里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

ダイコンは最終の種播き

2020年09月03日 | 畑:根菜類

 ダイコンの種播きをしました。
 すでに2回の種播きを終えています。今回が最終で、一部は冬囲いに回ります。
 品種は全てタキイ種苗の耐病総太り。秋冬ダイコンはこの品種を長年使い続けています。他の品種も多少作ったことはあるはずですが殆ど記憶に残っていません。この品種がうまく育たなくならない限り他の品種を作ろうという気が起きないのです。
 施肥や耕耘は最初の種を播く時に終えています。畝になる位置に緩効性肥料を散布する帯状全層施肥をしています。その後、再度トラクターでロータリー耕耘しました。
 施肥位置中央に目印線を付けておきました。畝間は75センチ。


 ネキリムシとキスジノミハムシ防除のため粒剤を散布した後、管理機の逆転ローターで畝立てします。


 逆転ローターの爪は左側を外向き、右側を内向きにし、左回りに往復して畝を立てます。


 鍬でならして畝を作り、ドリンク瓶を使って播き穴の印を付けます。


 株間は27センチ。
 ダイコンは発芽がよく強いので、1カ所3~4粒播き。
 ごろ土が目立ちますが、大丈夫でしょう。


 クワで覆土し、軽く鎮圧。
 今回は、おがくずが足りなくなったので切りわらを掛けました。
 うまい具合に雨が降り、タイミングが良かったです。


 これは1回目に播いたダイコン。お盆のさなかに播きました。雨が全く降らなかったため灌水しました。


 1本に間引いたところ。
 例年このダイコンは、10月に行われる鎮守の神社の祭典に供えるのですが、今年は挙行できるかどうか、難しいと思います。


 こちらは2回目8月25日に播いたダイコン。


 雨が降り、一息ついた感じです。


 ダイコンは年々消費が減り、昔からみると大分少なくなりました。