里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

震災復興成った女川を訪ねる

2019年12月17日 | 小旅


東日本大震災からの復興が進んだ宮城県牡鹿郡女川町を訪ねました。
東日本大震災から8年9カ月。復興の情報は未だ続いていますが、女川町からも「復興成った」という喜ばしいニュースがありました。この度、震災後初めて女川を訪れることができました。今年、新しい女川駅が完成し、駅前通りに商業施設が整備されたのです。真正面が女川駅です。
30年近く前になりますが、隣接する石巻で仕事をしていたことがあります。女川は何年ぶりになるでしょうか。
女川町は震災で想像を絶する被害を受けました。これは、まちなか交流館に掲示されていたパネル。


人口1万人の町民のうち亡くなった方は800人以上、3分2の家屋が全壊したという凄まじいものです。ほぼすべてが津波による被災です。哀悼の誠を捧げるのみです。
これが新しい女川駅。温泉付き駅舎として生まれ変わりました。

駅前に商店や飲食店を寄せて綺麗に整備されていました。仮設からの移転が完了しました。駅を背にすると真正面が海、港になります。


地元市場の施設はハマテラスと命名。
お昼はおすすめの女川丼をいただきました。海鮮丼と言っていいと思いますが、鮮度抜群、ボリューム満点で、文句なしに旨い。値段も1,300円とリーズナブル。三つ星です。


復興成った女川に、沢山の人が訪れてほしいものです。
途上、石巻市にある道の駅「上品(じょうぼん)の郷」を訪れました。ここは、温泉のある道の駅として知られています。


品揃えも豊富で多くの人で賑わっていました。


帰り道、ちょっとだけ松島に立ち寄りました。


おやつに焼きガキをいただきました。松島特産のカキは、小ぶりながら身が引き締まり、濃厚なことで知られています。


充実した一日となりました。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
kazさんへ (beru)
2019-12-17 10:09:38
こんにちは。
今日は朝から雨降りです。
3、11の災害の時私は娘の神奈川の家に居て凄く揺れて慌てて外に飛び出しました、あれから9年近くになるのですね、女川町の方々の復興にどれだけのご苦労があったことでしょう、綺麗な街並みになって良かったですね。
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beruさんへ (kaz)
2019-12-17 13:14:56
コメントありがとうございます。
こちらは曇り空で、時折小雨がぱらついています。
復興成ったといっても、細かいところでは方々で工事が行われていました。そして、新たな街に人を呼び戻すのには大変なご苦労があると思いますね。
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