里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

原木シイタケのほだ場を整理し春を待つ

2024年03月08日 | 山菜

原木シイタケのほだ(榾)場を整理しました。そして、新たに本伏せするスペースも確保しました。
ナラやクヌギの原木にシイタケ菌を植付けたものがほだ(榾)木。
そのほだ木からシイタケを発生させるよう置いておく場所がほだ場です。
直射日光が入らず、光線がチラチラと入る程度の半日陰になる場所が良いとされます。
ここが我が家の原木シイタケのほだ場。


現在の原木の配置はこうなっています。
左手前が植菌2年目の原木、左奥が植菌3年目になる原木。右手前が植菌4年目の原木、右奥が植菌6年目の原木。
さらに右の外れに僅か見えるのが少しだけ残している植菌9年目になる原木。
真冬はシイタケの発生は止るのが普通ですが、今年は僅かながら出続けており、適宜穫っています。


一言で言えば暖冬だからでしょう。小さい出始めのものも多くみられます。


気温が上がってくればいわゆる春子が発生してくることになります。


本格的に発生してくる前にほだ場を整理しないといけません。
目的は二つ。
一つは傷んだほだ木を処理すること、もう一つは今年植菌した原木の置くスペースを確保すること、です。
この植菌6年目の原木の中には傷んだものが結構出てきました。


特に細身の原木、ある意味ではよく働いた原木です。


まず原木を立てる所を3mほど伸ばすように仕掛けをしました。
そして、傷みの目立つ原木を別にまとめます。これは奥の方から見ています。


まだシイタケが十分発生しそうな植菌6年目の原木は一番奥に移動します。


そして、奥の方から空いたところに手前の植菌4年目の原木を移動します。


改めて手前から見ると、一番手前に数mの空きスペースが確保できました。


ここに、今年植菌し仮伏せしている原木を、何れ本伏せすることにします。
植菌6年目で傷んだ原木のうち、まだ発生する余力が残っていそうなものをこちらにまとめました。


植菌9年目になる原木もごく一部残っています。
このようにすっかり傷んでしまった原木は処分します。


一旦堆積しボロボロになったところで畑にすき込みます。
これで春の原木シイタケの発生を待ちます。



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