里山悠々録

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今年のアスパラ菜は強い

2023年01月07日 | 畑:花菜類

今年のアスパラ菜は強い。未だ良いものが穫れています。
10月20日頃から主枝(親茎)の収穫が始まり、11月には子茎(1次側枝)、12月になると孫茎(2次側枝)が順調に穫れてきました。


現在穫れているのはほぼ全てが孫茎です。


これまでも冬を通して穫れ続けたことがありましたが、かなりの暖冬の年でした。今年は暖冬とまでは言えません。
昨年はかなり早い時期から外葉に白い斑点が目立ち、今頃は傷んで良いものは穫れなくなっていました。
今年は出だしで僅かの株に白い斑点が見えたものの、その後は出ていません。
追肥や土寄せの効果もあったようで、外葉も未だ青々としています。


やはり、しっかりした株作りをすることが第一と改めて実感出来ます。


冬野菜に共通するのは、寒さに遭うことで次第に体内濃度が高まり耐寒性が増すことです。
とは言え、天候の影響は大きい。態勢が整わないうちに強い低温に遭うと大きなダメージを受けます。
12月初めに-4℃まで下がり、かなり強い霜が降りました。11月の気温が高かっただけ相当危険、これが数日続けば確実に凍害を受けたでしょう。
アスパラ菜が凍害に遭うと茎がシンナリし、復帰できなくなります。ここで何事もなかったのが幸いでした。


その後の気温は最低気温が0℃前後、-2℃程度までで止まっています。
寒さはこれからが本番ですが、耐寒性が着実に増しているはず。
今頃の孫茎の丈はぐっと短くなるのが普通。今年は伸びています。


主枝(親茎)は数芽残し、わき芽(子茎)は2、3芽、孫茎も2、3芽で切っています。


すでに沢山収穫した株もあります。


穫り跡が20本くらいになった株も見えます。


数株穫れば手頃な量の茎が穫れます。


気温が低いため収穫遅れを気にすることもありません。今年は長く穫り続けられそう。






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