苗は小さく生育もバラついていましたが、早めに植付けてしまいました。
それでもタイミング良く降雨があり活着はよく欠株はありません。
例年に比べると小振りながら概ね良好な生育になっています。
近年はやや生育が進みすぎた姿で越冬するケースが多いので、このくらいが丁度と思われます。
気温が高い傾向が続いていましたが、11月下旬になり複数回霜が降り、気温がー2℃まで下がる日がありました。
その後、再び気温が高めになってはいますが、越冬前の土寄せするタイミングです。
まずは追肥。
昨年は生育が進んでいたため追肥を控えました。大株で越冬するとトウ立ちするリスクが高まるからです。
今年はこの程度の姿なら追肥をして問題ないと判断しました。
畝の両肩に速効性肥料を施します。
次に土寄せ。
土の状態もまずまずなので管理機は使わず鍬だけで行いました。
春キャベツは特に防寒対策は行いません。土寄せが越冬対策になります。
越冬時に問題になるのは気温よりもむしろ強い西風。
根元がぐらつくとダメージを受けます。根元までしっかりと土を寄せます。
根元がぐらつくとダメージを受けます。根元までしっかりと土を寄せます。
南北の畝なので、西風からキャベツの芯を守るように特に西側の土をしっかりと盛ります。
手前方向が西側。
手前方向が西側。
根元の葉が少し東に倒れるくらいの感じに土寄せします。
切りわらや落ち葉も構わず一緒に寄せてしまいます。
左方向が西側。
これまでも覆いをするなどの対応をしたことはありません。
これで追肥土寄せの作業は終了、越冬の準備はできました。
近年暖冬傾向で春キャベツの収穫始めは4月半ばになることが多いですが、目安は4月20日頃です。
こちらは盛んに収穫中の秋キャベツ。
こちらは盛んに収穫中の秋キャベツ。
品種は「あまいキャベツあまみさき」。
大玉になり甘味も増してきました。収穫は年を跨ぐことになりそうです。
大玉になり甘味も増してきました。収穫は年を跨ぐことになりそうです。
こちらは冬キャベツ。
品種は「寒玉キャベツ」。
ほぼ想定したような生育になっています。
年内中に完全結球するものもあるかもしれませんが、収穫開始は年明け。
寒玉キャベツと言えども結球が進み過ぎると凍害を受けるリスクはあるので、急ぎません。
秋キャベツ、冬キャベツ、春キャベツと10月半ばから6月半ばくらいまでの連続収穫が目標です。
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