいと。

期待するとしたなら、自分の僅かなやる気だけだったかも。若いと言うだけで大変な資産。でもその時には全然気が付かなかった。


いゃあ、何書いてるんだあ。すみません、老人の繰り言です。

ちょっと気分良くなったのでさっきは明日提出の書類まとめた。このあと宿題の絵を描こうかな。ったく、いつまで宿題に追われるんだあ。

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柔らかに柳青めるセーヌ川

2015-03-03 | 日記

を描きたいと思いながら、もう一年近く経ってしまった。

この場所はコンコルド広場から対岸へ渡るコンコルド橋の上。

いいですねぇ。柔らかに柳青めるセーヌ川岸辺思わる泣けと如くに。

この時は三人旅だった。と言っても最終日、どうしても一人になりたくて別行動。パリの街を一人で歩きまくっていた。たのむ、私を一人にしての心境。

海外旅行は一人が気楽。と言っても、私の場合、添乗員さん同行のツアーなのでえらそげには言えませんが。

国内旅行ももちろん一人が私は好きですね。

国内旅行も計画して予約して人を案内してって、いつもいつもだと疲れてしまう。手間かけるのが面倒というより、相手の好みに合わせる気遣いが煩わしい。そう、食事会の幹事したら気疲れして楽しめないのと同じ。

旅行に行くのは、誘えないなら、一緒に行きたくないのなら事前に話さないのが一番いいのかも。もちろん帰って来てからも話さない。自慢になっても行けないので。

ブログで言うのはいいのかな。というか、私の場合、ブログに上げなかったら、旅をする楽しさも半減すると思う。後で見返してアルバム代わりにのつもりなので、なにとぞお見逃しを。

宮島ですよね。宮島の写真貰って絵に描くよう言われて、気が重い。軽快な色合いのセーヌなら描きたいのです。

ああ、時間が欲しいなあ。あるはずなのに使い方が下手なのかも。

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雨の中、本を買う

2015-03-03 | 日記

人物画の描き方、詳しく解説した本が、先日伝統工芸展を見た後で覗いた県立美術館のミュージアムショップにあったので、本日改めて買に行った。

でもいくら探してもない。もう売り切れたのかも。目の描き方は難しいので参考にしたかったのに残念。で、これを買いました。

これも大変わかりやすく解説してあった。

手前の枝には陰影がある。

木の枝の透かし描き(初めは枝を全部描き、葉に隠れた部分は消す)

花の色は少々違っていても絵具を混色しない。花の色は鮮やかなので濁った色では表現できない。

花や果物の陰影は、みずみずしさを出すために固有色の濃淡で表現する。

顔には水平線と正中線がある。


 

さらには立ち読みした本で、肌色はイエローオーカー、カドミウムレッドの混色で、セルリアンブルーも入れる場合があり。

目は瞼の影、黒目部分、光彩の順に描き、最後にハイライトを入れる。

髪の毛は外側の流れだけ描く。一本ずつ丁寧に描かない。

頭の形を考えて髪を乗せる。などかな。


 

いずれの本にも白、黒は使わないとあった。白は画用紙の色を残したり、描いたものを水を浸けた筆でなぞり、紙で押さえて吸水する。

うーーーむ、奥が深い。本日は今シーズン一度も着なかったツィードのスーツ着てみたら上着が特に余裕ができて、不細工。でもきついよりましなので、上からコート着て出かけた。

帰りに書店によってあれこれするうちに帰宅は14時前。簡単に昼ご飯作って一人で食べる。

麺が少なめの白菜と長葱だけチャンポン麺。お腹空いてたのでおいしかった。

うーーーむ、絵もなかなか奥が深いようで。お金かからないし、道具も出来上がったものも場所とらないし、中高年の趣味にはピッタリ。

 

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息子が来た

2015-03-03 | 日記

昨夜、水彩画が終わったころ、夫より電話。次男が用事があってきているとのこと。急いで帰ったらまだいた。WOWOWのボクシング見るとかで、結局23時まで三人でこたつでまったり。

コタツも三人集まれば家族という感じがする。お嫁さんいるとちょっとよそいき顔、孫がいるとジジババは忙しい。

といって何を話すわけでもない。私はクッション枕にうたたねしてしまった。眠い時に寝る、寝られる。結局は究極の贅沢かと思う。

息子でございます。ボクシング見ています。

「私、写すばっかり」と言うと夫が写してくれました。いゃあ、写してもらわなかったらよかった。


 

本日の水彩画は自画像がテーマ。自分の顔ってまじまじと見たことないけど、へえ、今はこんな顔なんだと気が付いた。

老化しないのは眉のカーブと鼻の形だけ、あとはことごとく歳月を刻んでいます。

昨夕は先生の講評のある日、先日のエビとカマスの開き、お皿をしっかり描き込んだら「よくなった」と褒めてくださった。

竹原は家に重量感があり、道の広がりが感じられるので可認定。大画伯の模写はバックが濃すぎて人物が浮かび上がってこないとの批評を頂いた。はい、そうでした。直すつもりの素直な私。

それとは他に宿題一つ。宮島の拝殿、後ろに五重塔と、千畳閣の写真渡されて絵に描いてくるようにですと。およよ、宮島苦手なんだよう。原爆ドーム描くのもとても嫌だったけど。建築物はきちんと描かないと立っているように見えないから難しい。

しかしまあ、適当に流せばいいと思い直した。私はどうも世界遺産が苦手らしいと気が付いた。立派過ぎるもの、誰も文句付けられないものを前にすると気恥ずかしくなるんであります。

「富岳百景」の心境かな。

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雨の日には絵を描いて・・・

2015-03-01 | 日記

ウォーミングアップでハウツー本をぱらぱらとめくっていると、

リンゴは一見球体だけど中に五角形が隠れている。それを意識して描くように。その五角形は下へ行くほどはっきりしている

ってあった。

えええっーー、リンゴって五角形なの?!球じゃないの?

ほんとだ!!l五角形になってる。リンゴが五角形なんて、今の今まで知らなかった。花弁の枚数由来?

なるほど、造化の妙。

だったらカキには当然四角が隠れている。隠れているも何も、カキって初めから四角。いゃあ、ものの形って面白い。

で、午前中かかってこれを描きました。

左は大画伯の絵。キャンバスに描いたと思うけど、形が不自然。上下トリミングしたのでは?

右を描いて昼、元美術部長に見せたら、体が浮いていると言われたので、気分害して美容院行って、図書館も行った。

午後からは雨も上がって、12,000歩くらい歩いた。歩いていると前によく行っていたケーキ屋さんが。

クリームぎっしり。おいしいです。

同じ柄で絵付け。ティーセットは人に上げる予定。

来たらすぐ続きがやれるように、片付けていません。

夜、直しました。もうお~きょうは絵ばかり描きました。

竹原ももうこれ以上うまく描けないので強制終了。両側に家を持ってくると真ん中が広くなりがち。

セーヌ川も両岸描いたら川面ばかり描くことになる筈。ああーセーヌ川描きたいなあ。で、来月友達が来るまでに仕上げて、壁にかけておく。って、こんなことばかり考えて、冬籠りの日が続きます。

本日の冬籠りの友はこちら。

https://www.youtube.com/watch?v=7yt5DdRnNbE

元気が出ると言うか、高齢者には疲れる元。

最近のyoutube、一度開くと次から次へと動画が出てくるのでDVD見ているみたい。ダウンロードするソフトあるはずだけど、しない。パソコンも余計なソフトは極力入れない。

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