里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

タマネギ「ネオアース」の種播きをする

2020年09月08日 | 畑:土物類

 タマネギの種播きをしました。
 ここ数日雨模様で条件はあまり良くありませんが、タマネギの播種時期は重要なので、予定通りに行いました。
 苗床にはしばらく前にピートモス、苦土石灰、有機肥料を施用して2回ロータリーで耕耘しています。2週間ほど前には緩効性肥料を散布し、管理機で耕耘しました。
 今回、管理機の逆転ローターで耕耘を兼ねて畝を盛り、鍬でならして短冊形の苗床を作ります。やはり土の水分がかなりが多い。


 タマネギの播種期は毎年9月第2半旬、ほぼ9月6~8日と決めています。タマネギは、冬越しの時、苗が大きすぎるととう立ちが多くなり、小さすぎると玉が大きくならないと言われています。経験値で、この辺りのマルチ栽培ではこの時期と固定しています。天候その他で生育が左右されるのはやむを得ないことです。
 今年も品種はタキイ種苗のネオアース1品種のみ。過去には何品種か作りましたが、今はシンプルにこの1品種だけで十分です。
 貯蔵性抜群の中晩生の品種ですが、今年も5月中から食べていましたし、昨年の貯蔵物は春先4月に入ってからも残物を食べていました。
 これは現在貯蔵中のタマネギ。


 昨年、一昨年とも生育中は色々ありましたが、結果的には2年連続の豊作で、3年連続の豊作を目指します。
 数センチ間隔に播き溝を付けます。


 すじ蒔きします。あまり間引きしなくて済むようごく薄蒔きです。


 黒い小さいのが種。ちょっと分らないでしょうか。 


 薄く覆土し、軽く鎮圧します。


 もみがらくん炭をかけます。


 もみがらくん炭は、雨で土が固まるのを抑えます。くん炭はアルカリ性なので酸性を嫌うタマネギとっても悪くないでしょう。
 湿っているので、今回は灌水しません。


 最後にトンネル状に不織布を掛けます。


 育苗期間が長いので、トラブルないよう願いたいもの。