寒風が強く日延べしていたシイタケ原木にするナラの木を運び出しました。
これがナラの木。正確にはコナラ。
シイタケの原木にするには、切った後3、4週間置いて玉切りするのが良いされています。
しかし、この時期は大雪などに見舞われるリスクがあります。そうすると運び出しが難しくなります。
リスク回避のためベストではないかもしれませんが、すぐに約90㎝に玉切りしました。
そして、玉切りした後ざっと纏めたところで、一旦終了しています。
少々不便なところで、運搬機がいけるところまで人力で運び出す必要があります。
老体にはかなりの重労働ですが、金の掛からない体力増強法と思うことにしています。
運搬機のところまで直接一回では運べません。3回ほど運んでは置きを繰り返します。
途中放り投げたところもあり原木に少し傷が付いてしまいました。
ここが最終。あとは直接積み込めます。
運搬機へ積み込み。
何しろ年代物の運搬機。中古のエンジンに取り替え修理もしてエンジンの調子はまずまず。
問題はキャタピラー。亀裂が多数あり何時切れても文句は言えない状態なので、とにかくゆっくりです。
作業場の下屋に運び込みました。
全部でわずか20数本。今年は種駒1,000個で打ち止めにするので、この程度で十分なはずです。
シイタケ原木にするのは直径10~15㎝が適当とされます。
しかし、15㎝以上の太いものもあり、元の重すぎるものは少し短めにしています。
古いコモで覆いをし、直射が当たらないようにします。
この後は乾き具合を見ながら植菌しますが、落葉後も降水量が少なく乾燥していると思われます。
今回は太い生木を人力で移動したので少々体力を使いました。体は火照ったものの手先が異常に冷たい。
ナラの木以外にクリの木も少し切っていますが、そちらは乾いて軽くなるまで暫く放置です。