経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

◆7月25日(火) つぶやき改訂版 「すなあらし」が懐かしい昨今です

2017-07-25 15:09:08 | 【話材】 経営コンサルタントの独り言

◆【経営コンサルタントの独り言】7月25日(火) つぶやき改訂版 「すなあらし」が懐かしい昨今です

平素は、ご愛読をありがとうございます。

「つぶやき」の改訂版ができました。ここにお届けしますので併せてご覧下さると幸いです。

曇り

■ 「すなあらし」が懐かしい昨今です 2017/07/25

「すなあらし」といいましても、お相撲さんの砂嵐のことでも、映画のアラビアのロレンスでもありません。

 かつて、テレビのアナログ放送時代は、放映がない時間帯に、テレビを付けますとザーッという音とともに画面が砂嵐のような状態になりました。

 あるいは三原色を中心とした縦横のストライプのテスト送信画面になることもありました。

 ところが、最近はそれがなくなりましたが、ご存じない方が多くなってきました。

 ひとつには、テレビ放送が24時間放映というのが日常化しているからでしょう。

 2011年7月24日正午にアナログ放送が終了し、デジタル放送に完全移行しました。

  http://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/6093427794cda5801bfd18128e022ba6

 


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■■【経営コンサルタントのお勧め図書】日本の未来を明るく出来る 本当は世界一の日本経済

2017-07-25 13:35:17 | 経営コンサルタントの本棚

■■【経営コンサルタントのお勧め図書】日本の未来を明るく出来る「本当は世界一の日本経済」

 「経営コンサルタントがどのような本を、どのように読んでいるのかを教えてください」「経営コンサルタントのお勧めの本は?」という声をしばしばお聞きします。

 日本経営士協会の経営士・コンサルタントの先生方が読んでいる書籍を、毎月第4火曜日にご紹介します。

■  今日のおすすめ

 『財務省と大新聞が隠す「本当は世界一の日本経済」』

(上念 司著 講談社α新書)

      悲観論で覆われた彼方には「明るい未来を示す真実」が存在する(はじめに)

 最初に著者は、読者に投げ掛けます。『省益に反するという理由で真実を隠す「財務省」、専門的分析力のある人材に欠け、「記者クラブ」で配布される紙を適当に編集し記事にする「大新聞」を信用せずに、改めて日本の問題点の「メタ(meta=一般的情報の背後にある、決断の根拠にできる事実情報)」を探求し、そこにある真実は何かを判断し、日本の将来を見通してみよう』と。

 そこに、「一般的に報道されている問題だらけの日本ではなく、引き続きGDP世界第二位を堅持する明るい日本に出来る真実を見出せる」と著者は言います。

 そのように主張する著者の論拠は、統計的分析、グローバルな経済学説に基づく分析にあり、信頼性の高い指摘と、私は思料し、皆様にご紹介する次第です。

 前置きはこのぐらいにして、著者が主張する、『「日本の明るい未来」を明かす真実』を少しでも多く次項でご紹介します。残念ながらページ数の関係から、一部のご紹介しかできません。又その根拠についても十分なご紹介が出来ません。詳細は是非本書を手に取り、私達の常識が、如何に偏見に満ちたものであるかを、ご納得頂けたら幸いです。

     隠されている真実の覆いを剝がしてみよう

【日本国の財政の嘘(真実は「実質的な借金は100兆円」)】

 著者は言います。『国の財政を貸借対照表(複式簿記)で見てみましょう。この貸借対照表は2年度遅れでこっそり公表されます。平成27年3月末現在で負債総額が1171兆円、資産総額は679兆円。すると、純粋な国の債務は492兆円です。次に重大なことが隠されています。それは日銀の同期末での純資産が290兆円です(計算方法は紹介本を見てください)。これを国の純債務492兆円から引くと残りは202兆円です(日銀は政府の子会社と言えるので連結決算的に処理)。金融緩和策の継続による名目成長率(実質成長率+物価上昇率)の増加によりプライマリーバランス達成で、債務が減少することを考慮すれば、「実質的な借金は100兆円」』と。

 日本人なら誰でも知っている「日本政府はGDPの二倍の借金を抱えており、その金額は約1000兆円、これを国民一人当たりにすると約830万円になる」と、敢えて実態より悪く見せるのは何故か。「その方が財務官僚は権限をひけらかせるし、将来の天下り先も確保できるからね」との匿名のキャリア財務官僚の発言を著者は引用しています。

【5年で100兆円も増加した対外純資産(「世界最強の金貸し」日本)】

 日本の対外純資産(総資産-総負債)は、世界No1です。残高の多い順にベスト・セブンを挙げますと、日本:366、中国:214、ドイツ:154、スイス:99、香港:99、ロシア:40、カナダ:15(2014年12月現在。単位:兆円。)となります。しかも日本は、2009年末には268兆円でしたから、5年で約100兆円増加しています。

 真実の財政状態と合わせ、日本が強固な財政基盤の上に立っている証左であると、著者は言います。

【中国GDPの嘘を示す五つの要因(「真実のGDP世界第二位」は日本)】

 著者は、高橋洋一氏の説を引用し、中国の統計が信用できない5つの理由をあげます。①経済の規模が大きいわりに変動が少ない。②国家統計局と各省・各市の経済統計データが一致していない。③経済成長率8%と発表された年に電力消費が10%落ち込んでいる。④リーマンショックが発生しても失業率はほぼ一定。⑤輸入が10%減っているのに経済成長率が7%近くもある。

 その他著者は、「数字の辻褄が合わない(何か一つの数字を粉飾したために起こる現象)。統計の確報値の出るのが締め日から3週間と異常な速さである(創られた数字を窺わせる)。中国の統計は旧ソ連時代の「技術」によって作られていることから旧ソ連が統計の粉飾によりGDPの規模を二倍に膨らませていた史実を連想させられる。中国歴史上での様々な捏造の事実がある。」などを挙げ、「GDPについても、いまだに日本が世界第二位である可能性が非常に高いのです」と言います。

【「少子高齢化が進む日本は成長できない」は噓】

 著者は、最新のデータを使ってOECD加盟国の出生率と名目成長率をグラフに落とし、相関関数を計算し、0.41と低い数字の結果を得て、出生率と名目成長率の相関は弱いとします。又、少子高齢化が進むOECD加盟国35か国中、約半数の16か国が平均4%の名目成長率を達成していることを挙げ、キャリア官僚たちが政策の失敗を「少子高齢化」にすることを戒めています。

【高齢者医療費を大きく削減した財政破綻の夕張市の奇跡】

 夕張市は2007年財政再建団体に指定されたことはご承知の通りです。同年、公営の総合病院は、17床の診療所になりました。止むを得ない選択として、病院医療から在宅医療へと変換していきます。その結果何が起きたかというと、高齢者の健康状態が改善され、病気が減り、寿命が延び、死因のトップが「老衰」となり、大幅な医療費の削減が実現したとのことです。

 『夕張市の事例などをしっかりと勉強して「まずは私たちの思い込みを無くす事から全てが始まると思います」「日本の未来は決して暗くありません」』と著者は述懐します。

【明るい未来を示すその他の真実】

 他にも色々と「私たちの思い込みを無くす真実」を著者が明かします。詳しくは紹介本をお読みください。

     明るい未来に向けた企業経営(むすび)

 紹介本を読んで、久々に日本の将来に明るさを見出しました。紹介本のように正しい事実が、世の常識となって行き、日本の政治・経済の世界で改革が進み、日本の潜在能力が発揮され、それが名目・実質成長率の伸びにつながっていく事を期待します。

 明るい日本の未来を、企業経営において取り込むには何をしたらよいでしょう。

 著者が指摘するように「思い込みを無くし」「初心に立ち返り」見直しを行い、「経営再構築」をするいいチャンスかもしれません。

【酒井 闊プロフィール】

 10年以上に亘り企業経営者(メガバンク関係会社社長、一部上場企業CFO)としての経験を積む。その後経営コンサルタントとして独立。

 企業経営者として培った叡智と豊富な人脈ならびに日本経営士協会の豊かな人脈を資産として、『私だけが出来るコンサルティング』をモットーに、企業経営の革新・強化を得意分野として活躍中。

  http://www.jmca.or.jp/meibo/pd/2091.htm

  http://sakai-gm.jp/

【 注 】

 著者からの原稿をそのまま掲載しています。読者の皆様のご判断で、自己責任で行動してください。

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■【経営士ブログ 今日は何の日】7月25日 味の素の日 矛盾は楽しむもの 

2017-07-25 11:35:31 | 今日は何の日

【経営士ブログ 今日は何の日】7月25日 味の素の日 矛盾は楽しむもの 


    ※ 前日のマガジン ←クリック

 一年365日、毎日が何かの日です。
 季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。
 これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。
 独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。 詳細 ←クリック
今日は何の日インデックス
  
日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます

■ 味の素の日 矛盾は楽しむもの


 1908(明治41)年7月25日に、東京帝国理科大学(現在の東京大学理学部)教授の池田菊苗博士が、「グルタミン酸塩を主成分とせる調味料製造法」の特許を取得しました。それを記念して「味の素の日」が制定されました。

 池田博士は、うまみの主成分がアミノ酸で、その主成分がグルタミン酸であることを発見され、製法特許を取りました。その特許を元に鈴木製薬所(現在の味の素株式会社)が、味の素という調味料として商品化しました。

 「味の素をたくさん売るには、瓶の蓋の穴を大きくするとたくさん消費され、その結果売上が伸びる」という女性社員の提案を受けて実施した、という逸話があります。

 その真偽は定かではないようですが、マーケティングの視点では学ぶべきものがあります。一方で、ムダな使い方をすることは好ましくなく、もしそれが事実であれば企業イメージという点ではマイナスにもなりかねません。

 世の中は、矛盾の中で生活をしていかなければならないという教えでしょうか。

 私は、「矛盾は楽しむもの」と考えています。

 

■ 【今日は何の日】その他
◇ 天満太宰天神夏祭
◇ 徳島天神祭


【独り言】


 朝、散歩をしていた時に白い桔梗が咲いているので思わず携帯で写真を撮ってしまいました。

 桔梗は、秋の七草の一つで、万葉集のなかで秋の七草と歌われています。花言葉は「清楚」とか「気品」で、紫色が普通ですが、白い桔梗はまさに清楚という感じがいたします。

 咳止めは喉の薬として漢方薬では知られています。サポニンという薬効成分は草花の害虫薬として使われていることもよく知られています。

 NHKのラジオ朝一番という番組がありますが、そこで「今日の花」というコーナーがあり、花言葉とともに、そのは何か変わる歌や俳句が紹介されます。桔梗にまつわるものでは、加賀千代女の

  桔梗の花
  咲く時ぽんと
  言ひそうな

は、私の好きな句の一つです。


 

(ドアノブ)

趣味・旅行のブログ



【経営コンサルタントの育成と資格付与】

since 1951 特定非営利活動法人・日本経営士協会

 日本経営士協会は、戦後復興期に当時の通産省や産業界の勧奨を受け、日本公認会計士協会と母体を同じくする、日本で最初にできた経営コンサルタント団体です。

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7月24日(月)のつぶやき

2017-07-25 10:04:00 | ブログ

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◆【経営四字熟語】これを知っているとあなたは尊敬の眼差しで見られる 実事求是 ウラを取る

2017-07-25 06:57:36 | 【心 de 経営】 経営四字熟語・名言

◆【経営四字熟語】これを知っているとあなたは尊敬の眼差しで見られる 実事求是 ウラを取る

 四字熟語というのは、漢字4文字で構成された熟語で、中国の故事などに基づくことが多々あります。

 ところが、それだけではないのです。

 多くの四字熟語を見ますと、経営コンサルタント歴40年余の目で見ますと、経営に直結する示唆の多いことに気がつきました。

 独断と偏見で、それを皆様にご紹介したいと思います。

実事求是(じつじきゅうぜ) ウラを取る

 中国清朝時代に盛んになった考証学では、「ことを実にして、是を求む」という学風で臨むことを基本としていました。すなわち、あらゆることにおいて、根拠を追求し、それを明示して、論証するという学問追求の姿勢です。

 企業経営において、問題が発生すると、その原因追及をして、再発防止に努めるという姿勢でいることは重要なことです。これがないと企業は悪い方向に向かうことが必定と言えます。

 ある経営者が、自分は社員の声に耳を傾けていると信じて経営をしていました。ところが私ども経営コンサルタントが社員にヒアリングをすると「社長は、我々の思いとは違う、自分の考えだけで経営をしている」という答えが返ってくることが多いのです。


 確かに、その社長は、なにかがあると社員を呼んでは意見を求めています。社員もそれに対して、一所懸命に答えます。ところがその時に「いや、君の考えは間違えている」ということを言い、その論拠を得々と説明して、結局自分の考えを社員に押しつける会話で終わってしまいます。

 社員は、「俺たちの意見を聞こうとするけど、それはジェスチャーだけで、結局自分の考えを押しつけてくる。結果として、俺たちの意向は全然入れられない」と次第に諦めてしまっています。

 経営者自身は、社員に意見を求めた結果、判断していると思い込んでいるだけに始末が悪いです。われわれ経営コンサルタントが、第三者的な立場で、びしっと言わない限り、その姿勢は変わらないでしょう。

 また、ある経営者は、社員の意見を求めるが、自分の都合の良い意見だけを聞くと言うことをやっています。また、この経営者は、一人、あるいは一方の集団の言葉を聞くと、それが全て、それが事実、という認識をしてしまいます。

 我々、経営コンサルタントも時として、ある情報を入手すると、それが正しいこと、事実であるというとらえ方をして、失敗することがあります。

 「刑事は現場百遍」「ウラを取る」という言葉がありますが、これはわれわれ経営コンサルタントにも通ずることと考えています。われわれ経営コンサルタントは、情報は必ずウラを取ることを忘れてはいけないと考えています。

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