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顔のシミを取りました

2016-10-20 | 日記

昨年10月、天満川と広瀬橋・・・だったかな。キバナコスモスはヨーロッパ原産、暑さに強く花期が長い。

我が家近くの石垣、真冬にまだ花をつけていたを見たこともある。外来種はたくましい。


 

さて、長年気になっていた顔のシミ、三か月でほぼきれいになりました。

http://nishiku.city.hiroshima.med.or.jp/s/kikanmokuji_kobetsu_generator.cgi?sn=sn_4

お友達がきれいになったと教えてくれたので、こちらへ7月半ばから通院。

治療法は、寝る前、シミの部分に二種類の軟膏を塗るだけ。朝は日焼け止めを塗り、あとは普通に化粧、楽な治療でした。健康保険で診てもらえるので、お金的にも楽でした。

治療開始後すぐにシミがこげ茶からピンクに変わり、三か月かけて色が薄くなって、今は殆ど目立ちません。

若い時は色白だった私。(と過去の栄光を追うのも空しいけど)でも生来のアバウトな性格が災いして、顔の手入れなんていい加減。日にも当たり放題。結果、中高年に差し掛かるとソバカスとシミがいっぱいになりました。今さら時は戻せないけど、反省しております。

次生まれ変わったら、しっかり手入れして君島十和子さんみたいな、美のカリスマになるんだ。女はきれいでいて何ぼ。きれいで困ることはないらしいので。

で、今回意外だったのが、私がシミをとっても誰も気が付かなかったこと。人の顔をあれこれ言うのは失礼なので黙っているのではなく、人のことなんて初めから関心がないらしい。夫でさえ、前の顔、どうだったかな?という始末。

で、私自身はどんなに美人になるかと期待していたけど、シミが取れただけで、他は変わらないので、特に美人にはなってません。

というか、家のリフォームでもよくあることだけど、一カ所直すと、古いままの他のところが気になるという鉄の法則。他もリフォームする?いやいや嵌るときりがないのでもう止めておく。


 

クリニックは我が家からは遠いけど、車で行かず、電車バスで通いました。JR横川駅からは歩いて15分くらい。バスセンターからだと、北行きのたいていのバスは止まる三篠町三丁目までやはり15分くらい。R54沿いにあります。

敢えて車に乗らず、行き帰り、知らない街を歩くのが、小旅行みたいでとても楽しかった。

先月は昼になったので、横川駅から少し北、R54沿いの中華料理店でチャンポン麺食べたらとってもおいしかった。しかもお値段リーズナブル。

若いご主人が料理作り、運ぶのは若い奥さん。一歳くらいの子がいて、私くらいの歳のおばあちゃんが奥の小上がりのところで、面倒見ている。とっても仲よさそうな一家で、いいなあと思った。

若い人なら、ダサいと思う店でしょうが、この歳になると、家族で仲良く食べ物屋さんしているのにぐっとほだされてしまったのです。他人に人件費払わないので、値段も安いんでしょう。店も多分、自前。山陽本線越してただけで、ぐっと田舎っぽくなって、懐かしき昭和風の店。落ち着く。また行ってみたい。

時には横川橋渡って川沿いに紙屋町まで歩いて帰ったことも。このルートは原爆の爆心地から北へと避難した逆の道筋。

この歳で、顔のシミが気になるのは、確かに平和な時代には違いない。暑いさなか、川辺の木の下を歩きながらそんなことも考えていた。

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呉に行ったんだけど・・・

2016-10-19 | 断想

昨日は好天だったので、呉へ行きました。一人だと高速つかって車で行くより、バスの方が早くて安い。パスピーで610円とかそのくらい。

我近くの県立大学斜め向かいから、蒲刈へ行くとびしまライナーに乗ると28分で呉駅前まで。

これは早い。JRだと・・・最近全然乗らないけど、一時間くらいかな?

で、とりあえず市立美術館まで行くと、なんと火曜日はお休みだった。

ガーン。気を取り直して、以前行ったことのある川沿いのイタリアンの店へ。おしいかったけど、野菜三種盛りパスタというのは本当に野菜しか入ってないのでびっくりした。パン一切れ半と野菜サラダはミニトマトを八等分してそのうち四切れが入っているという繊細な技。

インテリアなどは大変お洒落。

こんなもんだと納得して店を出て歩いていると、古い喫茶店でコーヒー付きピザ740円というのがあった。うわあ、こっちにすればよかった。また食べることもできないので諦めて通り過ぎる。食べもののことでこだわりの強い私でした。

バスは早いのはいいけど、帰りは15時台、本通り商店街で時間をつぶす。呉は駅に隣接して巨大なゆめタウンができて、中通ると大和ミュージアム迄濡れずに行ける。こちらへ人が流れるようで、商店街は寂しそうだった。こちらの気も滅入る。

書店に入ると、奥はずっと古書コーナー、その先はリサイクルブック。でもいくら探しても読みたい本がない。で、またまた気が滅入る。

デパートの小さなショップも欲しいもの何にもなくて、お手洗いだけお借りする。ガックリ。

考えてみたら気合入れて服着る場面とか、最近、ほとんどないですもんね。昔なら、子供の学校行事など。三男の時は高校三年間役員していたので、気合入れて出かけてましたもんね。人間、そう言う場面がたまには必要だということでしょう。


最近、気になること二つ。

それは水彩画の先生が、下手な人の絵は「面白いですね」と流すだけで、私の絵は指導たくさん。いつもいつも、描きすぎないように、塗り過ぎないようにと言われる。色が濃すぎるとも。

納得できません。

デッサンも色付けもきちんとできてから自分の描き方を探すのはいいけれど、初めからそれさえできないのは如何なもんでしょう。ああ、ここに書いて少しはすっきりした。

ピカソは10代には絵はすでに大家の趣。それから自分の描き方を次々と試し、探り、美術史の流れを変えるほどの大芸術家になった。初めからキュービズムじゃなかったのだし。

長年やってもずっと同じ段階にいることこそ、却って難しい。と私は思う。

まあ、ささやかなサークル、筆を握って色塗るのは三歳児にもできる。私も肩の力抜いて、楽しくおしゃべりすればいいのかな。その気楽さが私にはないのかもしれん。

それもあって大昔、美術部止めたんだった。織りや絵付けなら楽しくできるのに、何で絵のことになるとむきになるのか、我がことながら不思議。

もう一つは姑様のこと。ケースワーカーさんとの対応は私の一存では出来ないので、夫担当。でも少しずつ、姑様がいろいろなことができなくなるのは自然の流れ。

夫との間で、この先どうするかなあという話になり、「施設入れるより、うちで見た方がいい。私なら狭い一室に入れられたくないし、じっとしていると呆ける」と私が話すると、夫は安心したのか、「お母さん、来るかなあ」と言っていっている。

おやまあ、急な話で。

「施設入れてよ。私は知らん」とは、一般論としては言えないことで、私もまた遠い先の一般論として言ったつもりだったけど、夫にしたら渡りに船だったのかな。

これまた一般論として、街でお年寄りが(自分もその仲間ですが)困っていたら、手助けできるのに、なぜ一番大切なお姑様のことになると素直に考えられないのかな。

これは多分、長年、嫁はして当たり前、年寄りはしてもらって当然という社会の慣習の為かも。嫁がお世話することなんて、晴れて降って風が吹いての自然現象と同じ。だれも気が付かない。目にも止まらない。

姑様はいい人で、図々しくないけど、ネックは夫ですね。自分の親のことしてもらってるんだから、ちょっとは私に気を遣ってね。礼を言うとか。

これが逆だったら、ものすごくできた旦那さんと称賛されるはず。息するみたいに自然な態度でいると、ちょっとどうかと思う。

夫が遠くのきょうだいたちにも様子を知らせて、たまには連絡するよう言ったら、お姑様は嬉しいはず。なんて言って、私は実母に全然電話しません。理由はいろいろあるのですが、いかんですねえ、ダブルスタンダード。

まあ、出来ることは出来るだけする。出来ないことは無理せず、みんなの助けを借りる。と、そんなことでしょうか

それよりも夫仕事場、一部姑様の名義。切って三等分しないのなら、先でいくらお金がかかるのかと戦々恐々。当事者の夫は何にも考えていないようですが。本人差し置いて私が心配するのも変なので放置しています。夫きょうだいは交流はそう頻繁ではないですが、仲はいいので、この先もずっと仲よくしてもらいたいと思っています。兄弟仲が悪くなるのは、だいたいが親の依怙贔屓とかわがままが原因。その点、うちの姑様はよくできていると思う。

書きながら、私の気持ちも筋道が立ってきた。書くことの効用、ですかね。やれやれ。

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機織り、次はバッグ・・・

2016-10-16 | 機織り

きょうはお天気悪く、いろいろ用事もあって出かけそびれた。近所の店で、カーテンレール一つと、小さな花瓶のセール品買っただけ。

姑様にはおでん炊いて届けた。午前中はパンと卵、午後からはミカンも届けた。

夫は風邪引いている。秋の初めは毎年、薄着していて風邪をひく。肌着代わりの夏の登山シャツ止めて爺シャツ着なさいと言っても全然言うこと聞かない。フン、もう知らんけんね。

腰から下が北極海に浸かっているように冷えるそうです。そうですか、そのあたりに幻の北極海が。とすれば、私は氷の上をさまよう白熊かい?

細切れの時間をつぶすのに機織りは都合いい。織って行くうち、下駄箱の上に置くマットは出来ました。

次は色糸を入れて、バッグでも織ろうかな。

シリコンバレーに住む手芸好きのボギーさんが、私と同じ柄でバッグ作っています。

http://knitflix.blogspot.jp/2014/01/the-crackle-sac.html

友人にプレゼントしたようですね。

機織り組織図でgoogle引いているうちに見つけました。彼女も機織りしているんでしょうか。コメント入れたいけど、どうしようかな~ 

次のを織る気にまだ慣れないので、糸をいろいろ整理します。

織るとき小管に巻いて、少しずつ残った糸はもう一度枷にします。

枷懸けに巻いて、こちらは回転数少ないので反動つけて、人力です。今度孫にやらせてみようかしら。

糸を触っていると、不思議に気持ちが落ち着いてきます。織りは何よりも一定のリズムが大切、焦ったり慌てたりは禁物。ゆっくり確実に。その作業が高ぶった気持ちを落ち着かせます。

で、やった分だけは確実に形になる。これも嬉しいことです。やっても結果が出ないことってよくありますよね。


孫とお店屋さんごっこをします。商品いろいろ。我が家に合ったおやつやつまみも店で販売しています。

買うときは手を上げて値段を聞き、包んでもらいます。お金は海外旅行で残った小銭などです。リラとか。もうリラ使えないと思うので。

店主の横に座ると怒られます。お客さんはこちらへ座るそうです。

下の孫は「どれにしようかな~♪」と両手の人差指を頬に当てて、首をくるくる回します。あまりに可愛いので私も真似したけど、肩が凝っているので、うまく回りません。

で、別の部屋へ買ったもの持って行って、「ここがおうち」と言って商品開けています。やること見ているととても面白い。

そのあとは積み木遊びです。積み木で電車を作って、これは崩した後。

後姿が、いつの間にか男の子っぽくなって、ばあちゃんビックリです。またおいでね。

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文学賞について

2016-10-15 | 断想

2014年10月 香川県三豊市粟島で
 
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今年も発表になった。いつのころからか、日本人作家が下馬評に上がっているらしい。前もって候補者が公表されるわけではないので、候補だと言われてもご本人も迷惑だと思う。それとも期待しているのかな。
 
毎年、喫茶店みたいなところに何人か集まり、スマホの画面見てがっかりと言う映像。それ見るこちらもがっくり。選ばれなかったのにがっくりするんじゃなくて、他に映像ないんかい?とか思う。
 
小説は一人で読んで一人で感動するものだと私は思っているので、集まって語り合うのに多少の違和感が。そして、その場の雰囲気がもっと違和感が。いえいえ、私も若い頃、似たようなことしていたので、今見ると昔の自分を見ているようで冷や汗が出る。
 
男は女にもてたいがために文学がどうこう、女は男に認められたいがために、黙って言うこと聞く。ああ、恥ずかしい。

「最近行き詰ってて書けないのよね」・・・そりゃ、草野球の選手にもスランプはある。気取るんじゃないよとその時言えたらすっきりしたはず。言えなかった私も縛られたた。今思えば。
 
 
ええい、ついでに言わせてください。。あのテレビ映像には自分の人生が苦しくて、指針になる言葉が欲しくて、やっと探し当てた小説に助けられたという必死さがない。いや、そんな人はテレビには映りたがらんでしょう。いやいや、こんなこと言うのは前世紀の古い文学感かもしれない。
 
文学にだっていろんな消費のされ方がある。しかし、かの賞は、民族の困難、時代の困難を人間としてどう乗り越えていくか、といったメッセージ性のある国民文学に与えられるものと私は思っている。
 
若い頃、私も読んでました。

都会に、おしゃれな生活にまだ憧れていたころ。でも小説の中の人は自分から状況に働きかけることをしない。時代の、都会の表層を漂っているだけ。生活の苦労も、家族の軋轢も何にも書かれていない。だから、それに苦しむ人間への救いの言葉もない。戦争もない。戦争に苦しむ人も出てこない。
 
ねじまき鳥なんとかという上下巻までは私も付き合いました。そして、もう読みたくないと思ったのでした。
 
構えの大きな作品、時代の苦悩をわがこととして書く作家、そういうのが賞にふさわしいと愚考しています。日本人では誰でしょうか、林京子と言う人もいますが、今はちょっと思い浮かびません。
 
スリーマイル、チェノブイリ、福島・・・時代の不安として、それでも未来を切り開く希望が文学的に昇華されるなら、あるいは・・・・
 

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CS戦頑張れ

2016-10-14 | 日記

クリックで拡大。


 

本日、第三戦目。孫二人とお嫁ちゃんも夕方から来るので、みんなでテレビ観戦の予定。

絵は三男のブログから無断拝借。いくら親子でもしてはいけないこと。息子よごめん。

バレたら何と言われるか・・・・戦々恐々。

車はマツダのコスモらしい。車とぬいぐるみの大好きだった三歳児は、自動車会社で働きながら、こんな絵を描く大人なりました。三つ子の魂はいつまでも。

神主のミニ恐竜は20年くらい前、京都嵐山、渡月橋渡った所のオルゴールの店で購入。

泣きんこザウルスみゅうみゅう、同じものを買おうとしても二度と巡り会わない。ぬいぐるみとの出会いも一期一会。

応援歌詞が一部違うのもご愛嬌。

多分、今夜も勝ってくれると思いますが。最高でーすの聖也選手、今夜は打ってほしいかな。

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「あの日にドライブ」 荻原浩

2016-10-13 | 読書

 

2007年10月、三男の運転で高雄に向かう。今出川通り、仁和寺前をドライブ中。

この時は院生2年目。長かった仕送りもあと少し。頑張れ、お父さん。


今年上半期、直木賞を受賞した作家の15年くらい前の作品。面白かった。一流私大を出て、大手都市銀行で同期の中では順調に出世コースを歩んでいた伸郎は、部下をかばって支店長と対立し、関連会社への出向を命じられたのを機に退職する。

現役時代のプライドが邪魔して職探しにモタモタしているうちに、公認会計士の受験をすることを思い立ち、とりあえずタクシーのドライバーになる。

慣れない仕事はきつく、一日のノルマも果たせずに、収入も銀行員時代から激減。

俺の人生こんなはずではなかった。。。。。

伸郎はかって住んでいた学生アパートの部屋を、仮眠用にと借りたり、昔の彼女が離婚して実家へ帰っているのをこっそり見に行ったりして、取り戻せるなら、別なあったかもしれない人生の分岐点まで帰りたいと妄想を膨らませる。

現実に足のついていない妄想からは、前向きな人生の道は見えてこない。私はそう思う。この人、都合いい妄想に浸りすぎ。でも少しずつ、仕事にも慣れ、本当の幸せは毎日を地道にこなす先にありそうだと示唆して小説は終わる。

タクシードライバーの方たちの内情、私は申し訳ないけど、この歳まで知らなかった。

私がタクシー利用するのは、姑様のお供で近くの病院へ行く時と、海外旅行からの帰り、疲れ果てて、広島駅から自宅に乗る時だけ。

とても上客ではないようです。特に旅行帰りは気持ちがハイになって、いらんこと言いがちなので、これからは気を付けよう。

とても面白く、かつ読みやすく、昨日購入、今朝読了。泥酔したかつての支店長が客になったので、仕返しするところはカタルシスあり。で、自分がこだわっていたことが大したことじゃないと気が付き、前に進む。読後感、さわやか。

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「日本人が忘れた季節に馴染む旧暦の暮らし」 千葉望

2016-10-12 | 読書

ハロウィンの飾りつけ 昨年秋、名古屋のホテルで


日本では明治初めまで太陰暦という暦を使っていた。新月から始まり、また元の新月に戻るまでの約28日を一月とし、十二か月で一年。それでは太陽が一巡りする一年とずれるので何年かに一度閏月を入れることで調整してきた。。。。と言うふうに私は理解している。

暮らしは太陰暦で営まれるので、昔の行事、文学作品なども太陰暦で考えると分かりやすい。生活の中に太陰暦の季節感を取り入れると、もっと暮らしが豊かになるというのが本書の考え。

今さら世界標準の太陽暦は捨てられないけど、季節の行事は太陰暦でしてもいいのではないかと、愚考する。

例えば七夕、梅雨のど真ん中、大雨が降ったりして、降らなくても曇ったりして星はよく見えない。これが旧暦だと立秋も過ぎ、少し涼しくなって空を見る余裕もできるというもの。

桃の節句も寒すぎ。モモの咲く四月になってからが好ましい。

そもそもお正月からして、新春と言うには冬至からわずか10日くらいで、暗くて寒い。これが旧暦だと2月初めころ、日増しに明るくなり、寒さは厳しいけど、日差しに春の気配を感じ、気持ちが前向きになれる季節。

そのことを知って暮らすのは悪くはないと思う。

私事ですが、私が10歳くらいまで、我が家では新暦の正月に続いて旧暦の正月も祝っていた。同じように餅つきをして、お雑煮食べていた。と言うか、お雑煮はたくさん搗いた餅で、新暦の正月から延々新暦の3月頃まで、朝食に食べていた。

祖父母の着ていた木綿の着物や、炭火や火鉢や、するめにミカン、凧上げなど今、セットで思い出したところ。

新暦の正月はシンショー、旧暦はキュウショーと言っていたが、どちらかと言うとキュウショーに重きを置いていた。農作業などの節目になっていたのかも。

祖父は何十年と日記をつけていて、天気、気温、その日の農作業、など書いていた。あの日記、今あればとても貴重だと思うけど、たぶんもう捨てたと思う。残念です。

勿論、実存の不安とか、世間への不満とかそんな記述はないと思う。近代的自我とは無縁の日記。そんなこと考える暇があったらさっさと寝る。ものすごく早寝早起きの人だった。暦に合わせて、太陽に合わせて生活していたのかな。

まことに健康的な暮らしでした。

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サルトリイバラ(山帰来)を器に描いた

2016-10-11 | 絵付け

きょうは器の絵付け教室でした。

スプーン二本は転写紙で絵付け。

そのあと、持参の平皿に、秋らしくサルトリイバラを描きました。

葉の枯れ具合が、描いていて楽しかったです。

焼き上がりは来月、その頃には秋も深まっているでしょう。出来上がりが楽しみです。

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龍頭山に登る

2016-10-11 | 山歩き

好天の体育の日、旧豊平町の龍頭山りゅうずさんに登りました。

千代田ICから豊平町へ引き返し、陰陽分水地点にある大きな石碑のところから別荘地へ。

別荘地の奥に車停めていざ出発。この時は燕岩に上る予定でしたが、やがて道はクマザサで消滅。無理せずに、結局隣の竜頭山へ行くことにしました。

豊平どんぐり村手前で左(北側)に折れ、集落を抜けていくと、駐車場が見えてきます。

車停めていざ出発。

この時すでに11:37、遅い入山です。

起点まで来ました。山頂まではこの表示通りだと70分の予定。

薄暗いスギ林が続きます。

カヤの実

滝へ行ってみます。

名瀑。まっすぐ落ちています。

きれい

つめたい。滝の裏のくぼみに小さな祠もありそうですが、ここで断念。

夏と違って、濡れて寒い。

この滝は、江戸時代の「都志見往来日記」という地誌にも記載があるらしい。弘法大師も来たそうですが。。。。。

さらに登ると大きな駐車場があります。

私達はこの図の一番下から遊歩道入口を経由して、約一時間かけて現在地まで登ってきました。

遊歩道入口手前の扇状の道路は、別荘地開発の名残です。20年以上前にはもうあった記憶が。廃屋になった別荘一棟、その他は山になっています。売れなかったらしいです。

12:55 前龍頭手前の展望台で。

どんぐり村など、豊平町内がよく見えます。

前龍頭で、お弁当食べて頂上へ。

もうすぐです。

13:35 着きました。約2時間かかりました。

途中の登山道はよく整備されていて、歩きやすかったです。

昨日は好天で遠くがよく見えました。

広島市内、宮島、その向こうに周防大島など。

北側、三瓶山方面。

頂上で少し休んで下山します。

ミヤマシキミの赤い実がよく目立ちます。鮮やかだけど、有毒。

駐車場まで戻ったのが15:08。1時間24分で降りてきました。途中、左脚が痛くなったけど、なんとか辿り着きました。

広島北ICより自宅へ。自宅着16:40頃。まだまだ日が長くて気持ちいい山歩きでした。

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バンベルクを描く

2016-10-09 | 水彩画

ドイツ、バンベルクの青い館。

私のごく狭い見聞ですが、ヨーロッパで見た一番美しい建物。

ウェッジウッドの器のような繊細なレース模様の家。

破風にはキリストを十字架から降ろす場面らしきものが描かれています。

場所はこちら

Obere Bruecke 1, 96047 Bamberg

googleの地図を出すと、川の中州に橋が二本掛かっている辺りに連れて行ってくれると思います。

北側の、地図だと上の橋の上からぐるりとまわりを見ると、地図では左側の河岸にこの建物が見えます。

橋の上の聖人の像は省略。


 それにしても窓がいびつで、いけませんねぇ。建物は誤魔化せないので苦手です。

でもあまりに美しい建物だったので、強く印象に残っています。

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機織り、頑張る

2016-10-08 | 機織り

9月末には終わる予定だったこちらの組織織り、まだ140cmしか織ってません。170cm織って玄関下駄箱上に置き、残りは手提げ袋にでもしましょうか。初めに何考えてたか・・・忘れた。

途中で、間違いに気が付き、だいぶ解いて時間かかりました。織るより、解く方が難しい。それに敗戦処理と言うか、撤退戦、己の能力のなさにめげつつ、気が付いたからには間違いまで立ち返るしかない。

気が付いて改められるのが織りのいいところ。人生では、気が付いた時には遅く、取り返しのつかない場面も多々あり・・・などということを織りながら考える。

昨日は織りの先生と友人で集まり、三時間ほど楽しく話をした。今度大阪郊外の織り工房、一日教室へ行こうと誘われた。そのためにはおとなびに入って、安くJR西日本の切符買えばいいと教えてもらった。

そうなんだあ。知らんかった。遠くへ行けばいくほど割引高が大きくなる。

最近は関空往復でJR乗ったけど、知っていればと悔しい。

友人と先生で街を歩いていて、松茸売っていたので買った。大きくてきれいな方はお姑様に上げたけど、寝室にいるようだったので、声をかけるのを遠慮した。ベッドに横になって本読んでたそうで。。。。

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秋本番

2016-10-07 | 日記

友人においしそうなカキをいただきました。2015年10月


 

昨日は三回外出して忙しかったので、こちらへ書く暇がなかった。

午前中、車運転して駅前福屋へ。靴買うつもりだったけど、ピンとくるのがなくて中止。欲しいのは先とヒールがナイフのようにとがり、光沢のある飾りのついたもの。

夫と外出して、私の体型などで悪口言ったら、即座に靴先で蹴りを入れる。・・・なんて悪いことはしません。ええ、しませんとも。でも尖った、過激な靴が欲しくなったんだもの。

長年、歩きやすい靴ばかり買ってきて、福屋も歩きやすい年配向けの靴が多い印象。いやいや、私はまだ女の原液で、(何という変換だあ!!)現役で、まだまだ踵のある靴、履けるんだと実感したいから。

午後からは近くのゆめタウンにチャリンコで行き、結局ABCマートで希望に近い靴買った。

で夕方からは夫と二人で、夫親族のお見舞いに。歳は私達より一歳上、最近手術して、しばらくは入院しているらしい。

元気なのがいちばんと言っていただいて、元気なのが申し訳ない気分。とてもいい人で、いっぱいお世話になったし、子供も同世代で、その都度、いいお付き合いをさせてもらった。

どうか早く元気になってもらいたいなと思う。

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花とミカンを描く

2016-10-05 | 水彩画


 

今日は台風の予報だったので、家にいて月曜日の絵の続きを描きました。

花とミカンです。

うーーーむ、何を特に描きたいのか分からない絵です。バックも濃くて花を見る邪魔。

モチーフは回り持ちで持ってきます。この日は花屋さんで花束を作ってもらったそうで、ケイトウ、ユリ、バラ、リンドウ、小菊といろいろ。

これってものすごく描きにくい。生け花と同じで中心になる花を買い、それに合わせてあしらいの葉物や小さい花があった方がいいのかもしれない。

どれかに焦点を絞って描けばよかったけど、私は本当はミカン描きたかったのです。


うーーーむ、自分が花が苦手だと、今日よく分かった。人のモチーフの選び方に不平言う前に、苦手なものは初めから描かない。と決心した。

人生は短く、絵に割ける時間はもっと短い。好きなものを好きに描こう。今まで、海外旅行自慢みたいで遠慮して描かなかったけど、私が遠慮しても誰が喜ぶわけでもない。

ヨーロッパの建物を私が描いて嫌に思う人もいるかもしれないけど、結局は人は自分の好きなものしかかけないのであります。

旅行自慢と取られるとしたらそれは私の不徳の致すところ。日頃、善行を積み重ねて失点快復するしかないでしょう。

次は私のごく狭い見聞の中ではありますが、ヨーロッパで見た一番美しい建物を描きたい。いつになるか分からないけど・・・

 

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10月は忙しい・・・かな

2016-10-04 | 日記

土曜日は午前中外出、午後は疲れてぐったりしていた。

日曜日も外出。蒸し暑くて、夏場より疲れる。

月曜日は姑様のお供で近所の病院、出かけたついでに買い物行くと言うのでついていく。

自分が耳が遠くなっているのを忘れて、病院は一人でも行けそうに思っていたとのこと。それは無理です。

予約時間前にならないと受付してくれない仕組みになったし、受け付け、診察室、計算窓口、などなどその都度呼ばれるのが全然聞こえないと言うので、付き添い必須。

姑様は私に気の毒がっているけれど、タクシーで片道7分くらいの病院、一時間もあれば院内の全行程が終わるので、大病院にしては早い方ではないだろうか。私は行くつもりにしているので、全然負担ではありません。

一人で行って病院内で迷子になったり、転倒してまたまた骨折なんかになるとそっちの方が困ります。

姑様は長く待つことが出来なくなって、気が急くけど、大勢の患者さんをうまくさばいて流れもいいと思う。

順番にしてくれるので慌てずに待ちましょうとなだめつつ、自分の親になら急いで帰ったってどうせすることないでしょと嫌味の一つも言うはずの私だけど、そこはそれ、嫁と姑、程よく距離を取ってお互いイラついたり、疲れたりしないようになっているらしい。感謝しなければ。

何に?だからこういう状況に。


 

きょうは東山魁夷展見に行った。平日だけど、まあまあの人。唐招提寺の障壁画は全部展示。日本画の一つの頂き、とても見ごたえあった。海と海岸の小島、松の絵が特によかった。

その他、ドイツに題材を取った作品は切り取り方が斬新で、洋画、日本画の垣根を超えたいい作品だと思った。

最近は美術館で話すのはビシビシ注意されるらしく、70代のおばあちゃん二人、大声で話しながら鑑賞していたら、係員が静かにするように注意していた。杖にぶら下げた鈴もうるさいとのこと。縛って音が出ないようにしていた。

それで静かに鑑賞できて結構でした。やはり美術館は一人で行くに限りますね。最近は連れ立って歩く人より、一人で行動する女性の方がうんと増えた印象。人間やがて一人になるんだから、自立する女性が増えたのは好ましいことと思います。

もちろん、人とのお出かけも楽しいですけど、所構わず騒ぐのは私自身のこととして慎みたいものであります。

明日は台風来るそうですが、どうにか被害がありませんように。

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「ルーアンの丘」 遠藤周作

2016-10-03 | 読書

2014年4月 バリ。セーヌ川の河口近くにルーアンはあるとのこと。


 

遠藤周作は、1950年、フランスへ留学し、途中で結核になり、サナトリウムで療養した後、二年半後の1953年2月に日本に帰ってくる。

前半は日本を出て、各地に寄港しながらマルセイユ上陸。パリを経由してルーアンのロビンヌ家に滞在、大家族の中で、家族同様に親切にされる様子、また異文化と触れるときの気負い、すべてを吸収しようとする決意などが読みごたえがあった。

9月からはリヨン大学に入学して、現代キリスト教文学を研究するが1951年年末には血痰が出て、翌年は三か月療養所で過ごし、1953年帰国。

後半は大学での友人、療養所で知り合った友達、そして女性との交流がみずみずしく語られ、小説よりも小説らしい切ない話に、とても引き込まれた。

結婚したい女性がいたけれど、自分は日本人で結核で帰国する身。思いあった二人はパリからマルセイユまで、船に乗る前の短い旅をする。将来の見通しの立たない自分は男女の仲になって、この人の将来を縛ってはいけないと固く誓い、誓いは守られた。

他の人なら、今の人ならどうするだろう。ここまで自制心はないのでは。

後半部分は死後発見され、夫人の了解を得て公けにされた。遠藤文学を読むとき、この本もまた大いに参考になると思った。貴重な内容だった。

一週間くらい前、BS3で再放送していて、ロビンヌ家の人達も出演していたので、読んでみた。録画している番組をまた見るつもりです。

今ならフランスは直行便で11時間くらい。その前はアラスカ周りで24時間くらいかかっていたのかしら?そのまた前は船で一月。洋行はごく限られた人だけのもの。その見聞録が原稿料の貰える時代。

今はフランス行ったくらいでは誰も驚かない。月へ行ったと言えば少しは驚いてもらえるだろうけど。しみじみと、世界は狭くなったものです。

 

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