里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

サヤエンドウとソラマメの簡易な誘引

2024年04月18日 | 畑:豆類

サヤエンドウに花が咲き始めました。


ほぼ平年並ですが、この伸び具合、茂り具合をみると蔓ぼけ気味。


蔓ぼけとはあまりに栄養生長が良すぎると花の咲くのが遅れ実(莢)の肥大が悪くなる現象です。
この場所が昨年キュウリの跡地だったことが相当影響しているようです。
不織布のべた掛けを外し、支柱を立てる際に大分枝の整理をしたつもりでしたが。
それでも蕾は沢山見えるので、次第に花数は増えてくるでしょう。
サヤエンドウの支柱には篠竹を利用しています。里山には篠竹が沢山あります。
サヤエンドウの両側に篠竹を立てていますが、横にも篠竹を挟んで支えにしています。
この横の篠竹は一度少し上げています。さらに丈が伸びてきたので2段目の横竹を挟みます。


横に挟む篠竹は縦の支柱には使えなくなった古いものでも十分です。


篠竹は細くしなるため容易に挟むことが出来ます。
この横竹を挟むことでサヤエンドウは外側に倒れにくくなりスムーズに誘引出来ます。
下方の脇にはみ出た枝は切り戻します。分枝は多すぎるくらいなので不足することはありません。


確かにこのくらいの草丈なら本来はもっと花が咲いていてよさそうです。


蔓ぼけ気味なことは間違いなさそうですが、一方、生育旺盛なくらいが長く沢山穫れる傾向にあります。


枝を支えるのに多少苦労しそうですが、その時は対応を考えます。
こちらはソラマメ。


数段目の花が咲いているので、こちらはむしろ進んでいます。
暖冬だったため不織布を外した際は想定を超えて伸びていました。
そこで簡易な方法で早めに誘引することにしました。
所々にしっかりしたパイプ支柱を立て地上20㎝くらいのところに横にテープを張り支えにしました。


その後、湿った重い雪が降った際、茎がこのテープに掛かり運悪く枝折れが出てしまいました。


さらに伸びてきたので横に2段目のテープを張って簡易な支えにします。


テープに茎の節を掛ければより誘引されやすくなります。


この後は生育が進んだらテープを少し上げれば2本で大丈夫でしょう。
このような弱い枝は整理し、最終的に枝は7、8本確保されています。


枝折れしたものも併せて整理しました。


こちらのソラマメの方はサヤエンドウとは対照的に着莢してくると茎葉の勢いが弱まりそうです。
株元に2度目の追肥をしました。経費節減のため在庫の硫安と苦土石灰を混合したものです。


さらに管理機で土寄せしました。倒伏防止のためにも鍬で土を株元にしっかり寄せます。


この後、丈が伸びるようなら腰の高さくらいになったところでピンチします。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿