ナスは収穫が始まって40日ほど、正に収穫最盛期と言ったところ。
当地は空梅雨。気温が異常に高いため生育のスピードが速く、実の肥大も早い。
品種は中長なすの「くろべえ」。
仕立て方はごく一般的な3本仕立て。
一番花の着いている親枝と、その直下のわき芽2本を伸ばし主枝としています。
品種は中長なすの「くろべえ」。
仕立て方はごく一般的な3本仕立て。
一番花の着いている親枝と、その直下のわき芽2本を伸ばし主枝としています。
誘引と整枝は簡易な方法で行っています。
そのまま枝を伸ばしているため、今年はより伸びています。
過去に切り戻し剪定をしたこともありますが、結果がよくありませんでした。
昨年非常に伸びたので、今年は畝間を20㎝ほど広げ支柱も少し高くしました。
誘引は畝の両側に設けた横パイプを上げていく簡易な方法です。
1回目の支柱上げからまだ20日ほどながら、かなり枝が伸びてきたので2回目の支柱上げを行います。
横パイプは適当な間隔に立てたパイプ支柱にフックバンドで止めています。
1回目の支柱上げからまだ20日ほどながら、かなり枝が伸びてきたので2回目の支柱上げを行います。
横パイプは適当な間隔に立てたパイプ支柱にフックバンドで止めています。
枝が横の直管パイプに密着すると、誘引止めしなくても枝は動かず垂れ下がりを防げます。
フックバンドは完全には止めていないので、下から軽く叩くだけで簡単に上がります。
フックバンドは完全には止めていないので、下から軽く叩くだけで簡単に上がります。
この後も横パイプを上げるため、フックバンドは完全には止めません。それで問題なく持っています。
今回20㎝くらい上げました。
反対側の横パイプも同様に上げます。
別の畝の片側の横パイプを上げました。
反対側の横パイプも上げ、これで簡易な誘引は終りです。
次は簡易な整枝を行います。
切り戻し剪定をしていないのでわき芽が伸び出し、次第に混んできます。
簡易な整枝とは「ふところ枝」の整理のことで、これが最初です。
簡易な整枝とは「ふところ枝」の整理のことで、これが最初です。
「ふところ枝」とは、株の内側に向かって伸びた枝のこと。
「ふところ枝」を整理し、光を株全体に入るようにします。
上からのぞき込むようにすると、混んでいるところが分ります。
「ふところ枝」を整理し、光を株全体に入るようにします。
上からのぞき込むようにすると、混んでいるところが分ります。
中心の支柱や主枝が見えるように中心に伸びている枝を切ります。
このくらいの「ふところ枝」の整理になりました。最初なのであまり多くはありませんでした。
簡易な誘引と整枝が終わりました。
今年は気温が高いので黒マルチを少したくし上げ、切り藁を追加し厚めに敷きました。
追肥は速効性肥料をバラ撒いていますが、雨が降らないことには効果は期待できません。
果実は品質の良いものがよく穫れています。
この中長なすの「くろべえ」は柔らかく非常に美味しい。
例年、更新剪定もすることなく穫り続けますが、今年もそれで異常な酷暑を乗り切れるかは不安があります。
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