里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

直播き春ハクサイが穫り頃

2021年06月19日 | 畑:葉菜類

春ハクサイが穫り頃になっています。
1週間ほど前から穫り始めました。


4月に春ダイコンと同時に直播きしたもの。
ダイコンよりは1週間ほど日数がかかっています。
品種は極早生種の「はるさかり」。


黒マルチに播いた後、不織布をべた掛けしました。
「はるさかり」は晩抽性の品種(トウ立ちしにくい品種)。
とはいえ、種播き後かなりの低温に遭遇。
トウ立ちを心配したものの杞憂でした。欠株もなく揃っています。
べた掛けは、2、3週間で外すのが普通ですが、今年は株が生長し持ち上がってもしばらく放置していました。
その後、近くのナスに不織布のトンネル掛けしていたものを、そのまま春ハクサイに移行。


そもそも、私は無農薬栽培者ではないので、虫除け用のトンネル掛けはしません。
ハクサイの結球初めの時に一度防除するのが普通です。
それで大概大丈夫です。
たまたま簡単にトンネル掛けできる状況にあったので、試しにやってみた訳です。


トンネルを外してみます。


トンネル掛けの欠点は風通しが悪くなること。
ハクサイにとってはよくありません。結球にもマイナスと思われます。


穫った後はトンネルを元に戻さないといけません。
周りにはモンシロチョウが飛んでいるので今さら外すわけにも。
一旦中に虫が入ったら飼っているようなもの。


穫り始めは結球が甘かったですが、今はかなり締まってきました。


収穫してみました。


これで重さは2キロくらいでしょうか。

春ハクサイでこのくらい結球していれば十分。


これまでの気温は春ハクサイにとっては高過ぎ。
そのうち腐れるものも出てくるでしょう。収穫を進めたいと思います。