里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

土作り中の畑を再び耕耘

2025年02月04日 | 畑:果菜類

我が家の畑は殆どが粘土質土壌です。特に強い粘土質の畑は冬期間は休ませ土作りに専念することにしています。
全面を行うのは大変なので前年畝間(通路)だったところを今年畝にするように段取りします。
毎年同じところが畝にならないようにすることで連作障害の回避も期待していますが、効果は不明です。
11月半ばに切りわらに木炭や石灰窒素を加えすき込みました。その後1ヶ月くらい経って再度耕耘。
繰り返し耕耘することによって空気が供給され腐熟が進み土に馴染んでいくのです。
それからさらに1ヶ月半ほど経過しています。


繊維分もかなり細かくはなっていますが、まだはっきりと見えます。


冬期間の作業は天候に左右されます。大雪に見舞われれば手の付けようがなくなります。
日本海側は大雪になっているところも多いようですが、当地はここまで降水量自体が極端に少ない。
近くのアメダスデータで12月と1月の2ヶ月合計の値が降水量55㎜(平年値101㎜)、降雪量13㎝(同58㎝)、最深積雪5㎝(同13㎝)となっています。
それにしても少ない。降水量が半分、降雪量に至っては1/4以下です。
もともと西高東低の冬型の気圧配置が続く限りは多少雪雲が流れ込む程度で大した積雪にはなりません。
危ないのは冬型の気圧配置が崩れて南岸低気圧が北上するとき。東京にも雪が降るようなときです。
10年に1、2度と言ったところですが、重いドカ雪に見舞われ痛い目に遭うことがあります。
過去の経験則から言って今冬のようなときほど危ない。それでもある程度は降ってもらわないと困るのです。
仕事はやれるときに早めにやっておく方がベター。ベストではなくベターを目指します。
と言うわけでまずは再び耕耘します。
その前に有機肥料を散布します。


バーク主体の市販のものです。


畝になる位置に帯状に散布。地力が高まることを期待。


トラクターでゆっくりと深く耕耘。


繊維分はさらに馴染んで細かくなり均平度が高まりました。


切わらをすき込んだ当初に比べると雲泥の差です。




まだ組織がはっきりと分かります。


こちらも再び耕耘。


これでほぼ土に馴染み腐葉土化するでしょう。


越冬時の耕耘作業は終えたので取り敢えずは一段落。



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