浅田次郎の最新作を読んでみた。
ものがたりは明治元年、火の手の迫る大火で伝馬町牢屋敷から解き放ちとなった、重罪人たち 3人
一人は 博打打ちの信州無宿繁松 もう一人は旗本の倅 岩瀬七之丞は官軍兵士を辻斬り もう一人は
夜鷹の元締めの白魚のお仙。
牢や同心の三人のうち一人でも戻らないと戻ったものの死罪 三人とももどれば無罪との言葉を胸に
自由となった三人の向かう先は・・・
激動の時代をいかに生きたか・・
実業家で貿易商 イギリス大使館技師の婦人 陸軍兵学校教官・・・
そこまでいくには何があったか・・
市谷の監獄役人が一人ずつ訪れて話を聞く構成でものがたりがなってる。
実におもしろかった。