里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

プール育苗'22~シートを剥ぎ入水を開始

2022年04月18日 | 水稲プール育苗

プール育苗の稲は種播き後10日目。
プールへの入水を始めました。
急に強い直射に当てると葉焼けを起こす心配があるのでハウスの屋根には遮光シートを掛けています。
被覆物を取り除きます。まず、シルバーポリトウを剥ぎます。


ラブシートが盛り上がり、薄ら緑がかっているのが分ります。ラブシートを剥ぎます。


綺麗に揃いました。


本葉1枚目が完全に展開。早いものは2枚目が伸び始めています。
種播き後は夏日になるなど気温が高く、生育が進んだようです。


やや徒長気味かもしれません。前日にシートを剥いでもよかったようです。
しかし、ここ2、3日は一転気温が低かった。
昨年は葉先焼けが散見されましたが、今年は全くありません。
このように、まだ種籾が見えるところが多少あります。


少し気になるので、再度覆土を補充しました。


例年なら南側ベットのサイドに近いところが少しだけ遅れるのが普通です。
東西向きのハウスでは南側サイドのあたりの気温がどうしても低くなるからです。
この左端の部分。


今年は他と殆ど変わりません。数日夏日のような天候が続いたためでしょう。
例年なら苗箱を反転させ調整しますが、今年は必要ありません。
いよいよ、プールに入水の開始です。


ホースの口のところに付けた金具はホースが動かないようにするための重し。
入水は、全ての育苗箱の上に水が上がるまでやります。
均平はとれているはずですが、多少の高低差はあります。
そこで目安は、一番深いところで苗が水没しないこと、そして一番浅いところで苗箱の上まで水がくること。
ここが最も高いところのようです。箱の縁がまだ水に浸かっていません。


これで箱の上まで水がきたので入水完了です。


ベットの高低差はせいぜい1㎝。均平はよくとれています。
もう一方のベットに同様に入水します。


これで最初の入水が無事終わりました。


入水時間は水道の蛇口全開で、両ベットとも30分強でした。


2回目の入水は数日後になります。
但し漏水などが絶対ないとは言えないので、注意はします。
ハウスのサイドビニールは大雨や暴風など特別なことがなければ、昼夜解放です。
プール育苗では水の保温効果によって苗が伸びやすくなるからです。



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