独特の風味があるコシアブラの芽を採りました。
これは、昨日午後3時過ぎのものです。
コシアブラはタラの芽と同じウコギ科の木で、同様に新芽を採って食べます。
タラノキは林の中というよりは周りの日当たりのいいところに自生しますが、コシアブラは林の中にあります。
タラノキは林の中というよりは周りの日当たりのいいところに自生しますが、コシアブラは林の中にあります。
コシアブラの由来は、樹脂を絞り、濾して漆のように塗料として使われていたからだというのですが、この辺りでは聞いたことがありません。そう言われるとコシアブラの新芽は油がかった艶があるような気もします。
この辺りでコシアブラと一般的に言われるようになったのは、比較的近年です。メホなどと呼ばれはていましたが、昔はほとんど食べる習慣がありませんでした。
それよりも一般的に言われていたのは「削り花の木」です。
この辺りでコシアブラと一般的に言われるようになったのは、比較的近年です。メホなどと呼ばれはていましたが、昔はほとんど食べる習慣がありませんでした。
それよりも一般的に言われていたのは「削り花の木」です。
春の彼岸ごろは生花が少なく、木質の柔らかいコシアブラの木を削って、お参り用の造花を作っていました。現在でも行われ、売られています。
もう亡くなりましたが、母の友人も削り花を作るため、毎年、我が家のコシアブラの木を採りに来ていました。ですから、そもそも食べるのが目的ではなかったわけです。
それが、近年、普通に食べられるようになったのは、隣県の山形で「山菜の女王」などと呼ばれ、珍重されていることが知られるようになったからではないでしょうか。
もう亡くなりましたが、母の友人も削り花を作るため、毎年、我が家のコシアブラの木を採りに来ていました。ですから、そもそも食べるのが目的ではなかったわけです。
それが、近年、普通に食べられるようになったのは、隣県の山形で「山菜の女王」などと呼ばれ、珍重されていることが知られるようになったからではないでしょうか。
木は生長すると10メートル以上になります。
高い所の新芽は物理的に採るのが大変ですから、採れる範囲のものを採るといった感じです。タラノキのように剪定すれば毎年採りやすく管理できるものと思いますが、そこまでは余裕がないです。
タラの芽はほとんど癖がありませんが、コシアブラは見かけは細身のタラの芽といった感じながら、はっきりとした独特の香りがあります。
タラの芽はほとんど癖がありませんが、コシアブラは見かけは細身のタラの芽といった感じながら、はっきりとした独特の香りがあります。
色々料理法はあるのでしょうが、定番はやはり天ぷら。
その風味と食感が楽しめます。
今日は平成最後の日。コシアブラの天ぷらでの一盃としますか。
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