里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

たまねぎの育苗

2018年09月10日 | 畑:土物類

 たまねぎの苗床です。パオパオという不織布をトンネル状に被覆しています。



 9月8日に播種しました。雨続きのため畑の具合を見ていたのですが、晴れそうにもないので、合間を縫って、湿りすぎているところを強引に苗床を作り、播きました。
 私の場合、たまねぎの播種期は9月第2半旬と決めています。たまねぎは、冬越しの際、育ちすぎて苗が大きくなりすぎるととう立ちが多くなりますし、小さすぎると玉が大きくなりません。播種期が大変大事になります。生育は天候にも左右されますから、結果を見るまでわかりませんが、後で後悔しないように、極力9月6~8日の内に播くようにしています。黒マルチ栽培ですので、経験的に、当地ではこの時期がいいという判断です。
 品種はタキイ種苗のネオアース1品種のみ。過去には2~3品種作っていましたが、数年前からはこの1品種に絞っています。中晩生の品種ですが、マルチ栽培ですので5月末位からは十分に食べられます。肌がきれいで、何といっても、貯蔵していても3月いっぱい萌芽しません。

 トンネルの内部はこんな風になっています。
 播種後に、もみがらくん炭をかけています。通常ですと、播種後、必ず灌水しますし、その後も度々灌水しますが、くん炭を被覆することで、土が固まるのが抑えられます。もっとも、今年は灌水の必要もありませんが。また、アルカリ性のくん炭は酸性に弱いたまねぎにとっても悪くないようです。







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