本画仙 色紙
過日、高原の水芭蕉を楽しんできました。
小さな水の流れの中に群生する純白の姿を見ると、嬉しい気分になります。
大概は標高の高いところにあり、空気も澄み周囲の風景に溶け込んで、人の心も清々しくなるのでしょう。
下界の澱んだ不快なものから一時逃れられます。
そして、特徴的な姿は画にしたくなる植物でもあります。
花のように見える白い部分は花ではなく苞。正確には、その形から仏炎苞と言うらしい。
花は苞の中の棒状の部分。
葉は名前のとおり芭蕉の葉に似ており、太い葉脈が特徴です。
今回、線描きを交えて、葉裏の葉脈を強調してみましたが、少しやり過ぎでしたか。
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