◆【きょうのおすすめ】 『あたりまえ経営のすすめシリーズ』 ”あたり前”なんてあたりまえだろう! これって正しい見方? 
1970年代から半世紀にわたり、顧問契約を主体としました経営コンサルタント業に就いてきました。「【心 de 経営】あたり前のことをあたり前にできる企業”創り”」をコンセプトにしています。 現役最後のライフワークは、これまでの経験の集大成として「あたりまえ経営のきょうか書」をまとめ上げたいと考えています。 先日、ある人から、「なぜ"教科書"ではなく、"きょうか書"なのかを考えてみました」とメールがありました。 「教科書」だと学校のイメージが強く、「固い」表現ですので、沢山の人に読んでいただくために「きょうか書」と柔らかくしているのですねという自己解説がついていました。
私は、平素、「それなりの人は、何かをするときに、それなりの意味を持って行動していますので、それを推測することが、人を見る目に繋がる」ということを言ってきています。 大半の人は、「この筆者は教科書という漢字を知らないのだ」とは考えるでしょう。しかし、この人は、そのように考えないで、私のこの言葉を重視して、上述のように好意的に解釈をしてくれたのです。 多くの読者の皆さんは、お解りくださっていますように、「きょうか書」という表現の一つは「教科書」です。その表記では、「原点に戻り、改めて謙虚に勉強しなおす」という意味を伝えたいのです。 また、同じ「きょうか書」で、「強化書」、すなわち、「あたりまえ経営」を「強化する」ための書物ということを表したいと考えたのです。すなわち「きょうか書」に二つの意味を持たせているのです。 蛇足ながら、経営コンサルタントが持つ”お節介焼き精神”から、付け加えさせていただきました。
これまで経営コンサルティング経験から、見てきたこと、感じたことなどを、その都度、書きためてきました。それをもとに徒然に記述してまいります。「あたり前」のことを書くのですから、読者の皆様はご存知のことです。ただ、行間を読んでくださいますと「別の意味」「別の意図」も感じていただけると思います。書きためたことを大まかに複数の大きなカテゴリーに分類して書いて参ります。書きためたものですので、順不同になっている部分もあります。別項で、すでに触れたことを、異なった視点で再び書いている部分もあります。わがままな書き方でご迷惑かも知れませんが、どうぞ、末永くご愛読くださるよう、お願い申し上げます。 
■「あたり前」って、何なの? ◇「あたりまえ経営」とは「あたり前」を成長させる経営 「経営者・管理職は勉強しすぎるな」ということを、私はしばしば口にします。 頭でっかちで、経営をやっても、良い結果に結びつくどころか、消化不良が処々に散らかっている企業を作ってしまいかねないのです。 核業務をキチンとこなす、すなわち「あたり前のことをあたり前にする」ことが基本です。 その「あたり前」を、年々歳々成長させていくことが企業成長なのです。 十年前と、「あたり前」が同じであったら企業の成長はストップしているのです。 ストップどころか、成長していなければならないところが、同じレベルにいるわけですから、マイナス成長をしていることになるのです。 「あたり前」とは何かを、正しく理解していませんと、『「あたり前のことがあたり前にできる」なんて「あたり前」のことをいっているコンサルタントなんて頼りにならない』ということを平然として言うのです。 自分の至らなさを、自分の口から表明していることに、気がつかないのです。 ◇ 「あたり前のことがあたり前にできる企業創り」をモットーに半世紀もの長い間、経営コンサルタントをしてきました。しかし、「あたり前のことをやっているだけで良いというほど、現在の時代は甘くない」とお叱りを受けることが多々あります。 私が求めている、“真”の「あたりまえ経営」をご理解いただけると幸いです。 ◇ 「あたりまえ経営」とは「あたり前」を成長させる経営 「あたり前」は、人によって、企業・組織によって、皆異なります。 それが成長することは、当人が成長していることになります。 「あたり前」とは何かを、正しく理解することが必要です。」 ◇「あたりまえ創り」にご関心のある企業・組織の皆様 日本経営士協会の「経営士ブログ」担当または下記メールアドレスにご相談ください。 info2@jmca.or.jp https://www.jmca.or.jp/contact/ ◇「あたりまえ経営」シリーズ このシリーズは、下記のようなカテゴリーでお届けするつもりでいます。 気の向くまま、書いて参りますので、今後カテゴリー変更になることもありますことをご容赦ください。 第七章 進捗管理で企業力強化 ”新”管理会計の実践 第八章 四字熟語に学ぶ経営 第九章 経営雑学を経営管理の潤滑油に活かす
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