里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

蔓なしサヤインゲンが鈴成り

2022年07月11日 | 畑:豆類

蔓なしサヤインゲンを1週間ほど前から穫り始めました。
4月28日に我流省力直播き、5月25日に間引きし、ほぼ2本立て
品種はカネコ種苗の「スーパーショット」と若干の「さつきみどり2号」。
鳥害や強風で傷められましたが、今は見かけ上はほぼ解消しました。


ケアレスミスで株間が広くなり、株数が予定の2/3に。
畝間が蔓ありインゲンの畝に合わせているため、畝間は広々。


今年は支柱も省略しようかと思いましたが、やはり風当たりが強い。
結局、株の両側に廃材パイプを使い支柱を設置しました。
支柱がないと倒れやすいだけでなく葉が茂り枝も垂れて収穫がしにくい。
これなら収穫するのが楽にできるでしょう。


予定より広い株間になりましたが、上から見ると葉が茂り株間はほぼ埋まりました。


上からは莢が着いている様子は分りません。上の方には花が咲いています。

葉を少しかき分けてみると、莢の着いている様子が分ります。


横から見るとこのようによく見えます。


さらに葉を少しかき分けてみると、鈴成りになっています
蔓ありとの違いはここで、短い節のところに集中して成り込みます。


当地方のような寒冷地では、直播きで早くから穫ろうとするときは蔓なしが有利です。
穫り頃の莢から花、蕾と凄い数です。株間が広くなった分歩留まりは良くなっている可能性があります。
昨年「スーパーショット」と「さつきみどり2号」を半々ずつ作り比べてみたところ、「スーパーショット」が良かったので、今年は殆どがこれです。
「さつきみどり2号」はわずか残っていた古種分。
昨年の印象では「さつきみどり2号」の方が若干早く、一挙に成り込みます。
「スーパーショット」はバランス良くトータル的に穫れるようです。
最も違うのは莢の姿。
「スーパーショット」は曲がりが少なく、綺麗です。よって収穫もしやすい。
少し穫ってみました。


まだまだ穫れますが、後は助っ人に任せます。
スジなしの丸莢で軟らかく、何にでも利用できますが、とどめはやはりお浸し。


こちらは蔓ありサヤインゲン。


蔓なしサヤインゲンの後を受けて穫れるように播いています。順調のようです。



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