本画仙 色紙
篠竹(しのだけ)を水墨画で描きました。
竹は水墨画ではよく描かれる題材ですが、たいがい孟宗竹などの太い竹かと思います。篠竹採りをしたので、敢えて細い篠竹を描いてみました。篠竹の特徴はまず細いこと。そして、すんなりと伸び、高さは2メートル程度、高くても2.5メートルです。葉は特に上の方に多く付きます。
何といっても他の竹と違うのは、各節の皮が生長しても付いたままだと言うことです。他の竹は生長すると皮は剥がれて落ちてしまいますが、篠竹はピッタリと付いていていつまでも剥がれません。画にしてしまうと竹の種類までは分りにくくなりますが、篠竹はこれで分かります。
今日は曇り空で時々晴れました。篠竹の水墨画素敵です。
篠竹の感じが良く出ていると思います。爽やかな感じがとてもいいと思います。
こちらは晴れましたが、風が強く寒かったです。
篠竹は初めて描きました。孟宗竹などより描きにくいですが、感じが出ているようなら良かったです。