先週、大竹まことのゴールデンラジオのメインデイッシュでゲストで
桐野夏生さんが出演されていました、新刊の真珠とダイアモンドの紹介を
されていました・・・・
さっそく、これは面白そうだとアマゾンでポイントたまってるのでポチと
上下巻一気に読みました・・・
物語は時代は1986年春、二人の女が福岡の証券会社で出会った、一人は
短大卒の小島佳那 、もう一人は高卒の伊東水矢子、貧しい家庭で育った
二人はそれぞれが2年後に東京に出ていく夢を温めていた。
野心を隠さず、なりふり構わずふるまう同期の大卒の望月昭平に見込まれた
佳那は、ある出来事を契機にかれと結託し、マネーゲームに身を投じていく。
物語の中ではNTT株販売の狂乱した様子などもリアルに描かれている・・
時はバブル全盛期・・国中が狂乱していた・・
そして望月は東京へ栄転が決まり、佳那とも結婚・・
望月は福岡で株の売買で知り合ったやくざの親分山鼻と東京で再開し
関係を深めていく・・
そして佳那は山鼻の愛人の美蘭の手ほどきで瞬く間に贅沢な暮らしに
染まっていく・・・一方の水矢子は不首尾に終わった受験の余波で
思いがけない流転の生活をスタートする・・
そしてバブルの崩壊・・・それぞれの運命が狂いだす・・・
バブルの波には自分は特に恩恵を得なかったかと思います、仕事が忙しく
株に関心が持つところまでいきませんでした、その当時の築年数がたった
今の住んでる前の小さな自宅が不動産鑑定で買ったときの倍近くぐらいで売れるというのを聞いた
けれど・・どうしようかと考えてる間にバブルが崩壊した・・あの時売って
おけばよかったかなと少しは後悔してますが
いずれにしても、バブルとはまったく縁がなかったという事で、得も損もなく
住宅ローンも7年まえに完済
とりあえず大した財産はないがとりあえず無借金でよしとしよう・・
最近では[路上のX」です。
JKの凄惨な世界を描いていました。
JK体験者からの取材に基づいて
書かれているみたいでした。
調べてみたら、桐野夏生さん、
私と同じ年でした。
桐野夏生さんですが、桐野さんの本を読んだのは
この本が最初です、読んで見てよかったので・・・
また桐野さんの本を読んでみようと思います。
機会があれば路上のXを読んで見ます。