里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

今年の新米を味わい、贈答品を作る

2020年09月27日 | 田んぼ

 先日刈り取りし調製した玄米が届きました。お願いした法人から搬入して頂きました。
 このような30キロの玄米袋です。


搬入して頂いたのは、自家飯米と助っ人達一族郎党分、そして知人から直接頼まれている分、贈答用少々です。出荷する玄米については、法人のライスセンターから直接運んでもらいます。
 今年の我が家のイネの作柄は、ほぼ事前予想通りでした。不稔籾の発生とイノシシの侵入被害で減収となりましたが、大不作というわけではなく許される範囲内です。
 玄米が届いて、まず確認するのは品質。出荷する玄米の等級は水分含量などもありますが、玄米の見かけで決定されます。
 玄米をカルトン皿に取ってチェックします。


 問題なく1等米と判定されると思います。まずは一安心。
 出荷の等級は見かけですが、食べる側から言うと味です。
 我が家の田んぼは粘土質が強く、扱いにくいけれどもミネラル分が多い。里山で昼夜の気温差も大きいので、味には自信を持っています。と言っても、実際に食べてみないことには安心できないので、いつもすぐ精米して食べてみることにしています。
 少しだけ焚いてみました。


 新米の炊き上がりの香りや光沢はやはり違います。写真にはうまく撮れません。いつものように最初に仏壇や神棚に供えます。
 味わってみます。 


 新米独特の香り、粘り、光沢、旨みなど十分味わうことができました。今年も安心して配れます。
 贈答には玄米袋のまま送るところもありますが、精米して贈答用にいくつか作ります。10㎏袋と5㎏袋。


 贈答品以外は全て玄米袋のままの配布です。