里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

軟らかな菜の花「寒咲花菜」はまだまだ穫れる

2020年03月08日 | 畑:花菜類

 菜の花「寒咲花菜」の収穫が始まって間もなく4ヶ月。
 はじめ頃の外葉は、寿命ですでに枯れています。


暖冬とはいえ2月は結構冷え込む日がありました。さすがに葉色は黄ばんできましたが、実によく働いてくれます。


 9月5日に直播きし、台風19号で酷い被害を受けながらも11月半ばから主枝の収穫が始まりました。
 主枝はもちろんわき芽(子茎)の収穫もほとんど終わり、現在は孫茎の収穫が中心です。


 この株は生育が遅れて、わき芽(子茎)が残っていました。


 穫り跡の凄い株があります。それでもまだ蕾が出ています。
 

 暖冬ということもあって、例年より勢いが衰えないようです。


 花菜はナバナ類では最も弱そうにみえますが、厳寒期をしぶとく耐え、わき芽をしっかりと伸ばしてくれます。丈は短くなりますが、依然旺盛なわき芽が伸びています。


 普通はこれだけ収穫が続くと、株は老化し、葉や茎も硬くなって風味が落ちてくるものですが、この花菜はそのようになりません。むしろ寒さに当たりますます軟らかく、風味も増してきます。


 花から葉、茎まで余すことなく食べることができます。


ナバナ類の中では、一番菜の花という言葉が似合うようです。


 1本1本は小ぶりになってきますが、この花菜を好む人間が多いので、できるだけ倒さず遅くまで収穫します。これから様々なナバナ類、とう立ち菜が穫れてきますが、この花菜は飽きられることがありません。


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