東洋経済はタイトルみながらたまに買います。
少し古いですが10月17日号 絶望の非正規という衝撃的な特集。
自分が思うのは今の日本のすべての悪の元凶はこの」非正規雇用という制度にあると思います。
1980年代一億総中流といわれた時代から、小泉竹中の規制緩和で莫大に広がった派遣労働と非正規雇用
すべてはここから日本の超格差社会が先進国の中でも恥ずべき国になった。
絶望・・・
労働者約3分の一になる非正規雇用、企業が調整弁として都合よく使い、自民党がそれを支援するために法律を改正してきた
そのつけは今爆発的に社会全体に跳ね返る、社会全体が不安、不安定これは国の行方を左右する。
直近のデーターでアベノミクスで100万人の雇用が増えたといってるが、非正規雇用は150万人増えて正規雇用は50万人減った。
有効求人倍率もあがったと安倍はいってるが正社員の有効求人倍率は0.75 非正規雇用の倍率は1.25
人件費削減と法人税減税で大企業は内部留保を340兆円史上最高額の内部留保
そしてあらたに安倍は派遣労働法改正で派遣労働者の使いまわしをし正規雇用への道を閉ざした。
非正規雇用者の年間通じて働いた賃金が年間240万円平均(税引前)手取りでは220万ぐらいだろうか?月20万以下で生活する。
これで家族が養えるのか?そして次の年の雇用の保証は何もない、業績が悪化したら一番に契約更新はしない雇い止め。
今問題なのがこれとリンクしてブラック企業、新卒を使うだけ使い月残業100時間以上働かせ体と心を壊す働き方をさせることにより
人件費を削減し、頭からキャリアアップなんぞ考えてない、人間はコスト使うだけ使いぼろぼろにしたら捨てる。
そして転職するのにも正社員はない、仕方なく非正規雇用をする、その繰り返しキャリアは全く積まれない、ずっと非正規雇用
子供はおろか、結婚もできない、シングルでないと生活できない、いつ収入がなくなるかわからない不安の中で先の展望がみえない。
このような中で一億総活躍とはお笑いだ