里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

ブロッコリーの大きな側花蕾が穫れる(側枝を見る)

2024年12月04日 | 畑:花菜類

今年のブロッコリーは2回の植付け予定が、1回目の苗が不調で追加で播き直したため3回となりました。
今では一目では見分けが付かなくなっています。品種は全て「緑嶺」。


種播き7月16日、植付け8月8日、追肥土寄せ9月5日。


今見えている花蕾は全て側花蕾ですが、一見したところ頂花蕾のように見えるかもしれません。
手前の方に大きな葉が沢山伸びているのは全て側枝(わき芽)です。


数日前からこの側花蕾を穫り始めました。
左に見えるのが頂花蕾の穫り跡で、右の花蕾が側花蕾。


このような穫り頃の側花蕾が多くなってきました。
昨年よりはペースが遅くなっていますが、昨年が早過ぎたのでこれが普通。
小生は側花蕾も頂花蕾並の大きな花蕾を穫ることを目標にしています。
昨年は軒並みビッグな側花蕾でしたが、今年はそこまでは行っていません。
それでもM級以上にはなっており、十分満足できます。
言うまでもなく主枝の先に着くのが頂花蕾、側枝(わき芽)の先に着くのが側花蕾です。
頂花蕾を収穫した後、そのすぐ下から小さな側花蕾が穫れてきます。
しかし、これはごく普通の側花蕾で大きな花蕾にはなりません。
大きな側花蕾になるのは株元から伸びた太い側枝の先に着く花蕾です。
この株は中央に頂花蕾の穫り跡、左右に大きな側花蕾が着いています。


この株の根元を見てみます。
中央に見える太い茎が頂花蕾の着いた主枝、左右に伸びているのが側枝です。


この太い側枝は主枝と同じような大きな葉が付き一見主枝と見間違うほどです。
このような側枝が育てば頂花蕾並の側花蕾が穫れる可能性があります。
別の株で。これも大きな側花蕾に育っています。左に頂花蕾の穫り跡、右に側花蕾です。


株元を見ると、中央に頂花蕾の主枝、右手前に大きな側花蕾の着いた側枝です。


このような太い側枝を伸ばすために拘っているのが土寄せ
わき芽の付け根が隠れるくらいがっちりと行います。そこからは不定根が出て主枝のように生長します。
但し、大きな側枝に生長したからといって必ず大きな花蕾になるとは限りません。
天候にも左右されます。2回目以降の側枝からは1回目のような側花蕾を穫るのことは難しいでしょう。
これが2回目のブロッコリー。


頂花蕾は過半穫り終えましたが、まだ残っています。1回目の側花蕾とかち合っています。
1回目の側花蕾を穫ってみました。
右が大きな側花蕾、左が頂花蕾直下に着く普通の小さな側花蕾です。


2回目のブロッコリーの頂花蕾と比べてみます。
右が1回目の側花蕾、左が2回目の頂花蕾。


2回目の頂花蕾よりはやや小さいものの姿も良く直径12、3㎝で立派なAL級です。
これが3回目のブロッコリー。


頂花蕾が大きくなってきました。
1回目のブロッコリーの側花蕾、2回目のブロッコリーの頂花蕾とかち合いそう。
ただ、気温もかなり下がって来たので穫り遅れの心配も少なくなるでしょう。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿