里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

姿の変ったターサイのトウ立ちが旨い

2020年03月09日 | 畑:花菜類

 ターサイのトウが伸びてきました。
 9月17日に種を播いたターサイは11月上旬から収穫を始めました。ターサイは冬期間に姿がすっかり変化します。収穫始めは葉が立っていますが、寒さが厳しくなるにしたがって葉が広がり、厳寒期には地面に這いつくばるようになります。ターサイに馴染みのない方は同じものとは思えないかもしれません。
 これが11月半ばのターサイ。


雪菜とよく似ています。


 これが1月初めのターサイ。


葉が広がって最大時は直径30センチ以上になります。濃緑肉厚で、葉の枚数が数十枚はあります。寒さに当たることで一層美味しく、栄養も豊富になります。
 この頃が大きさのピークで、その後は厳寒期を経過するごとに外葉が少しずつ枯れ、次第に小さくなっていきます。


 ターサイは味に癖がなく、お浸し、煮物、炒め物何にでも合いますが、例年穫りきれず多数残ります。
 これが2月半ばのターサイ。


 暖冬とはいえ寒冷地ですから、2月半ばくらいになると大きな外葉はほぼ枯れて中心の葉だけになり、ぐっと小さくなります。
 そして、花芽が見えるようになります。


 これが、今のターサイの姿です。
 まだ沢山の株があります。


 トウが伸びてきましたが、程度は様々です。
 これはもう花が見えます。


 蕾のもの。


 まだほとんど立ち上がらないもの。

 ターサイのトウ立ち(茎立ち)は、肉厚で軟らかく旨味があり、自家用として非常においしく食べられます。伸び具合に差があるのは、穫るのが集中せず幸いです。


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