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福岡からポーランド・クラクフまで

2017-05-15 | ポーランド慰霊の旅

5/7 福岡発。フィンランドのヘルシンキで乗り継いでクラクフまで。

10時発です。まだ乗れません。

乗る飛行機が舫っています。

クラクフははポーランド南西部、ヘルシンキで乗り継いで日本時間、28:15に着きます。18時間余りの長旅です。

チケット貰います。後ろの方の通路席をリクエスト。結構空いていました。

通貨はズウォーテイ、ユーロではないのが痛恨の勘違い。

福岡空港で両替。1ズウォーティ(ズロチ)≠35円。

ユーロも持参。

機内食1

10時間半で着きます。

現地時間14:24着。6時間の時差で、日本では夜の8時過ぎです。

今から約6時間、この空港内で過ごします。

KLM

遠くの林

カフェに入ります。

ひたすら待ちます。

ヨーロッパシラカンバと訳すらしい。シダレシラカンバとも。

あれは針葉樹で違うみたい。こちらも、幹が真っ白のきれいな木。

これはというと

特産の石らしい。御影石できれい。

キャッシュデスペンサー

20:15 ヘルシンキ発 21:15 クラクフ着。時差1時間なので2時間のフライト。

隣のご夫婦にお願いして着陸寸前の写真撮ってもらう。図々しい私。

有難うございます。その節はお世話になりました。

長い一日が終わります。ホテルは空港に近いノボテルクラクフシティウエスト、三連泊します。

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ポーランドから帰りました

2017-05-14 | ポーランド慰霊の旅

今朝帰国しました。前半、冬の寒さ、みぞれも降り、後半少し暖かくなりました。

ポーランドの良き景色

ワルシャワから60キロのジェラソヴァ・ヴォラ、ショパンの生家が復元され、周りは公園になっています。

ミニコンサートが開かれ、散策していると、ショパンのピアノ曲が流れてきます。


観光一日目、5/8午後、アウシュビッツ(オシフェンチム)とビルケナウへ行きます。

 

ガイドは日本人の方です。先日、この方の本を読んだばかりです。

静かな語り口の心にしみる説明で、悲惨さを一層感じました。

個人でも、メールでガイドの予約もできるようです。

ガス室の脇にタンポポが咲いています。

アウシュビッツが手狭になり、二キロ離れた場所、ビルケナウにさらに広い収容所を作ったそうです。

長い引き込み線の先はユダヤ人たちをここへ連れてきて下ろした場所。

再びここを引き返せた人はほんの僅かだったことでしょう。

私なりの慰霊は何かと考え、念珠を持って行って仏式に手を合わせました。手を合わせたのは遺体からはぎとったお下げ髪、大勢の人が銃殺された死の壁、そしてこの線路の向こうに広がる広大な収容所跡です。

安らかにお眠りなさいなんて、今もとても言えません。涙さえ出ません。

殺された人は安らかに眠ってなんかないと思う。人の世から民族差別がなくならない限り、ヘイトスピーチが続く限り、おびただしい死も教訓になってないということです。

夜中、あまりの息苦しさに目が醒めて(寒いので布団二枚重ねていた)、動悸はするし、頭の上におびただしい数の靴や髪の毛や、食器や、ガス室の光景が渦巻き、広がっています。

悔しい。怖い。生きたかった。私たちの思いをずっと伝えてほしい。その叫びが聞こえます。眠れません。

団体ツアーで、寝不足から体調不良になるくらい辛いことはない。そう思うと余計眠れず、日本の朝になるのを待って夫に電話。

疲れているならとりあえずバファリンを呑む、腹式呼吸をするというアドバイスをもらいます。それと**(夫の名前)は偉いと三回唱えるといいそうで。ちょっと笑うと楽になりました。

人類史上最悪の出来事、それがユダヤ人他の大量虐殺だと思う。人はこんなことさえしてしまう恐ろしい生き物。それ以後の人間はそれを深く心に刻み、二度と間違いを起こさないよう、それを生き方の基本にすべきと思う。

なんか熱く語りましたが、安らかに眠ってもらってはいけない。死者をして語らしめよ、そう思った慰霊の旅でした。

コメント (2)
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「これだけで、幸せ」 小川 糸

2017-05-05 | 読書

作家のこだわりのものと生活。

自分の気に入ったものを少しだけ持つ。無理をせずに暮らす。

確かにものをたくさん持つと管理が面倒だし、家は狭くなるし、捨てるときに心は痛むし、少ないもので豊かに暮らせるなら全然問題ないわけで。

で、著者のこだわりというのが半端なくて、味噌はどこそこの取り寄せ、ふきんはまた別の取り寄せ、心をリフレッシュするため、毎年ベルリンで暮らすとか。その心はわかるけど、私はそこまでのこだわりが却って窮屈。それは私がいい加減な人間だからで、ここまでこだわるのも却って潔いと思った。

だって、著者はちょっといいなあと思うくらいで心が動かないんだから。

自分にとって何が必要でこれはなくてもいいと、ゆるぎなき価値観があれば人生はだいぶ楽になると思う。この歳になてもまだまだです。


きょうは午前中、山菜の処理、すぐに旅行行くのに私もまあ欲かいてたくさん採ったものである。夫が、私の留守の間、草食べるのかあーーーと焦っていたけど、夕食に山菜たっぷりのちらし寿司をしたらだいぶはけたので、良かった。おいしいとたくさん食べていた。

午後からJRの乗車券を買いにゆめタウンまで。それ以外は家でいろいろな用事を片付け、ついでにフォートラベルの旅行記を読んでいた。私と同じようにツアーに一人参加した女性の体験記が面白かった。

一人で来ている人と友達になる。街歩きもつかず離れず、一緒に行きたい場所だけ付き合う。とまあ、そんなところでしょうか。

アウシュビッツはとっても悲しいけど、怖くはない。怖がったら殺された大勢の人に申し訳ない。

しかし、年取って閉所恐怖症気味の私は、地下深く下りていく岩塩鉱が怖い。地震が起きたら、水漏れで水没したら、停電したらと心配。伏見稲荷の鳥居の中を通るのさえ怖いのです。この私としたことが。何かあったときすぐ逃げられないのが怖いのでしょう。何か忘れている幼児体験でもあるのかな。

子供のころは怖い夢をよく見ていた。それと夜中に何かの音がするととっても怖かった。昔の家、建てつけは悪いし、隙間風は吹くし、何かと物音がしたものでした。

その年代によって怖くなるものも変わるようで。

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なぜかポーランド

2017-05-02 | 旅行

へ行くことになりました。

2,3年前の冬、ポーランドツアー6日間?、10万円と言うのがよく売り出されていましたが、その時は行く機会もなく、冬のヨーロッパはドイツで堪能したので、行きそびれるうちにツアー自体が催行されなくなったようで、今回、ようやく参加の運びとなりました。

出国は来週ですが、諸事GW進行、本日午後宅配便の集荷があるので、先ほどやっと荷物ができたばかり。

以前はひと月前くらいから用意していたのに、次第にいい加減になり、スーツケース開けて始めたのが昨夜0時ころ。2時半くらいまでかかり、今朝は足りないものを買いに行って、何とか準備できました。

一番迷うのは服装。添乗員さんによると、気温は今の気温で2度から10度くらい、冬服ですとのことですが、本当?

3月のニース、暑かった。4月のパリ、暑かった。4月のフランスとドイツ、暑かった。6月のフランス南部、ものすごく暑かった。35度。6月のスペイン、めちゃくちゃ暑かった。45度。

したがって今回も冬ということはないと思います。夏服も入れました。13.7キロになりました。

今回、お土産はなるだけ軽いのを買う。ジャム、はちみつは買わない。ワインなどもってのほか。

スープの素もチョコも安いらしいけど、なるだけ背負って帰る。と思っています。


しかしまあ、万事アバウトな私、早とちりしまくりで決めてしまいました。

ポーランドで残ったユーロ使う。←ポーランドはユーロ導入していない。

ヘルシンキは日本から近い。←ヘルシンキはフィンランド。忘れていた…_| ̄|○

ヘルシンキで6時間待ちの乗り継ぎ。エッ!

ポーランド、クラクフのホテルに着くのは深夜。エエエエッ!!そこまで考えてなかった。。。。

申し込んだときは4人で催行決定、私は5人目。少ない人数が楽←結局36人だそうで。ひょえ――――、変な人がいませんように。というか、私が変な人になってしまって皆さんにご迷惑かけないように頑張ります。

ポーランドのイメージは広い荒涼とした草原にアウシュビッツの遺構がぽつんと建っているというもの。
でも、観光地もたくさんあるらしい。首都以外は知らない地名ばかり。はてさて、どんなことになりますやら。


姑様のお世話の私の担当部分は夫に頼んだ。二日に一度の夕食宅配。作って冷凍しておくより、材料買って、メニューと作り方を書いておく方がいいそうで。

快く送り出してくれる夫には感謝あるのみ。昔は料理、ほとんどしないできない人だったけど、三男が家を離れてからの15年間、私はあちこち遊びまくり、夫はだいぶ家事能力も身に着けた。一人になっても困らないよう、生活能力を付けてもらうのも、私たちの世代では大切。

先日、みんなで食事に出かけた時、姑様もゆっくりながらみなと同じものを完食したので安心した。人間、食べることが何よりも大切。元気の秘訣。食べている姑様はかわいいなと思ったし、そう思える自分に安心した。

介護のことで、夫と意見が合わないときにいろいろ思うわけで。しかし、夫が責任持ってやることなので、いらん口出しはするまいと決めているのに、ついあれこれと。

でもまあこれも生きている証。楽なばかりでは張り合いがなくて、早く年とりそう。

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